黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

日光裏街道総集編26(鼻毛石の赤城寺)

2023-10-19 20:02:56 | 日光裏街道総集編

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、夕方、笠懸(みどり市笠懸町吹上)のひまわり畑に行ってきました

今期2度目の訪問です。

ひめちゃんは、朝から「お出かけしようよ

午前中は人間の用事があったし、昼間は暑いしで、夕方のお出かけになりました。

ひまわりは盛りを過ぎていましたけど、何人もの人が訪れていました。

毎年20万本のひまわりを咲かせる地域力に脱帽です

 

 

 

この記事の初出は、2020年12月11日です。

その日の、ひめちゃん&獅子丸&タバサねーちゃんの昼散歩からの帰りの写真が、記事の中に残っています。

獅子くん、元気いっぱいで、実家の生活を謳歌していました

タバサねーちゃんも、まだ若かった

 

 

 

地図の55番・引き爪不動尊から県道に戻ります。

種子十三仏塔の脇から、56番・赤城寺(せきじょうじ)境内に入ります。

 

何度か来ていますけど、こちらから入るのは初めてです

赤い屋根の本堂の赤城寺です。

宝篋印塔や五輪塔があります。

りっぱな和尚さんのお墓もあります。

かつては、かなり大きなお寺だったのでしょう。

 

 

ちょっと地味な感じですけど、これが有名な史跡ですね

覆屋の中は、六地蔵の石幢です。

おや、なんだか変です

六地蔵の石幢と併記されている北爪将監(きたずめしょうげん)の供養塔、何処にあるのでしょう?

覆屋の隣が空いています

ここにあったような気がします

 

首をかしげながら、本堂前で参拝です。

おや、何かあります。

何かが変わり始めています。

時節柄、御朱印をと声を掛けるのは控えておきましょう。

いずれそのうちに

 

 

本堂左前のお地蔵様の前に、説明板です。

北爪将監は、戦国時代末期の小田原北条氏に仕えた鼻毛石出身の豪族とあります。

北爪将監は、女渕地衆と呼ばれる人々を率いて女渕城を守ったとか、山上城攻撃に戦功があったとも言います。

戦国の世が終わって、この地に土着したのですね。

 

振り向くと、ありました

そういえば、この方もご一緒でした

供養塔とお地蔵様、本堂右前に移されていたのです

 

後ろからの景色です。

風景に馴染んでいます

本堂の前方から見ても、周囲に馴染んでいます

灯籠の奥で、全く目立ちません。

聞くところによれば、古い時代の石造物は、接着を壊すのが比較的やさしいそうです。

現代はセメダインで接着されているので、接着を壊すのはとても大変だそうです。

作業用のトラックがあります。

何か作業中のようです。

 

 

県道脇の駐車場に戻ります。

門柱に、「八幡山」「赤城寺」とあります。

 

左の門柱の奥に、石造物がいくつかあります。

そのなかで、特にこの方々が目立ちました。

何様だろう?

初めて気がつきました。

 

小次郎パパのふるさとの赤城寺、何度か来ても新発見があります

 

 

 

今年の夏、何度かこの辺りに行きました。

けれども、赤城寺では、あいにくいつも法事があったようで、人が大勢いました。

境内を散策することを遠慮しました。

「爪ひき不動尊」の幟が何本も揚がっていましたけど、御朱印をとも言えませんでした

また、そのうちに訪問してみましょう

 

初出 2020.12.11 カテゴリー群馬県・旧勢多郡

改稿 2023.10.19

コメント
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