門松の由来や歳神様について調べていたら恵方詣りという事がでて来まして。恵方巻きは知っていますが恵方詣りは知りませんでした。是非お参りしようと思います。
まずは、恵方参りと2023年の方角について、時期と場所とお祈りの作法についてを確認します。
恵方詣り(えほう詣り)は、日本の正月行事の一つです。
その年の「恵方」の方角にある社寺に1月1日(元日)に参拝して、その年の幸福をお祈りすることを指します。
この、「恵方」とは、陰陽道で、その年の福徳を司る神である歳徳神さまが在位されている方角の事を言うようです。
恵方、は十干に従って毎年方角が変わります。
令和5年、2023年の恵方は 南南東やや南(右) です
私の家は日本海側にあるので南側内陸部が南東にあたるので神社は沢山ヒットします
昔は、立春の日が新年を迎える日であったので、本来の恵方参りは、2月の立春の節分の日にお参りしていましたそうです。
しかし、現在の暦では、元旦の1月1日に新年を迎えます。
なので、1月1日にお参りするように変化してきました。
恵方参りのお祈りの作法についてですが、お参りする神社仏閣に合わせたお祈りの作法に従ってお参りする、というので良いみたいです。二礼、二拍、一礼が基本です。
しかしながら、右手を上にあげ、右手の人差し指で天を指し、左手を下にし、左手人差し指で地を指す、というポーズをとる、まさに、お釈迦さまの有名な「天上天下唯我独尊」の指さしポーズをとる、という作法もあるようです。
これは、天と地と自分をつなぐ、ということを意味します。
そして、この場合、自分の住所と名前をはっきり伝えて、自分が恵方だと唱えます。
さらに、「私にチャンスを、チャンスを見抜く知恵を、そしてチャンスに乗る勇気をください」と唱えます。
このような事をやっている人は見た事がありませんが!
恵方参りには、願いを叶えることができる自分になることができる、知恵とチャンスをつかんで幸せになる、という効果があるとされています。これは、願いを直接叶えてもらうために祈ること、とは違う、ということを認識しなければなりません。
願いをかなえるための知恵とチャンスを掴みに行くのです。
この格好で参拝するのは勇気がいりますが!
更に、恵方参り先で購入したお札を恵方とは反対の方向において、恵方に向けて飾る置き方を恵方置きと言うそうです。
破魔矢の矢の先は恵方の方角に向けて飾ります。
これでさらに恵方参りの効果が上昇するといわれています。
まだ恵方詣りはしてませんが、善法寺あたりが南東にあたるので、行ってみようと思います。