昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

オーストラリア人フルーティストと会う

2015-10-03 22:24:52 | お出かけ

先週に引き続いて、オーストラリア人のフルーティスト、ガイ・スカリーズさんと銀座で会った。
銀座の山野楽器で、オカブの三響製の楽器の無料調整会があったので、それに突き合わせた次第。
まずは、銀座四丁目の『がんこ寿司』で昼食。「彩り弁当」の造りと豚シャブ付き2400円也を頼んだが、その豪華さに(一見豪華だが、慣れている日本人にはまがい物はお見通し)スカリーズさんは大満足。それぞれのおかずを解説していく。湯葉は「豆腐の製造過程でできるたんぱく質」と・・・・これで合っているんでしょうかねぇ?
酒を一本取ったが、スカリーズさんはほとんど召し上がらない。酒豪のオージーを何人も知っているので珍しいなと思った。
「素晴らしい!素晴らしい!」を連発して、食事終わり。
この『がんこ寿司』、値段も手ごろで、外国人の喜びそうなメニュー(特に弁当)があるので、軽い接待にはお勧めです。色とりどりのおかずが美しく、数多く盛られているのにびっくりするようだ。まあ当然と言っちゃあ当然。(本当は『天一』あたりで豪遊したかったが先立つものがない)スカリーズさんは料理が趣味。日本料理の妙に興味を持たれたようだ。割主烹従など、あるいは刺身は場合によって造りと言ったり、お向こうと言ったりするなどあるだけの知識を動員して、日本料理を解説する。
次に、山野楽器で、オカブの楽器の調整をしている間、三響の最新モデルの試奏をしてもらった。70周年記念モデルがいたく気に入ったようだが、購入するまでには至らなかった。
そして、鳩居堂に行って、ベタな日本のお土産を物色する。貝合わせの貝などはなんと説明すればよいか戸惑った。お礼にと、家内に匂い袋を進呈される。
そして、さらにお礼で、ドトールでエスプレッソとチョコレートケーキをご馳走になる。
話題は尽きない。実はスカリーズさんはイタリア出身。イタリア人の女性には"La Bella"(Beautiful)と言ってはいけない。 "Mort Bella" (Very beautiful)と言わなければならない、などと教えられる。
スカリーズさんは来月曜日本を発つ。再会を約して夕方別れた。

<がんこ寿司銀座四丁目店>

秋晴れに想うは異国の碧空   素閑