誰でも一回はあると思うが、無限の宇宙の果てには何があるかという疑問を持つことがある。
あるいは、永遠の時間の未来の果てには何があるかという疑問を持つことがある。
どちらも物理学上は答えが出ているそうだが、複雑怪奇な数式や難解晦渋な理論に全く疎い素人には説明されてもどちらも珍紛漢紛である。
しかし、世の中には素人受けする説を唱える学者もいるもので、ある人が人間は、死後その霊が宇宙空間に永遠に浮遊するということを主張した。
全く真偽のほどは分からないが、我々がぼんやり想像している時空の感覚、あるいは宗教的な時空の感覚と一致するものもあろう。
世の中、不思議なことが多くあるが、一番不可思議なものは人間である。
その人間の中で最も不思議なものは自己である。
自分を克服できれば、世の中のすべてのものを克服できる。
由紀夫忌や薔薇十字徒とあるは誰 素閑
三島忌や東都に晴れの光あれ 素閑
憂国忌コップの水の透けるごと 素閑
詩にありて詩神にありて三島の忌 素閑
孤独かな河畔にたたずみ由紀夫の忌 素閑
なまじろきシメールの火や由紀夫の忌 素閑
揺れば揺れ消える炎や三島の忌 素閑
空抜けてオカリナ鳴るや三島の忌 素閑
三島忌や白き館の令夫人 素閑
羽二重の帛織り上げて三島の忌 素閑
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