本日二つ目の霊場に向かう
蔵光院から7km弱で第11番札所である大慈寺にいけるという事で、疲れていたが横手市大森に向かった。
山門には木造の立派な仁王様がこちらを見ている。その向こうには鐘楼門がありとても立派なお寺だ。
概要は、1013年大慈寺は長和2年(1013)に密教寺院として創建されました。元々は今宿にありましが、何度か場所が移り、江戸時代に入ると藩主である佐竹氏一門である佐竹東家の庇護の元、50石の寺領を受け、宝永元年(1704)に現在地に移り東家の香華所としました。東家は特に周辺の新田開発やそれに伴う水路や堰、ため池など事業に尽力を尽くし、19代目義寿はこの地で亡くなり境内には墓碑があります。
ここは、秋田三十三観音霊場の第11番札所になっています。
大慈寺は町中心部から見ると川の対岸にあり、総門、山門、鐘楼門(茅葺の屋根は秋田県では少ない)と3つの門を通って本堂にたどり着きます。
その為、かなり奥行きのある雰囲気があり、本堂は一段高い場所にあり敷地全体が立体的に構成されています。
観音様は2つありました。
聖観音像
千手観音像
です。
佐竹の殿様も祀られています。
耳がよく聞こえない住職さんが、孫1号に丁寧に教えてくださいました。
御朱印をいただきましたが、100円を賽銭箱に入れさせてそれでいいという事でした。孫をダシにしてとてもいい勉強になっています。
なぜ、横手の子供が勉強が出来るのか分かったような気がします。
これで4箇所です。