呼子から有田まで、車で1時間半ほどかかる。
有田といえば有田焼。目的地に近づくにつれ、陶磁器の販売店や絵付け体験などの店が増えてきた。
目指すは柿右衛門。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/e9/ac69b67b9e050077488e962b1a6795e0.jpg)
お高いことはもちろん知っている。でも、ひいきである以上、これを見ずして帰れるはずもない。
「トイレに行きたい」
娘の要望通り、まずは建物右のトイレに入った。木目の美しい内装で、鏡には花が彫られており実に雅やか。一流ホテルでも、こんなに華のあるトイレはそうそうない。
建物に入ると、皿、コーヒーカップ、花瓶、箸置きなどなど、柿右衛門の作品が並んでいた。どれもこれも白地に赤が映え、見ていて飽きない。都内でも柿右衛門は手に入るが、偽物も多いと聞く。ここなら間違いないだろう。
「うーん、やっぱり高いな」
値札を見る前から、通りすがりに買えるレベルのものではないとわかってはいた。何百万もする壺などは鑑賞するだけで満足だが、数万円の一輪挿しなら買えないこともない。有田駅付近には陶磁器の販売店が並んでいるから、もっと安くて気に入るものがあるかもしれない。ひとまずここはスルーした。
ところが、有田駅に着くと、目当ての陶磁器店が軒並み休業しているではないか。日曜なのに、観光客が少ないせいかもしれない。情報誌には水曜定休と書いてあっても、入口は閉ざされたまま。18時閉店なのに、15時でも店内は真っ暗。どうなっているのだろう。
そんな中でも、香蘭社は元気に開店していた。素敵なテーブルウエアのセットがあったのだが、置くスペースがない。誰かへの贈り物にすれば、間違いなく喜んでもらえそうだ。
何の収穫もなく、嬉野温泉の宿に向かう。今回は露天風呂付きの部屋が取れたから楽しみだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/4c/a45c8f68813fcf48a83ff20c1249ff68.jpg)
チェックイン後、ロビーでコーヒーを飲んだ。
「あっ、香蘭社のカップだ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/e6/7e3331c3edb42a8cdaf717b7802d1da4.jpg)
有田が近いせいか、ちょっと前に目にした磁器が登場した。
飲み終わると、カップの中の柄も見える。素敵なカップで飲むと、コーヒーがますます美味しく感じられてよい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/c0/aaf8615f469f2b98dbd99079d1752246.jpg)
よく見ると、周りはオシャレな焼物ばかりだった。
栓抜き。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/30/c85c587c32f6d7cba577ec0d3737fdac.jpg)
灰皿。使わないけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/f9/3ca110a13a86d9d941bf6c7f9523796e.jpg)
急須と湯呑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/05/75984bbfbf3783ee3d04e0a08a70bbfc.jpg)
カップ&ソーサー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/94/26553cf44e16744bd548108a9f0b35ac.jpg)
部屋の外にもこんなものが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/ec/13a1d7f22bc6e9f77dc93e3e87b32f4b.jpg)
味もさることながら、夕食の食器も見ごたえ十分だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/6f/c58038399175e9eacf324a555cdadbc0.jpg)
佐賀牛~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/f0/e79d218ef5e45a392b4d32e52ca5c4fd.jpg)
嬉野温泉は美肌の湯として名高い。
大浴場、部屋の内湯、露天風呂にたっぷり浸かると、本当にツルツルのお肌になるのがありがたい。しかし、娘は翌日友達とカラオケでオール、肌荒れして帰ってきた。
「ひ~、ガサガサ……。一日しかもたなかった」
私はまだツルツルだし~。
たぶん、有田焼に囲まれた喜びで、相乗効果を発揮したのだろう。
次回は吉野ケ里歴史公園をお届けしま~す!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/18/b2b19eb2db2595e3407c99e2498c999f.png)
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クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
有田といえば有田焼。目的地に近づくにつれ、陶磁器の販売店や絵付け体験などの店が増えてきた。
目指すは柿右衛門。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/e9/ac69b67b9e050077488e962b1a6795e0.jpg)
お高いことはもちろん知っている。でも、ひいきである以上、これを見ずして帰れるはずもない。
「トイレに行きたい」
娘の要望通り、まずは建物右のトイレに入った。木目の美しい内装で、鏡には花が彫られており実に雅やか。一流ホテルでも、こんなに華のあるトイレはそうそうない。
建物に入ると、皿、コーヒーカップ、花瓶、箸置きなどなど、柿右衛門の作品が並んでいた。どれもこれも白地に赤が映え、見ていて飽きない。都内でも柿右衛門は手に入るが、偽物も多いと聞く。ここなら間違いないだろう。
「うーん、やっぱり高いな」
値札を見る前から、通りすがりに買えるレベルのものではないとわかってはいた。何百万もする壺などは鑑賞するだけで満足だが、数万円の一輪挿しなら買えないこともない。有田駅付近には陶磁器の販売店が並んでいるから、もっと安くて気に入るものがあるかもしれない。ひとまずここはスルーした。
ところが、有田駅に着くと、目当ての陶磁器店が軒並み休業しているではないか。日曜なのに、観光客が少ないせいかもしれない。情報誌には水曜定休と書いてあっても、入口は閉ざされたまま。18時閉店なのに、15時でも店内は真っ暗。どうなっているのだろう。
そんな中でも、香蘭社は元気に開店していた。素敵なテーブルウエアのセットがあったのだが、置くスペースがない。誰かへの贈り物にすれば、間違いなく喜んでもらえそうだ。
何の収穫もなく、嬉野温泉の宿に向かう。今回は露天風呂付きの部屋が取れたから楽しみだ。
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チェックイン後、ロビーでコーヒーを飲んだ。
「あっ、香蘭社のカップだ」
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有田が近いせいか、ちょっと前に目にした磁器が登場した。
飲み終わると、カップの中の柄も見える。素敵なカップで飲むと、コーヒーがますます美味しく感じられてよい。
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よく見ると、周りはオシャレな焼物ばかりだった。
栓抜き。
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灰皿。使わないけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/f9/3ca110a13a86d9d941bf6c7f9523796e.jpg)
急須と湯呑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/05/75984bbfbf3783ee3d04e0a08a70bbfc.jpg)
カップ&ソーサー。
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部屋の外にもこんなものが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/ec/13a1d7f22bc6e9f77dc93e3e87b32f4b.jpg)
味もさることながら、夕食の食器も見ごたえ十分だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/6f/c58038399175e9eacf324a555cdadbc0.jpg)
佐賀牛~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/f0/e79d218ef5e45a392b4d32e52ca5c4fd.jpg)
嬉野温泉は美肌の湯として名高い。
大浴場、部屋の内湯、露天風呂にたっぷり浸かると、本当にツルツルのお肌になるのがありがたい。しかし、娘は翌日友達とカラオケでオール、肌荒れして帰ってきた。
「ひ~、ガサガサ……。一日しかもたなかった」
私はまだツルツルだし~。
たぶん、有田焼に囲まれた喜びで、相乗効果を発揮したのだろう。
次回は吉野ケ里歴史公園をお届けしま~す!
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「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
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