職場で使っているパソコン、東芝dynabookを開く。

先日、近隣の小・中学校の校長先生宛に会議の開催文を送ろうと考え、文案を考えながらWordを立ち上げた。
「さて、9月の時候の挨拶は何だったかな」
ビジネス文書は挨拶から始まるのが普通だ。検索すると、「秋涼の候」がトップに出てくる。だが、その日の都心の最高気温は33度。まったく涼しくない。
「ダメダメ。他のを探してみよう」
「秋晴の候」なるものもあったが、大気が不安定で雷雨に見舞われることもあり、これまた相応しくないようだ。「白露の候」にいたっては、熱帯夜の連続で朝露の影も形もないから、不適切極まりないと言わざるを得ない。
「そういえば、中学校の校長先生は教科が国語だったわね」
ふと思い出して警戒する。アンポンタンであることは、バレずに済ませたい。
季節外れの暑さは手紙にまで影響を及ぼしているようだ。職員室を出ると、廊下の熱気がムア~。ちょっと歩けば汗がジト~。
「ふうふう、7月に使う挨拶の方がピッタリじゃない?」
たとえば、「盛夏の候」や「炎暑の候」などにしたら、校長先生たちは何度も首を上下に振って、力強く頷いてくれるかもしれない。まあ、やらないけれど。
迷った挙句、私が選んだものは「仲秋の候」である。ちょっと風流で雅な雰囲気ではないか。
そそくさとプリントアウトした開催状を封筒に収め、ポストに投函したら、土曜日から涼しくなってきた。29日の金曜は中秋の名月が拝めるようだし、やっと秋らしくなるのかと嬉しく思う。
クーラーなしで寝られるとは、幸せだなぁ!
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「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)

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「さて、9月の時候の挨拶は何だったかな」
ビジネス文書は挨拶から始まるのが普通だ。検索すると、「秋涼の候」がトップに出てくる。だが、その日の都心の最高気温は33度。まったく涼しくない。
「ダメダメ。他のを探してみよう」
「秋晴の候」なるものもあったが、大気が不安定で雷雨に見舞われることもあり、これまた相応しくないようだ。「白露の候」にいたっては、熱帯夜の連続で朝露の影も形もないから、不適切極まりないと言わざるを得ない。
「そういえば、中学校の校長先生は教科が国語だったわね」
ふと思い出して警戒する。アンポンタンであることは、バレずに済ませたい。
季節外れの暑さは手紙にまで影響を及ぼしているようだ。職員室を出ると、廊下の熱気がムア~。ちょっと歩けば汗がジト~。
「ふうふう、7月に使う挨拶の方がピッタリじゃない?」
たとえば、「盛夏の候」や「炎暑の候」などにしたら、校長先生たちは何度も首を上下に振って、力強く頷いてくれるかもしれない。まあ、やらないけれど。
迷った挙句、私が選んだものは「仲秋の候」である。ちょっと風流で雅な雰囲気ではないか。
そそくさとプリントアウトした開催状を封筒に収め、ポストに投函したら、土曜日から涼しくなってきた。29日の金曜は中秋の名月が拝めるようだし、やっと秋らしくなるのかと嬉しく思う。
クーラーなしで寝られるとは、幸せだなぁ!

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