イギリスの登山家ジョージ・マロリーの名言が好きだ。
「なぜ、あなたはエベレストに登りたいのか」と問われ
「そこにエベレストがあるから」と答えた。
もっとも、私は「そこに山があるから」と教わったのだが、これは誤訳らしい。
おかげ様で、当ブログは今回で1000回目の更新を迎えることができた。平成20年4月26日から始めたブログだが、週2回の更新ということもあり、9年半もかかった。
更新にはエネルギーがいる。内容にもよるが、旅行記や展覧会の感想などには一番時間が必要で、2時間前後パソコンとにらめっこをする。逆に、腹筋が鍛えられるくらい笑ったこと、にわかには信じられないくらい驚いたことなどは、30分もあれば書ける。日曜の更新は楽しみながらできるのに、木曜の更新はツラい。フルタイムの仕事を終えてからだと、頭の回転も鈍く、四苦八苦しながら仕上げている。
「よくやるねぇ。やめたくならないの?」
「ないない、一度もない」
友人たちは呆れ顔で、しつこくしつこく駄文を書き続ける私に、少々引き気味である。最初の頃は、読んでくれていたけれど、すっかり飽きられたようで、今では話題にも上らない。それが普通の反応なのだろうか。
何の報酬も得られないのに、睡眠時間や自由時間を削ってまでして、どうして私はブログを書くのだろう。
「そこにネタがあるから」
これを理解してくれる人が、どのくらいいるかはわからない。でも、マロリーだったら、大きく首を上下させて共感してくれたと思うのだ。
ネタがないときの更新は困る。残り少ない歯磨き粉のチューブを絞るように、脳を刺激してネタをひねり出す。たいていの場合、食べ物ネタになるのは仕方あるまい。言いたいことや伝えたいことが活字となり、読み物として完成したときの喜びは、ミニストップのプレミアム和栗モンブランソフトを食べたときよりも大きい。
以前の私だったら、1000回記念のご褒美に、自分へのプレゼントを買っていたことだろう。
でも、今、一番欲しいものは睡眠時間であって、お金では買えない。
「そうだ、たまには早く寝よう」
昨日は帰りが遅くならないようにして、19時には夕食にありついた。一応1000回記念だからと、コーヒーリキュールを引っ張り出して、カルーアミルクを作る。
甘くて美味しい。とても幸せである。
手早く弁当の下ごしらえをすませ、11時には布団に入ることができた。起きるのは5時だから、6時間も眠れる計算になる。
ところが、1時頃に目が覚めた。覚えていないけれど、何だかとても怖い夢だった。
再び眠りに落ちたはずなのに、また目が覚めた。今度は2時45分。
一体どうなっているんだ!?
「……カルーアミルクだ、きっと」
このところ、家では全然お酒を飲んでいない。珍しく摂取したアルコールには、覚醒作用がある。だから、途中で2度も目覚めてしまったらしい。
「なにやってんだか」
ご褒美のぐっすり睡眠はおあずけだ。キイイ~!
さてさて。
じゃあ、今夜こそ、たっぷり眠りましょうかね。
ネタを提供してくださる皆さん。
拙い文章を読んでくださる皆さん。
めでたく1000回目の更新を迎えることができたのは、皆さんのおかげです。
そこにネタがある限り、私は書き続けていきますので、応援よろしくお願いいたします。
おやすみなさいませ。
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
「なぜ、あなたはエベレストに登りたいのか」と問われ
「そこにエベレストがあるから」と答えた。
もっとも、私は「そこに山があるから」と教わったのだが、これは誤訳らしい。
おかげ様で、当ブログは今回で1000回目の更新を迎えることができた。平成20年4月26日から始めたブログだが、週2回の更新ということもあり、9年半もかかった。
更新にはエネルギーがいる。内容にもよるが、旅行記や展覧会の感想などには一番時間が必要で、2時間前後パソコンとにらめっこをする。逆に、腹筋が鍛えられるくらい笑ったこと、にわかには信じられないくらい驚いたことなどは、30分もあれば書ける。日曜の更新は楽しみながらできるのに、木曜の更新はツラい。フルタイムの仕事を終えてからだと、頭の回転も鈍く、四苦八苦しながら仕上げている。
「よくやるねぇ。やめたくならないの?」
「ないない、一度もない」
友人たちは呆れ顔で、しつこくしつこく駄文を書き続ける私に、少々引き気味である。最初の頃は、読んでくれていたけれど、すっかり飽きられたようで、今では話題にも上らない。それが普通の反応なのだろうか。
何の報酬も得られないのに、睡眠時間や自由時間を削ってまでして、どうして私はブログを書くのだろう。
「そこにネタがあるから」
これを理解してくれる人が、どのくらいいるかはわからない。でも、マロリーだったら、大きく首を上下させて共感してくれたと思うのだ。
ネタがないときの更新は困る。残り少ない歯磨き粉のチューブを絞るように、脳を刺激してネタをひねり出す。たいていの場合、食べ物ネタになるのは仕方あるまい。言いたいことや伝えたいことが活字となり、読み物として完成したときの喜びは、ミニストップのプレミアム和栗モンブランソフトを食べたときよりも大きい。
以前の私だったら、1000回記念のご褒美に、自分へのプレゼントを買っていたことだろう。
でも、今、一番欲しいものは睡眠時間であって、お金では買えない。
「そうだ、たまには早く寝よう」
昨日は帰りが遅くならないようにして、19時には夕食にありついた。一応1000回記念だからと、コーヒーリキュールを引っ張り出して、カルーアミルクを作る。
甘くて美味しい。とても幸せである。
手早く弁当の下ごしらえをすませ、11時には布団に入ることができた。起きるのは5時だから、6時間も眠れる計算になる。
ところが、1時頃に目が覚めた。覚えていないけれど、何だかとても怖い夢だった。
再び眠りに落ちたはずなのに、また目が覚めた。今度は2時45分。
一体どうなっているんだ!?
「……カルーアミルクだ、きっと」
このところ、家では全然お酒を飲んでいない。珍しく摂取したアルコールには、覚醒作用がある。だから、途中で2度も目覚めてしまったらしい。
「なにやってんだか」
ご褒美のぐっすり睡眠はおあずけだ。キイイ~!
さてさて。
じゃあ、今夜こそ、たっぷり眠りましょうかね。
ネタを提供してくださる皆さん。
拙い文章を読んでくださる皆さん。
めでたく1000回目の更新を迎えることができたのは、皆さんのおかげです。
そこにネタがある限り、私は書き続けていきますので、応援よろしくお願いいたします。
おやすみなさいませ。
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「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)