昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

今日の晩御飯・かーたんが風邪をひいた篇

2017-08-14 18:13:11 | お惣菜

つい先ほど三茶の西友に買い物に行って、今日の夕飯を買ってきた。
かーたんのレッスンが夜まで続くので、その合間に早めの夕飯にした。
かーたんは鰻丼と総菜。オカブは鯖の押し寿司である。
オカブも鯖は好きで、特に鯖の寿司は大好きなのだが、いつからこのように好きになったかは分からない。
鯖の押し寿司、関西では・・・というか大阪ではすなわち「バッテラ」と言う。
とにかく関西人は鯖が好きだ。関西のあちこちに鯖の名物料理がある。
オカブは新卒で入社した会社で早々、播州姫路に飛ばされた。
生まれて以来、東京から出たことがないので右も左もわからない。
文化も言葉も異様だ。
ある時、寮の寮母さんが「今晩はキズシにするから」というので、「ああ、そりゃあいいなあ。今晩は鮨が食えるのかあ」と思って、晩の食卓に向かったら、出てきた料理はなんのことはない、ただのシメサバだ。ことほど左様に箱根の向こうとこちらでは勝手が違う。播州姫路で鯖の名物料理と言ったら、おそらく鯖の腐れ寿司が筆頭だろう。つまりは鯖のなれ寿司である。
関西では一年の前半の魚は鯖、後半は鰤である。関東では差し詰め、鰹と鮭と言ったところか?
確かに秋の脂ののった鯖は美味い。関西人が夢中になるのもわかる。
弥次喜多道中の『東海道五十三次膝栗毛』で、京都の芝居小屋で地元の商家の客が鮨を食う場面がある。本文では鮨のことを「おすもじ」と言っている。ここは関西人がケチなことを強調する描写なのだが、鮨の身と飯を剥がして、身は酒の肴に、飯は弁当にしなさいと同行の客が勧める。この鮨が鯖寿司である。
まあ、今は鯖も地中海や大西洋に行って獲ってきたものを食っているので、一年中食える魚だ。
しかし秋の味覚として情趣深いことは今も昔も変わらない。

 

秋鯖や河岸の石床ずらずらと   素閑

 

 



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お使いに行ってきた。

2017-08-14 16:58:20 | お出かけ

かーたんが、風邪をひいて一昨日からほとんど寝込んでいる。
それでも生徒さんに迷惑が掛からないように、予定のレッスンはなんとかこなしているが、とても台所仕事ができる体力は残っていない。
そこで、今日の夕ご飯はオカブの担当。
夕ご飯の担当と言っても、西友に行って巻き寿司を中心に弁当を買ってくるだけだ。
かーたんは体力をつけるために鰻弁当。
下の写真が今日の戦利品。
これを二人で一気に食うって?!
いやいや。万が一を思って、明日の朝食の分も買ってきた次第。
ついでにビールも買ってきた。これは帰ってきてから、かーたんからお目玉を頂戴した。
今日は涼しい。しかし、ジメジメしている。不快だ。
しかし確実に秋はやってくる。

葉鶏頭いぶせき家の薄化粧   素閑


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昼食は賞味期限の切れたカップ・ウドン

2017-08-14 11:40:21 | 俳句

なんだかんだ、書類仕事をしたり、部屋の片づけをしたり、ブログを書いたりで、一つのことに集中できない。
まあ、仕方がない。盆休みである。 そうこうしているうちにあっという間に九月がくる。 ゆっくりと夏の風情でも楽しんでいよう。
そんなわけで昼飯。 とうの昔(一年や二年ではない)に賞味期限の切れた、カップ・キツネ・ウドンを食う。
どうして、そんなに危険なものを食うのかと言われると、オカブの家の家計の事情が許さないから。
油が痛んでいて、異様な味わいだが、なんとか腹が膨れて、カップ麺なりにカップ麺を食った気になったから良しとしよう。
これから何本か電話をかけて、メールを打って今日のお仕事はお仕舞。 なにはなくとも盆休みである。

雨濡るる木槿仏花に供えけり   素閑


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北朝鮮情勢に思う

2017-08-14 10:29:17 | 国際・政治

北朝鮮による、核、及びICBMによる脅迫、挑発が日本、中国、米国を揺るがせている。
中国、北朝鮮、米国の三者関係の状況を見ると、米国が北朝鮮に対して、なんらかの先制軍事行動を取った場合、中国がそれに対する対抗措置をどこまでエスカレートさせるかという観点から予測すると興味深いプロセスが想定できる。
最も極端な例は、米国が北朝鮮に先制核攻撃を行い、中国が米国に対して全面核報復を行うというシナリオだ。この場合世界が米中を中心としてロシアも巻き込んで全面的かつ最終・壊滅的な核戦争に至るという夢物語だが、まずそのような結果はあり得ないだろう。
しかし、米国の先制攻撃の可能性も排除しないで仮定を組み立てると、偶発的な過大な軍事衝突に至ることはないと楽観もしていられない。
中国は合理的判断のできる大人の国と考えたいのは山々だし、おそらく水面下で、米中は最悪の危機を回避するための協議を行っていることは想像に難くはない。しかし、米国の第一撃が中国の想定外だった場合、それに応じて、中国の対抗措置もエスカレーションするであろう。
ただし、米中間の全面衝突は軍事的のみならず、国際経済、国際秩序の維持のためにクリティカルな結果をもたらすことは両国のみならず、周辺国もよく理解しているはずなので、どこで矛を収めるか・・・一旦発生しエスカレートした軍事衝突をどの地点に収束に持っていくかが焦点になると考える。この際には両国の思惑のみならず、世界各国からのプレッシャーも働くと考えられるので(メルケルは明確に米国の軍事措置に反対している)想定以上に平和裏に安定が回復すると思う。
ただし以上に述べたことは、米中間の関係の文脈のみで予測したのみで、北朝鮮の行動は全く視野に入れていない。仮に米国が限定的な軍事介入を行った後北朝鮮がいまだ抗戦能力を有していた場合、ましてや「第二撃」能力を有していた場合は、北東アジアは非常な危機に曝されるであろう。その意味で、北朝鮮の潜水艦がどれだけの戦闘能力を有しているかは非常に興味がある。
他方、中国が北朝鮮の援護のためにいかなる行動を取るかは、中国の国内問題、門閥、人民解放軍の内部事情等、素人には測り知れない力関係が働いているので上記に述べたことは、あくまで非常に単純化した予測の構図であることを付言しておく。
乱暴な言い方で批判に曝されるのは覚悟で言えば、米国が北朝鮮を一撃で仕留めてくれれば、それが最も平和的な手段では?とも愚考する。

撫子に幾万遍の念仏や   素閑


今年の夏は休みがない!

2017-08-14 07:50:44 | 俳句

今年の夏は忙しい。
忙しいと言っても、金が儲かるわけではない。
しかし、やることは山ほどある。
まあ、これまでさぼっていて、やり残した仕事が溜まっているということもあるが・・・
しかし、レジャーらしいレジャーは先月、杉並高井戸の『美しの湯』に行った限りである。
先週出したプロポーザルの答えが明日には返ってくるだろう。
内容によっては、また対応を考えなければならない。
エルさんは昨日、ばーたんにホテルニューオータニに食事に連れて行ってもらったらしい。
うらやましい限りである。
八月もはや中盤である。
頑張らねば・・・・
まずは朝の始業である。

酔芙蓉路地のしずくをくぐりぬけ   素閑