娘のミキに、「一度も花火大会に連れて行ってもらったことがない」と言われ、今年は隅田川まで足を運ぶことにした。
夫も誘ったが、「人混みは嫌いだ」と逃げられる。
ずるいヤツめ……。
隅田川花火大会は、桜橋下流から言問橋上流までの第一会場と、駒形橋下流から厩橋上流までの第二会場で同時に行われる。はたして、どちらに行けばよいのだろうか。地元に住む同僚に、様子を聞いてみた。
「第一会場のほうがいいんじゃないですか。第二会場は浅草付近だから、きっと混雑して危険ですよ」
ニュースによると、毎年100万人近い人出となるそうで、考えただけでも恐ろしい。勧められた通り、第一会場を目指して家を出た。
押上駅で降りると、スカイツリーがすぐそこに見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/ac/5f92dd7d7cf1f8ab958bd0b5f0b8cbac.jpg)
6時半を回っていたが、空はまだ明るい。路上には、すでに場所取りをしている人が何人もいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e9/f7e2e5c7180b85ce7587b5f45cd582a1.jpg)
隅田川はまだまだ先だが、駅から離れると、大混雑に巻き込まれそうで不安だ。終わったら、さっさと電車に乗って帰りたい。スタンバイしている人がいるなら、ここは花火が見えるスポットなのだろう。「この辺でいっか」と、私たちも準備をした。
花火大会は、鉄道会社も真っ青になるくらい時間に正確だ。7時5分きっかりに、「ドーン!」という轟音とともに、夜空に大輪の花が咲き始めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/4b/7e80cb38da411b56dc3b2119a7e9c4b4.jpg)
「おおっ!」
デジカメを空に向け、何度もシャッターを切ったが、花火を写すのは難しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/a4/9ce59ba9ff3ab4ea2f2d55e2e3532536.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/28/cbb8d6c9727797b67f53d5590c770348.jpg)
連写モードにも挑戦した。しかし、ボツばかりで、納得のいく写真が撮れない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/40/17d1242d0e91a223b78116a2fff33d68.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/1c/3b68ec46912ad9db3e309f0e9af3141a.jpg)
「キレイだね!」と娘は大喜びだ。まあ、写真が撮れなくても、肉眼で見えればそれでいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/53/d7a45d2fdf615f2f8ce48b7f486a0984.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/9f/4866316bf932d0c7c90d774ab9de5b88.jpg)
花火コンクールもあり、見事な作品には拍手が起きたり、大きな歓声が上がったりした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/94/e3de00b9a389c9dafa9d21651139eb28.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/22/0c7cbed2dd5f69b85c4ebf521ba0ba8f.jpg)
コンクールのあとは、「ポケモン花火2012」というタイトルの花火である。赤半分、白半分の円状となっていて、どこがポケモンなのかと首をかしげていると、通りかかった学生が、大きな声で答えを言った。
「モンスターボールだ!」
なるほど、たしかにモンスターボールに見える。
しかし、撮れなかったのが悔しい……。
カメラもよくないし、私の技術も未熟だから、こんなものだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/8b/b560f07fc00e4afe3d23df2095156160.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/6d/5fbc47b8c2a2f0fbf66c56cdb1d64150.jpg)
クライマックスに相応しく、「大江戸カーニバル」「隅田川 千紫万紅の花嵐」は実に華やかだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/29/f7f0f8ac7df2a3e07c8fec2bc43b8796.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/f3/6669648209486c48358cdcba170faaeb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/1e/026c7e016ad60bb979993b5d722fc27c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/41/bc85b0bad41827be36ea36d9dea55676.jpg)
すべてが終わったら、時計は8時半ピッタリを指している。本当に時間厳守で驚きだ。
すばやく押上駅に向かうと、構内にはロープが張られ、駅員が総出で誘導に当たっていた。これから、ますます混雑するに違いない。
「すごく楽しかったよ。来年は、もっと近くまで行ってみたい」
娘は大満足だったようだ。私も花火大会は20年ぶりだから、久しぶりに光の花束を目にして、気分が高揚していた。来年は、時間や混雑のことは考えず、思う存分楽しみたい。
半蔵門線に乗り、大手町で降りる。今年はまとまった休みが取れないので、旅行の予定がない。せめて、都内でゆったり過ごそうと思い、パレスホテル東京に宿泊した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/f2/8627f8fd05e9eb93565ea1016ad05ad0.jpg)
55平方メートルの部屋で、ルームサービスを頼み、のんびりくつろぐ。
皇居のお膝下だからだろうか。天井には、菊を思わせる照明が下がっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/9a/19d28be5d547360a6fe9bd827779de0f.jpg)
花火の続きみたい……。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/18/b2b19eb2db2595e3407c99e2498c999f.png)
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
夫も誘ったが、「人混みは嫌いだ」と逃げられる。
ずるいヤツめ……。
隅田川花火大会は、桜橋下流から言問橋上流までの第一会場と、駒形橋下流から厩橋上流までの第二会場で同時に行われる。はたして、どちらに行けばよいのだろうか。地元に住む同僚に、様子を聞いてみた。
「第一会場のほうがいいんじゃないですか。第二会場は浅草付近だから、きっと混雑して危険ですよ」
ニュースによると、毎年100万人近い人出となるそうで、考えただけでも恐ろしい。勧められた通り、第一会場を目指して家を出た。
押上駅で降りると、スカイツリーがすぐそこに見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/ac/5f92dd7d7cf1f8ab958bd0b5f0b8cbac.jpg)
6時半を回っていたが、空はまだ明るい。路上には、すでに場所取りをしている人が何人もいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e9/f7e2e5c7180b85ce7587b5f45cd582a1.jpg)
隅田川はまだまだ先だが、駅から離れると、大混雑に巻き込まれそうで不安だ。終わったら、さっさと電車に乗って帰りたい。スタンバイしている人がいるなら、ここは花火が見えるスポットなのだろう。「この辺でいっか」と、私たちも準備をした。
花火大会は、鉄道会社も真っ青になるくらい時間に正確だ。7時5分きっかりに、「ドーン!」という轟音とともに、夜空に大輪の花が咲き始めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/4b/7e80cb38da411b56dc3b2119a7e9c4b4.jpg)
「おおっ!」
デジカメを空に向け、何度もシャッターを切ったが、花火を写すのは難しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/a4/9ce59ba9ff3ab4ea2f2d55e2e3532536.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/28/cbb8d6c9727797b67f53d5590c770348.jpg)
連写モードにも挑戦した。しかし、ボツばかりで、納得のいく写真が撮れない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/40/17d1242d0e91a223b78116a2fff33d68.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/1c/3b68ec46912ad9db3e309f0e9af3141a.jpg)
「キレイだね!」と娘は大喜びだ。まあ、写真が撮れなくても、肉眼で見えればそれでいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/53/d7a45d2fdf615f2f8ce48b7f486a0984.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/9f/4866316bf932d0c7c90d774ab9de5b88.jpg)
花火コンクールもあり、見事な作品には拍手が起きたり、大きな歓声が上がったりした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/94/e3de00b9a389c9dafa9d21651139eb28.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/22/0c7cbed2dd5f69b85c4ebf521ba0ba8f.jpg)
コンクールのあとは、「ポケモン花火2012」というタイトルの花火である。赤半分、白半分の円状となっていて、どこがポケモンなのかと首をかしげていると、通りかかった学生が、大きな声で答えを言った。
「モンスターボールだ!」
なるほど、たしかにモンスターボールに見える。
しかし、撮れなかったのが悔しい……。
カメラもよくないし、私の技術も未熟だから、こんなものだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/8b/b560f07fc00e4afe3d23df2095156160.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/6d/5fbc47b8c2a2f0fbf66c56cdb1d64150.jpg)
クライマックスに相応しく、「大江戸カーニバル」「隅田川 千紫万紅の花嵐」は実に華やかだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/29/f7f0f8ac7df2a3e07c8fec2bc43b8796.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/f3/6669648209486c48358cdcba170faaeb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/1e/026c7e016ad60bb979993b5d722fc27c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/41/bc85b0bad41827be36ea36d9dea55676.jpg)
すべてが終わったら、時計は8時半ピッタリを指している。本当に時間厳守で驚きだ。
すばやく押上駅に向かうと、構内にはロープが張られ、駅員が総出で誘導に当たっていた。これから、ますます混雑するに違いない。
「すごく楽しかったよ。来年は、もっと近くまで行ってみたい」
娘は大満足だったようだ。私も花火大会は20年ぶりだから、久しぶりに光の花束を目にして、気分が高揚していた。来年は、時間や混雑のことは考えず、思う存分楽しみたい。
半蔵門線に乗り、大手町で降りる。今年はまとまった休みが取れないので、旅行の予定がない。せめて、都内でゆったり過ごそうと思い、パレスホテル東京に宿泊した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/f2/8627f8fd05e9eb93565ea1016ad05ad0.jpg)
55平方メートルの部屋で、ルームサービスを頼み、のんびりくつろぐ。
皇居のお膝下だからだろうか。天井には、菊を思わせる照明が下がっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/9a/19d28be5d547360a6fe9bd827779de0f.jpg)
花火の続きみたい……。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/18/b2b19eb2db2595e3407c99e2498c999f.png)
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)