昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

クリスマスですね。

2014-12-21 12:35:52 | 日記・エッセイ・コラム

クリスマスですね。クリスマスは12月25日ではあるのだが、キリスト教会では12月24日以前の最終の日曜日をクリスマス礼拝として祝う。だからこの日には祝会や愛餐会と称して、クリスマスの奉祝のイベントを持つ協会が多い。
オカブは12月13日のエントリーの通り、教会の礼拝に連なることは真の信仰ではない、との啓示を享けたので、今年一年間、クリスマス礼拝を含めて一切礼拝に連なることはなかった。
だから今年のクリスマスも家で一人過ごす。とはいってもかーたんとエルさんが教会に出かけてしまって、所在がないので、昼食に蕎麦でも食ってこようと思う。 蕎麦だけではない、オカブの大好きな蕎麦屋酒。
どこに行くか迷うが、昨日のことで懲りたし、あまり高い金を払いたくないので、いつもの街の蕎麦屋、池ノ上の『三由』にする。代沢小学校を過ぎ森厳寺の前に出る。お参りではないが寺域を覗いていこうと思う。オカブはキリスト教会を信じていないが、もちろん現代仏教も信じていない。 生臭宗教に堕した葬式仏教め!オカブはキリスト教会を信じていないといったが信仰は捨てていない。アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神にひれ伏し聖霊との親しき交わりを得ている。そして既存の教会を自分との関係では否定するが、一般的意味では否定しない。だから一方で、神社仏閣巡りも物見遊山としてはまことに結構なものではないかと決して否定しない。
森厳寺の境内は綺麗に整備されていた。末社の粟島大明神の脇に弁財天のモダンの堂があった。なんの関係があるのであろうか?もう正月の準備が始まっていて門松を立てるのに職人が忙しく立ち働いている。
そして北沢八幡神社に行った。北沢八幡はオカブの家から一番近い神社だが、鎮守の神様ではない。オカブの住んでいるあたりは飛び地なので、鎮守の神様は遠い環七沿いの代田八幡である。もちろんオカブは八百万の神を信じているわけではない。しかし神参りも物見遊山としてはまことに結構なものだと否定しない。
北沢八幡から徒歩十分ほどで池ノ上駅前、蕎麦屋の三由。
この店は10年ほど前に立ち寄って、町の蕎麦屋としては蕎麦の味がすこぶる良かったのでご贔屓にしているもの。
暖簾をくぐるなり、板わさで燗を一本呑む。そして燗をお代わりしてもりを二枚。もちろん手打ちではないがいい歯ごたえの更科風蕎麦。蕎麦を肴に燗をもう一本。板わさ、お酒三本、もり二枚で2,700円。いいほろ酔い加減となって店を出る。 
師走の街はそこはかとなく気忙しかった。

臍曲げて独り身で過ごすクリスマス   素閑 




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