昨日、酒仙部長代理が上京して、拙宅に泊まった。なぜ、福岡から東京へ出てきたかというと、ピースボート世界一周の旅に出発するのというだ。最初に、その計画を聞いたときには、驚くやら、呆れるやら・・・左翼に洗脳されそうで非常に心配である。しかし、本人が人生一回しかないのだから、と決意の程を語ると、まあ納得。そこで、出発を祝って昨晩は飲んだ。今日は、生憎の雪で、出発地の横浜港までの足が心配される。二日酔い気味の酒仙部長代理を無理やり起こして、朝飯を食わせ、8時には家を出る。横浜大桟橋まで送っていくつもりだ。渋谷から東横線で日本大通りまで。桟橋まではすぐだった。駅から大きなスーツケースを抱えたお仲間がたくさん歩いている。桟橋に着くと、もう乗船は始まっているようで、係員が混まないうちに早く乗れとせかすが、所定の集合時間にはまだ早いので構内のカフェでしばしのときを過ごす。さて、時間が来て部長代理は乗船。出航時間前の11:30から出港式というものが行われると言うから、期待していたが、なにやら主催者側の挨拶があって、見送りの言葉を唱和しただけで、とりたてて言うほどのなイベントではなかった。12:30船は予定通り出港。岸壁を離れ、だんだん小さくなっていく。今回のクルーズの焦点は世界遺産を廻ることと、黒海をクルージングすることという。最初の寄港地は2月6日のタヒチだ。
寒潮に一人船出す友送る 素閑