昨夜からの徹夜明け。新製品のパネルを日本語に翻訳してフランスのサプライヤーに送った。それが終わったのが今朝の10時過ぎ。さすがにこの歳になると身体にこたえる。まあ、作業のデッドラインぎりぎりだったので仕方あるまい。軽く食事をした後、3時過ぎまで仮眠。起きて、久しぶりに銭湯に行くことにした。心も身体もリフレッシュしてこようという思いである。行ったのは拙宅から歩いて5分の「清水湯」。だいぶ年代ものの建物の銭湯だが、またそのレトロ感がなんともいえない。天井が高く、採光が良いので、日の光が豊かに差し込んでくる。湯は江戸の銭湯だから熱い。しかし、この寒い中、熱い湯の中に身体を浸していると、なんともいえない心地よい気分に浸れる。外は極寒の風が吹く巷である。身体の芯から温まって、見も清潔にしてまずは極楽気分。身体が冷えないようにと、上がりがけに冷水をかぶって、急いで帰宅。家ではビールを開けた。これもまた極楽の一要素である。
寒のうち心も緩む湯屋通い 素閑