カレンドラ(カレンデュラ)は春から夏にかけて、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるキク科のハーブです。種から育てたカレンドラが咲いてきました。
ラテン語で「月始めの日」を意味する「calendae」カレンダエに由来すると言われています。これはカレンダーの語源にもなっています。また、和名の「唐金盞花」は一般的には「金盞花(キンセンカ)」と呼ばれ、「花の杯」という意味で、花のかたちに由来します。確かに、カレンドラの花を見ると、「杯」に似ています。
カレンドラの花弁には、カロテノイドやフラボノイドなどが含まれ、古代エジプトのクレオパトラの時代のから皮膚や粘膜の損傷や炎症対策に用いられてきた歴史があります。特に中世ヨーロッパでは、花弁を植物オイルに漬けた浸出油は軟膏として使われており、赤ちゃんのおむつかぶれや湿疹、敏感肌の肌荒れや虫さされ、保湿など家庭の常備薬としてもっとも親しまれました。このようにみても、カレンドラは植物療法の分野でも大活躍のハーブといえるのです。
午後から晴れそうなので、花をドライフラワーにします。それをほぐして、カレンドラティーにしたり、化粧水に加工します。
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