「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」絶賛上映中である。
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドも、これが見納め……。
ファンとしては淋しい限りだが、すでに決まったことなので致し方ない。気分を高めるため、封切り前の9月26日に放映された「ダニエル・クレイグ ドキュメンタリー『ジェームズ・ボンドとして』」を見て予習した。
番組は15年前にさかのぼる。6代目ボンドが発表された当時は、「ブロンド」「背が低い」「シュレック顔」といったバッシングを受け、逆風からのスタートだったそうだ。
シュレック、シュレックねぇ……。俳優に人権はないのかと呆れた。
しかし、「カジノ・ロワイヤル」のワンシーンで、海から登場する場面が公開されると風向きが変わる。水着のみをまとい、フェロモンが漂うたくましい肉体美を披露したせいか、次々と賞賛の声が寄せられたそうだ。その中に、「あの乳首を見ろ」というものがあり、声を出して笑ってしまった。やはり、俳優に人権はないのかもしれない。
追い風を受け、確固たるボンド像を確立したダニエル様は、常に涼しい顔でスクリーンに映っている。記者会見の表情と違って、まさに戦う男と化していた。撮影中に骨折などのケガをして、万全ではないときも、クールにふるまっていたというから感心する。
予備知識を仕込んで、先日、ようやく劇場に向かった。
映画はマドレーヌの回想から始まった。
酔っぱらって、ソファーでだらしなく居眠りするマドレーヌの母親は、何やら自分を見ているようでいたたまれない。客観的に見ると、こんな感じなのかもと反省した。
それにしても、マドレーヌは子どものときから気丈だったようだ。だから、ボンドと合うのだろうと納得する。
今回は、どの女性も強い。同じ00(ダブルオー)のノーミは度胸満点でパワフル。
ボンドウーマンに分類していいの? と聞きたくなったりして。
キューバのパロマは、セクシーなドレスが実にお似合いで、目が釘付けになる。
銃を打っても飛び蹴りしても、「なんてキュートなの!」とワクワクした。
最凶の敵であるサフィンは、どこかで見たおぼえがあった。
それもそのはず、「ボヘミアン・ラプソディー」でフレディ・マーキュリーを演じた、ラミ・マレックだったからだ。
こちらも、フレディとは似ても 似つかぬ悪人になり切っていたけれど、そうなっちゃった理由はわかるな、と共感できるキャラでもあった。能面のインパクトありすぎで、思わず目をそらしてしまったが。
ストーリーに、いくつものツッコミどころがあったとはいえ、気にしない気にしない。
劇場内に年配の客が多かったせいか、90分経過後あたりから、トイレ休憩と見られる人が何人もいた。今回は2時間44分もの長さである。もうちょっと短くていいと感じる反面、ダニエル様が最後なのだから長くてよかったとも思う。飲み物控え目に調整するのが一番!
次の休みは「スカイフォール」を観ようかな。
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドも、これが見納め……。
ファンとしては淋しい限りだが、すでに決まったことなので致し方ない。気分を高めるため、封切り前の9月26日に放映された「ダニエル・クレイグ ドキュメンタリー『ジェームズ・ボンドとして』」を見て予習した。
番組は15年前にさかのぼる。6代目ボンドが発表された当時は、「ブロンド」「背が低い」「シュレック顔」といったバッシングを受け、逆風からのスタートだったそうだ。
シュレック、シュレックねぇ……。俳優に人権はないのかと呆れた。
しかし、「カジノ・ロワイヤル」のワンシーンで、海から登場する場面が公開されると風向きが変わる。水着のみをまとい、フェロモンが漂うたくましい肉体美を披露したせいか、次々と賞賛の声が寄せられたそうだ。その中に、「あの乳首を見ろ」というものがあり、声を出して笑ってしまった。やはり、俳優に人権はないのかもしれない。
追い風を受け、確固たるボンド像を確立したダニエル様は、常に涼しい顔でスクリーンに映っている。記者会見の表情と違って、まさに戦う男と化していた。撮影中に骨折などのケガをして、万全ではないときも、クールにふるまっていたというから感心する。
予備知識を仕込んで、先日、ようやく劇場に向かった。
映画はマドレーヌの回想から始まった。
酔っぱらって、ソファーでだらしなく居眠りするマドレーヌの母親は、何やら自分を見ているようでいたたまれない。客観的に見ると、こんな感じなのかもと反省した。
それにしても、マドレーヌは子どものときから気丈だったようだ。だから、ボンドと合うのだろうと納得する。
今回は、どの女性も強い。同じ00(ダブルオー)のノーミは度胸満点でパワフル。
ボンドウーマンに分類していいの? と聞きたくなったりして。
キューバのパロマは、セクシーなドレスが実にお似合いで、目が釘付けになる。
銃を打っても飛び蹴りしても、「なんてキュートなの!」とワクワクした。
最凶の敵であるサフィンは、どこかで見たおぼえがあった。
それもそのはず、「ボヘミアン・ラプソディー」でフレディ・マーキュリーを演じた、ラミ・マレックだったからだ。
こちらも、フレディとは似ても 似つかぬ悪人になり切っていたけれど、そうなっちゃった理由はわかるな、と共感できるキャラでもあった。能面のインパクトありすぎで、思わず目をそらしてしまったが。
ストーリーに、いくつものツッコミどころがあったとはいえ、気にしない気にしない。
劇場内に年配の客が多かったせいか、90分経過後あたりから、トイレ休憩と見られる人が何人もいた。今回は2時間44分もの長さである。もうちょっと短くていいと感じる反面、ダニエル様が最後なのだから長くてよかったとも思う。飲み物控え目に調整するのが一番!
次の休みは「スカイフォール」を観ようかな。
↑
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「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
ドキュメンタリーの方も見たいな。
昨今のボンド映画はユーモアが変化しましたね。ちょっとシリアス過ぎるかなぁと。今回私がクスッとしたのは“手榴弾”のシーンかな
でも文字通り待ちに待ちに待ちに待ちに待った最新作、楽しかったです
確かに長い。お酒好きの私は飲むとトイレが近いので、映画館で観る時はお茶なども一切飲みません
ボンドは1代目と2代目がビッグすぎたんですよね。
3代目からは影が薄いです。
ティモシー・ダルトンって人がいたような気が……。
しかし、6代目のダニエル様から盛り返してきました。
逆に、影の薄いボンド作品はレアなので見たくなってきました。
最近はサブスク中心なので、本当に好きな作品じゃないと映画館に行きません。
映画の最後に「ボンドは帰ってくる」の字幕が登場しました。
もちろん英語です(笑)
いい俳優がいたら、続編を作る気なのでしょうか。
イメージって怖いですね。
ZUYAさんがこんなに待ち焦がれていたとは知りませんでした。
ボンドのタイプが変わったので、ジョークも合わせているのかも。
私が笑ったのは、戦う前のボンドがグラスを手にしたとたん、ゴクッと飲んじゃうところでしたね。
ノーミのサバサバしたセリフが新鮮でした。
いいヤツだなぁと感心したりして。
一押しのシリーズ、終わってしまうのは感無量でしょうね。
「ボンドは帰ってくる」期待大ですね。
さて、どなたが?
大々的にCMしているだけあって、興行成績も1位です。
待ち望んでいたファンがたくさんいる証拠かしら。
ダニエル様のあとのボンド、いるのかしら……。
てか、続編ないかも。
たぶん、5作品を収録したDVDが販売されるのではと思います。
買わなくちゃ!