風の冷たい朝でした。
15歳になって緑内障のタバサねーちゃんは、遠出を好まなくなってきました。
ひめちゃんは、諏訪神社の向こうの高台まで行ってきました
この夏は、どこも雑草がよく伸びて、お散歩困難な所がたくさんありました。
山上の元蓮田がどうなったか確認したいのですけど、ちょっと行けませんでした。
2020年12月、鼻毛石(旧勢多郡宮城村鼻毛石)を探訪した頃の、小次郎パパです。
パパは14歳半、今のタバサねーちゃんより若かったんですね。
まだまだ、歩けました
小次郎パパのふるさと・鼻毛石の八幡神社から県道に戻ります。
赤城寺(せきじょうじ)の方に曲がると、すぐに目立つ石があります
赤城寺の駐車場にちょっと失礼して、歩いて戻ります。
大きくどっしりした石造物です
何度も通っていますけど、初めて気づきました
「赤城寺の種子十三仏塔」とあります。
種子とは、密教で仏・菩薩などの諸尊や事項を象徴的に表す梵字のことだそうです。
十三仏とは、室町時代に成立した信仰で、閻魔王を初めとする冥土の裁判官である十王と、その後の審理(七回忌・十三回忌・三十三回忌)を司る裁判官の本地とされる仏だそうです。
横に「南無三界萬霊」の文字があります。
その下に、文字がありそうですけど、ちょっと分かりません
十三仏塔は供養塔の一種で、初七日から三十三回忌まで、十三回の供養を生前に供養する仏教行事でもあるようです。
隣の動きのある石造物は、庚申の文字がうっすらと見えます。
まあ、とにかく合掌
道の反対側に、「弘法大師伝説の石 爪引き不動尊⇒」と表示があります。
弘法大師が爪で描いたお不動様があるんでしょうか?
行ってみましょう
まもなく、パワースポットの雰囲気の場所になります。
二十三夜塔の勢至菩薩は目立ちます
鼻毛石の女衆が集まって、二十三夜の下弦の月に祈りを捧げたんですね
史跡の表示のポールが見えます
不動明王らしき方もいます
確かに石から掘り出しているという感じです。
でも、引き爪つまり線描というには、ちょっと立体的すぎるかな?
でもでも、ここには灯籠があります。
不動明王、願主などの文字が見えます。
ここはパワースポットです
とにかく合掌
小次郎パパのふるさとには、人々の願いのこもった石造物があります
この夏、弘法の爪ひき不動尊も再訪しました
赤城寺に、弘法の爪ひき不動尊の幟が何本も旗めいていました。
御朱印が出るのかなとも思いましたけど、法事があったらしく大勢の人です
邪魔にならないように、爪ひき不動尊に参拝しようとしましたけど、草に埋もれてお姿が見えませんでした
初出 2020.12.09 カテゴリー群馬県・旧勢多郡
改稿 2020.10.06