一本の葦

あんなこと・こんなこと・・・

人生のターミナル

2020-06-14 20:20:00 | 介護・介助


我が家の愛鳥 ミッキー(母の小鳥)


母は昨日無事退院して、家に帰ってきました。
雨が降り、寒いくらいでしたが、猛暑よりは身体は楽でしょう。介護タクシーで車椅子ごと入り、駐車場から雨に濡れずに家の中に入れました。

母はターミナル期(終末期)に達しています。
私の希望、家に帰って好きなものを少しでも食べられたら・・・は、無残にも打ち砕かれました。訪問診療の先生への病院からの診療報告書には、嚥下機能廃絶、と最後に書いてあったのです。
先生から説明されたていたのに、勝手に希望を持っていただけかもしれません。
また、夕方いらっしゃった訪問診療の先生からは、尊厳死を希望しておられるなら、点滴も外した方がいいと思われますが、と促され、動揺しました。

10年ほど前に読んだ、石飛幸三氏の著書「平穏死のすすめ」、そして、最近また読んだ「家族と迎える平穏死」「平穏死を受け入れるレッスン」を出してきて、読み直しました。
自分のため、親のため、この本はおすすめです!

尊厳死を希望している母と私。
この本に共感していました。しかし、自分のことではなく、母のことに私が決定権を持たされると、子供としての希望と自分が望むこととの矛盾した答えを出しがちで、経管栄養も胃瘻も拒否したものの、家での点滴をやろうとしていたのです。

本の中で、点滴や様々な薬を入れ続けた末に亡くなった人は、体が水膨れになります。それに比べて自然に寿命が来て亡くなった人は、体がとても軽くまるで枯れ木のようで、綺麗な死だ、と書いてありました。点滴も延命措置なのですね。
病院では当然のことのように、針の刺さった腕で退院してきた母、私も点滴の仕方など指導を受けましたが、母を痛めつけることにつながっていたのだと、改めて身に滲みました。
母の右手は何日か前の跡がどす黒くなっていましたし、点滴の針が刺されてある左手はむくんでパンパンになっていました。
それを見て、私は点滴もやめようと決心しました。母の苦痛は出来るだけ除いて上げたいのです。

午前中、訪問診療の先生と看護師さんが再び来てくださったので、私の返事を伝え、点滴針を抜いていただきました。
3〜4時間経つと、少しずつ手の浮腫が消えてきています。触っても痛がらなくなりました。

今日の母は、飼鳥のミッキーの声や大好きな越路吹雪さんの曲を聴きながら、穏やかに過ごしました。。。





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準備万端

2020-06-12 11:43:00 | 介護・介助



母の退院日が、いよいよ明日となり、着々と家の中や、介護人の私の準備が整いつつあります。

今日まで3日間、看護師さんから、私への退院後の看護指導がありました。嚥下、誤嚥、体位交換、点滴の仕方、点滴取り付け取り外しの方法、誤嚥による窒息やその対応の仕方、急変時の対応、普段の観察など。

夕方介護ベッドが届くまでに、私の娘や娘のボーイフレンドに手伝ってもらい、家具の位置替えを行い、今は広々としたスペースができました。
ベッドが入ったら、狭くなるのですが。

今まで、私は2階で寝ていましたが、落ち着くまで、母、叔母、私で1階に寝なければなりません。
叔母は、母の退院1日後に帰ってきます。

昨日、看護師さんの前で、母の病室で実際に母の体位交換をさせて頂きましたが、以前ヘルパー2級の資格を取っていたこともあり、スムーズにできて、看護師さんを安心させる事ができました。点滴の取り付け取り外し、交換も、看護師さんの指導が良かったので、合格。
母の耳元で、「明後日退院できるからね。お家に帰れるのよ。鼻の管も無くなるし、手も自由になるから。」と言うと、
うん、と小さくではありますが、返事をしたのです!

わかっているのです!!

周りの協力を受けながら、頑張ろう!!!





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母の退院日

2020-06-11 07:15:00 | 介護・介助





母の退院日が決まりました。
しかし、これには私が怒った些細な事件がありました。

担当の先生が変わった日、新しい担当医とお話しした時、私が8日には退院を希望している話をすると、現在軽い肺炎を起こしているので、薬が効いて落ち着くのが10日からですから、急変とかがなければ、13日か15 日の退院になるでしょう。とのお話を聞いてました。

昨夜先生から直にお電話頂いた時は、今の状態だと13日の退院で大丈夫でしょう。との話でしたので、少し早くなって良かったとばかり、ケアマネさんや訪問診療の看護師さん、介護ベッドの手配などを頼み、子供たちへの連絡も、済ませたところでした。

今日午後に、病院へ看護師さんからの退院後のケア指導を受けに行くと、相談員の方が、ニコニコと
「先生は勘違いされていたようで、今日は別の病院へいらしてるのですが、電話で、退院はいつだったかな?とおっしゃるから、15 日ですよ。と言っときました。15 日退院でいいですよね。ケアマネさんも15 日の方が都合が良いようですし。」と。

冗談じゃない!
昨夜先生から電話いただき、母に何かあったかとドキッとしたら、13日の退院で大丈夫ですとおっしゃったので、早く退院できると、周りに知らせたのですから。
元々、早く退院させていただきたかったので、問題なければ、13日にしていただきたいです!ときっぱりと、言いました。

「明日、先生とお会いするお約束なので、先生にも直接言いますが、怒っていたとおっしゃっておいて下さい。」
と、私もニコニコしながら、言った次第です。

な〜んか、いい加減!

母の経管や拘束を、早く解いてあげたい!
今日の退院後指導は、母の病室で行えましたが、指導中、出来るだけ母の肩に触れていました。
しばらくぶりで会った母は、以前廊下で会った時と比べたら、少し目に生気が戻っていたようでしたから、一日も早く退院させてあげたいです。

退院後は、本格的な介護に入りますが、窓から庭が見え、小鳥のミッキーの声も聞こえ、拘束もなく、苦しいであろう鼻からの経管も取れ、自由になった母に少しでも好きなものを食べてもらいたい、と思っています。

山のような不安を押し除けて、

なんとかなるさ!!
大丈夫!
一人じゃないし!

と、何度も自分に
       言い聞かせています。。。





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人生の岐路

2020-05-20 21:45:00 | 介護・介助


病院の近くで見た「ザクロの花」
花言葉は  円熟した優雅さ


非常事態宣言中に起きたハプニング、母の入院。

面会、付き添い禁止!(コロナ対策)

入院中の方々や、その家族の方の不安や心配、苦悩がよくわかります。

私は家族として、なすすべもなく、イライラするばかり。

防護服を着てでもいいから、面会したい
とお願いしても、無理のようでした。

先生からは、母が水分を取らないから、経管栄養を、鼻から入れたほうがいいのではないか、との診療提案がありました。
一度は断ったけれど、入院の治療中は、母の為に無理やりでなければ、とお願いしました。昨日は退院後は点滴のみで看ると返事をしましたが、今日ナースセンターに行くと、目を覚ましたり、寝たり、お名前も言ってくださることもあります。という報告を聞き、少し希望の光が見えました。

それなら治療終了後、リハビリ病院に転院してあげたほうがいいのでは?でも、リハビリ病院も、面会も付き添いもできないし。。。

鼻からの経管栄養を入れながら、飲み込み練習して、徐々に菅を外すことも可能だというので、寝たきりでなければ、家でリハビリすることも可能なのでは?

しかし、認知症の母が、鼻経管を抜いてしまったり、点滴も抜いてしまうことを考えると、それを四六時中見張るのは、大変なこと。食事の支度や、洗濯、掃除、買い物はどうする?

叔母はどうする?毎日デーサービスに行ってもらうのはいいけれど、私が母のそばに寝て、叔母はどこに寝るの?

問題が山積みです。
悩みます。

一番いいのは、退院までに、口から食べられるようになること!

なんとか飲み込むことができるようになりますように。

最悪は、訪問の看護師さんや、ケアマネさん、ヘルパーさんに助けを借りて、家で介護していくしかないのかしら、と思っています。

母や叔母がずっと元気であるはずはなく、我が身も同じくですが、少しでも、母や叔母、私にも、より良い方向への決断が出来るよう、考えを模索しながら、退院までの状況を見守りたいと考えます。

状況を報告として聞くだけ、というのは本当に難しい。

COVID-19の感染流行のお陰で、人生最大の試練を迎えています。

自分自身の人生の岐路に際して、選択する難しさよりも、肉親の岐路を左右する決断は、難しすぎる!


神は乗り越えられない試練は与えない、と言います。これまでも、乗り越えてきたから、きっと、大丈夫!!



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救急車に乗る

2020-05-16 21:55:00 | 介護・介助


5月の誕生花 芍薬 母も私も5月生まれ
英名 ピオニー


今朝、母の便失禁で、またもやバタバタと母をシャワーで洗い、着替え、食卓についてもらいました。
洗濯物は後回しにして、朝食を叔母とともに済ませて、体温を測り、薬も飲んで、今日はデーサービスのお迎え前に、余裕がある。
と思っていたら、デーのお迎えが来た時、母を促すと、いつもと違う。
椅子の上で右に傾き、左手でテーブルを触っている。右手が動かない。呼んでも反応がない。声も出ない。

え???

これは脳梗塞?と思い、叔母だけデーに行ってもらい、救急車と思いましたが、一応かかりつけ医に電話しました。
即来てくださいましたが、以前救急車を呼んだので、今回もそうした方がいいのでは、とその場で救急車を呼びました。
救急車はなかなか発車してくれません。診察券と保険証を渡し、沢山の質問。
病院での受け入れOK。
毎月行っている病院へ着きましたが、またまた沢山の書類にサイン。入院手続きに行って、またサイン。ナースセンターでまた記入、サイン。書類の多いこと!

母は、救急車が到着までに、少し右手が動くようになり、少し安心。でも呼びかけには反応しません。病院では、右手もよく動くようにはなったのですが、点滴を取ろうとしてしまうし、毛布を盛んにいじっていました。集中治療室で最後に会った時は、ベッドに拘束され、手も動かないように繋がれて、手袋をしていました。

救急車に乗って来てしまったので、車がなく、雨も降って来てしまい、バスと電車とタクシーで帰ると言ったら、ケアマネさんが車で迎えに来てくださり、助かりました。
叔母はとりあえず、私が病院に呼ばれることもあるかと、デーのお泊まりをさせていただくことにしました。

私が付き添いでいられれば、拘束されなくてよかったのに。COVID-19の感染予防対策のお陰で、関係ない入院でも、家族の面会も立ち入りも禁止です。
ナースセンターまでしか行けなくなってしまいました。母の様子はナースセンターで聞かなければわかりません。入院の用意も、ナースセンターで看護師さんに手渡しです。

家族がそばにいれば、食欲も湧くかもしれないのに。
回復も早いかもしれないのに!

COVID-19のせいだ!!

回復を祈るしかありません。。。






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トイレ水没?事件

2020-05-07 22:30:00 | 介護・介助

朝起きて、トイレの前で固まる。
あ、あ〜〜〜!!

なんということか!
トイレが冠水、水がドアの外まで出ていました。そして、その只中に、叔母が立って「これ、どうしたのかしら?こんなになってたの!」と。

便器の中は、汚い水で溢れてるし。
とにかく、叔母を救い出し、トイレの外で濡れたルームシューズを脱いで、部屋で待っていてもらい、ゴム手袋をして水を汲み出し処理。
トイレの中には、母のリハパン用パットが詰まっていました。

母は最近、食欲が増し、喜ぶべき状態だったのですが、排便時が大変でした。

またまた、床、下着、パジャマ、シーツ、毛布、掛けカバー、母の足まで大汚れ。
トイレ掃除が終わったら、母をシャワーで洗い、着替え、椅子に座ってお茶を飲んでいてもらいました。
それから床の掃除を先に、洗濯は後回しにして、朝食の用意!
あぁ、怒れないストレスマックス、心拍数も上がる。

2人を送り出して、またも手洗い洗濯〜洗濯機洗濯、洗濯日和の良い天気に救われました。

今日から5日間2人のお泊まりなので、その間に、神経を鎮め、精神の安定を取り戻したい。

午後は友人とウォーキング。
住宅地から里山の方へ、木々の緑、里山の風景、小鳥の歌やカエルの歌に、癒されました。







十二単ジュウニヒトエ


本日は、早寝をいたします。
おやすみなさい。。。




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自分へご褒美

2020-04-28 10:50:00 | 介護・介助




ハーッ、今日は朝から母の介護で大変。
寝ている間に、排便があったようで、それをいじったか、体、リハパンはもちろん、下着、パジャマ、靴下、毛布シーツが大汚れ。

朝食前に処理し、朝食用意、こんなところに居たくない、何にもなくなっちゃった、殺される、とかぶつぶつ言っている叔母も起こして、食べてもらい、デーサービスに2人を送り出しました。

少し休んで、汚れ物を手洗い。もう一度洗濯機で洗っているうちに、ほっと一息つきたくなり、✨美味しい、ちょっと贅沢なパナマ・ゲイシャ(エスメラルダ農園)の極上な珈琲✨を自分ご褒美に入れました。
cafeで飲んだら、一杯¥2000.-以上・・・

ストレス軽減には、時々、自分ご褒美は必要ですね。
大食は身体に良くないけれど、出かけられない分、少し贅沢してみちゃうのも、いいかもしれません。








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結果通知

2020-04-12 22:50:00 | 介護・介助


最近、我が家によく来る シジュウカラ


チュピー、チュピー!とさえずって
可愛らしい。


先月3月 11日、市役所から、母と叔母の認定調査員が、我が家を訪れました。
介護認定変更届を出したからです。
しかし、調査の方が来たら、母も叔母も元気良さそうに、叔母などは足もしっかりとなり、ちょっと!ちょっと!!いつもと違うでしょ。という具合に、頑張ってました。調査の方も、そんなお年寄りをたくさんみているらしく、わかってくださったようです。叔母は自分の名前も言えなくなって、救いを求めるように私の顔を見るので、困りました。
一通り質問しながら本人たちの様子を見た後は、二人に部屋で休んでいてもらい、私の話をよく聞いてくださいました。二人分なのでずいぶん時間がかかり、調査の方もお疲れのようでした。
ケアマネさんが同席してくださったので、心強く、ほんとうに助かりました。

さて、いつ結果が来るだろうかと、待ちわびていましたが、先月末に結果遅延のお知らせが届き、それからは新型コロナウィルス感染が徐々に広がってきたので、忘れかけていましたが、一昨日結果通知書が届きました。
ポストから封筒を手にした時は、受験生が試験の結果を手にしたときのように、ドキドキしました。結果は・・・
母が、要介護4、叔母が要介護3とやはり介護度が進んで認定されていました。
介護者の私としては、結構大変になってきていましたから、少しほっとしました。これで、少しお泊まりが増やせたり、二人のリハパンの補助が出たり使えるサービスが増えるようになります。
私の体調も落ち着いて、元に戻せるようになるでしょう。
食欲旺盛な二人、共に100歳以上行けそうです。私も頑張らなくちゃ、です。






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踏んだり蹴ったり〜 七転八倒

2020-02-16 00:15:00 | 介護・介助


選定した室内のパキラ、新芽が出て来て
元気をくれます。

熱を出して、デーサービスから帰されて来た母と叔母ですが、叔母はその後微熱に、次の日は平熱に下がりました。
母は、昨日も38.8まで熱が上がってしまったので、急遽訪問診療をお頼みしました。クリニックが混んでいたらしく、15:30頃の診療。私も微熱があったのですが、なんとか平熱に戻り、母だけ解熱剤や風邪薬の処方箋をいただきました。一応母のインフルエンザ検査もしましたが、陰性。私が、まさかコロナではないでしょうね。というと、高熱が明日も下がらなかったら、連絡するように。その検査は日赤でないと出来ないので、考えます。とのこと。

心配は無用でした。今朝には熱が下がり、ほっとしました。
しかし、母は歩けないのに、ベッドを出よう半分ずり落ちたり、目を離すとベッドから落ちていたり、布団を落としていたり・・・

叔母は、寝付くまでぷつぶつとかなり大きな声で、何もかも持ってった、私をあそこに連れてって殺そうって言うんだね。わかってるんだ。どこへ連れてくんだ、家に帰るのかい。上に男がいるんだ。ずっと話し声が聞こえてた。私が邪魔なんだ・・・
と、被害妄想。

私と話すと、単語が出てこないで、私がクイズの答えを探す役で、話しの内容がまるでわからないのに、独り言はよく喋ることができるものだと、感心するものの、聞かないようにと思っても、耳に入ってきて、頭が痛くなり、私の頭の方が変になりそうです。
眠りについてくれると、ホッとします。

二人のトイレ介助も、大変で、私も寝不足で頭痛がするし、ケアマネさんに、SOSの電話で来ていただき、ベッドに、柵を増やそうか、介護用のベッドをレンタルしようか、車椅子をレンタルしようか、とご相談しました。早速レンタル屋さんが夕方来てくださることになりましたが、この際、介護認定の認定変更願いを出すことになりました。介護度が上がれば、点数が増えて、サービスが多く受けられるようになるというので、お願いすることにしました。
介護度が上がったら、特養にも申し込んでおいた方がいい、申し込んでも、何年か待つようですから、とのアドバイスも受けました。

レンタル会社の方が来て、部屋に介護用ベッドが二つ入るか、車椅子が通れるか、測ってくださいましたが、車椅子はベッドの間が狭いし、トイレの入り口付近が狭く無理のようでした。小さな椅子に車がついたような、コンパクトな車椅子があったらいいのに。

一応ケアマネさんとも電話で話し、レンタルは検討中として、介護認定申請書を来週早々に提出するので、書類記入をしてほしいと、今日我が家に書類を届けてくださいました。
書類提出したら、認定が出るまで、私や本人(私が家は二人)と、市役所からの調査の方、との面接から、1ヶ月はかかります。
いつも、試験合格を待つようなドキドキ感です。

3人のために、より良い状況になりますように!!





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踏んだり蹴ったり〜 泣きっ面に蜂

2020-02-13 21:05:00 | 介護・介助


束の間のウォーキングで見た白梅

昨日から、偏頭痛がし、肩が凝り、ひどく疲れていました。

今日は、母と叔母がデーサービスにいくひなので、少し休もうと思っていましたが、朝から叔母のトイレでの失敗で、ケアしたり着替えてもらったり。叔母は下着の履き方もズボンの足入れもわからなくなってきていて、私は頭がおかしくなりそう。おまけに、最近ヨタヨタしてきた足が、もつれて、椅子に座らせるのに二人で倒れそうになりながら、やっと腰掛けてもらいました。
その間に、母がトイレに行くと言い出し、叔母の着替えで少し待っていてもらった間に、母がリハパンを大汚し。はぁー?
母の着替えが終わって朝食が大分遅くなってしまいました。

やっと二人がデーサービスに行ったので、ほっと一息つき、お茶を飲んでから、母と叔母の着替えを手洗いし、一休みしようと椅子に座ったと思ったら、デーサービスから電話で、叔母が嘔吐し、38.1°熱もあるので、おうちまで送ります、とのこと。
きゃ〜、帰ってくるのか。

送られてくると、叔母は私の腕にぶら下がって、足が動きません。ようやく引きずるようにベッドへ行き、寝かせました。
熱を測ると、37.6°しばらく寝ていてもらい、お昼にオニオンスープを作って二人で食べ、ようすをみようと思っていると、再度デーサービスから電話です。

母が気分悪くなり、熱も出てきた、と。
わー、どうなっているのでしょう。
帰ってきた母を寝かせ、しばらくすると、母がトイレに行くという。介助し帰ってくると、今度は叔母です。トイレ介助、歩行介助は、力仕事です。

ようやく二人が寝たので、車で買い物にゆき、しばらく公園の池回りをウォーキングし、気分をリセット。帰り際に桜の木に、シジュウカラやコゲラが飛んできていて、癒されました。


コゲラが、とても可愛いかった。
気分良く帰りました。

夕食は、風邪を吹き飛ばそうと、参鶏湯を作りましたが、二人とも食欲あり。
私の方が食欲なし。試しに熱を測ったら、37.3°
風邪を移された〜〜。
踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂の一日でした。。。
頭が痛みますが、誰かに聞いて欲しくてブログ書きました。

暖かくして、早く寝ます!!!





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被害妄想

2020-02-03 16:50:00 | 介護・介助


冬の間、花を絶やさないセントポーリア


叔母の被害妄想が酷くなってきました。

今朝のことです。

母と叔母を起こして、母の着替えを手伝い

テーブルの前に腰掛けてもらってから、叔

母が起きてこないのでこえをかけると、頭

が痛く起きられないから、私はずっとここ

で寝てる!と口をへのじにして腕組みをし

ています。

熱でもあるのかと、体温計を出し、熱を測

りました。平熱です。頭が痛いのならそっ

と起きましょう。と言いながら首の後ろに

手を入れ、起こそうとすると、いきなり

「ここにいると殺される。夜中私が(ベッ

ドの下を指し)ここにに倒れたら、男が来

て、私に何か飲ませたんだ。私を殺そうと

してる。二階に男がいるんだろ?(二階は

私の寝室で、男などいるはずはないのです 

笑)男の人なんて、いませんよ。

あんたも、私が邪魔なんだろう?

「あ〜〜、私のことが邪魔なんだ。殺され

る〜。」と、枯れた声で叫ぶのです。

「誰も、殺すなんてことしないわよ。安心

して、朝食を食べましょう。」「私は食べ

ないし、どこへも行かない。裸にされてみ

んな取っていくような恐ろしいところには

いかない。」兎も角、危ないので、なだめ

ながら椅子に腰掛けてもらう。

椅子に座っても、腕組みをしたまま、目を

つぶって「何が入ってるかわからないもの

は食べない。二階に男がいるんだ。声が聞

こえてたんだ、あー嫌だ、私が邪魔だから

殺そうとしてる。恐ろしい。」と言ってい

るので「誰も私以外にいませんよ、おかし

いわね、悪い夢でも見たんじゃないの?

昨日の夜は、美味しいと言って楽しく夕食

食べたじゃない」

母はマイペースで、テレビを見ながら食べ

ています。食べわって、母に薬を飲んでも

らい、叔母にも渡して、とにかく薬は飲み

ましょうね。と渡すと、飲んではくれまし

たが、朝食は食べず。


デーサービスのお迎えにいらした施設長さ

んに話すと、被害妄想、進んできてます

ね〜。入浴拒否もその一つなんですよ。お

医者様に話してみたら、薬を変えてくださ

ると思います。とのアドバイス。

う〜ぅ・・・、二人とも少しずつ進行して

るんですね。二人を看るのは無理がある

のでしょうか。私の親友は、さつきちゃ

ん、いい加減にしなさい。身体が悲鳴をあ

げてるのよ!といいます。確かに心臓悪く

しちゃいましたけど・・・。

良くなるはずはないけれど、出来るだけ今

の状態が続いてくれることを願います。。





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母のこと、叔母のこと (^^)

2019-11-27 20:21:00 | 介護・介助



最近は、母の食欲が出てきて、ほっとして

います。

認知症の薬の副作用ではないか、と疑った

私は、訪問診療の先生に、聞いてみまし

た。他の薬に変えても、同じような副作用

が書いてありますから、一時今の薬をやめ

てみましょうか。また、350kcalのエン

シュアを飲むとお腹を下すことが多いの

で、これもやめてみることにしました。す

ると、少しずつ食欲が増してきました。

おかげで、我が家にはエンシュアが3箱(一

箱24缶)以上残っています。私には美味し

いものではないので飲めませんから、必要

になるまでとっておくことにします。その

まま使えなかったとしても、良かった!と

うことで。

また、母はトイレの場所を忘れてしまい、

トイレと書いてある紙も見えません。とい

うか見ていません。私が誘導することにな

りました。そして、トイレの中でも面倒を

ることに。帰り、自分の部屋も分からな

なるので、誘導します。大変ですが、ま

だ自分でトイレに行こうとするのですから

派だと思います。

間に合わず、下着を汚すことが多くな

何回も着替えを手伝っていると、母が

「すいません。ごめんなさい!申し訳あり

ません」というので、切なくなり、「大丈

夫よ。清潔にしておかないと、病気にな

ちゃうからね。」

と、優しい気持ちになります。致仕方なく

リハパンを使い出しました。

叔母は、そんな母に腹を立てて、文句を言

うので、母にそんなことを言っても、忘れ

ちゃってるし、いつ私たちも母のようにな

るか分からないんだから、優しくしようよ

というと、それはそうだけど…とくちご

もっています。


先日、軽井沢の友達から、立派な長芋が送

られてきました。母、おば、私、共々元気

でね、と。早速、とろろ汁と、長芋とささ

身の煮物を作ってみました。母も叔母も気

に入って「美味しい!」と言ってよく食べ

ています。美味しいお芋です。暫くは、と

ろろ汁は定番で、煮物、炒め物、サラダに

と、身体にいい長芋は大活躍しそうです。

ありがたいです。感謝、感謝!!





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冷や汗💦

2019-07-13 10:58:50 | 介護・介助
 
出窓で今年も沢山の花を咲かせてくれた
セントポーリア
 
 
昨夜は、テレビを見ていた母が、急に
 
バッグの中を点検しだし、財布の中に一万円
 
入っていたはずなのに、無い、おかしい。
 
と言いながら、出したり入れたり、他の
 
ものを出したり入れたり。みんな無くなったと。
 
もう寝る時間ですよ。とベッドに誘導して
 
パジャマを着てもらったのはいいのですが
 
一度布団を被った母が、私がキッチンで片付け
 
ものをして戻ってみると、ベッドに腰掛けて
 
またバッグを開け、点検。なかなか寝てくれません。
 
私も眠いから、もう寝ましょう。と不満そうな母を
 
やっと寝かせて電気を消しました。
 
歯を磨いて、寝ようとした時、今週1週間だけ飲む
 
ことになった夜の薬を、飲むのを忘れたことに
 
気づきました。
 
しかし、いつも置いておく所にありません。
 
忘れないように、テーブルの私が座る場所の角に
 
置いてあったはずなのに。片づけものをした時
 
キッチンに置いてしまったか? 二階に持って
 
上がったトートバックの中? もしや、ゴミと
 
一緒に捨てたか? あぁ、私も認知症か?!
 
なんて考えながら、、、?もしや母か?
 
と思うも、なんでも母のせいにしてはいけないね
 
と、反省しつつ、もう一度探す。見当たらない。
 
とうとう、母には悪いけど、暗くなった母たち
 
の部屋に行き、引き出しを開けてみる。無い
 
無い、あったーっ!なにやらそれらしき袋が・・・

引っ張り出し
てみると、私の薬の袋の中にハンドタオルや
 
なにやら入れてあって、引き出しの奥にあったのです。
 
なんということ! やはり犯人は、母でした。
 
それにしても、いつのまに?
 
見つかって、ほんとうによかった!!
 
 
 いやいや、何があるかわからない。

冷や汗💦ものでした!!
 
 
 
 
 
 
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母 叔母 孝行旅行 第4弾

2019-06-13 23:53:30 | 介護・介助


我が家の紫陽花 アナベル


ケアマネさんに「大丈夫ですか?」と言われながら、決行


月曜は土砂降りでしたが、出発の火曜は雨も止み、徐々に

よいお天気になってくれました。雨だとSAで二人をエスコート

するのが、大変だ、と思っていたのです。

助かりました。神様、ありがとう!

今日は三人でお泊りに行くのよ。と三人分の荷物の用意を

車に積んで、お昼過ぎに車に乗り込みました。

行き先は、養老温泉。旅館はいつも違いますが、母と私は

3回目。叔母は2回目。でも、二人は忘れています。

いつものごとく、高速の市原SAでコーヒーブレイク。

4時には、到着しました。

しかし、折角よい温泉があるのに、二人は入浴拒否。

部屋の大きな窓から見える木々の緑が、気持ちいい。

大きな窓?ドア?を開ければ、ベランダのすぐ下の川

のせせらぎが耳にやさしく響きます。二人は「綺麗ね!」

と景色を眺め、お茶を飲みながら、おしゃべりです。

私はその間に、温泉で運転の疲れを取りました。

作務衣or浴衣なのですが、みんなで作務衣を着ることに

しました。夕食はいらないわ、という叔母を、少しづつ

出てくるから、食べたいものを少し食べて、残してもいい

のよ。とやっとその気にさせて食事しましたが、母は

ほんの少し食べ、叔母は結構食べられました。私は珍しく

よく食べ、母の分まで手伝えました。


さて、問題は夜中でした。スムーズにすやすや寝ていて

くれるとは思っていませんでしたが、母は4時頃にトイレに

起きたので、介助しましたが、叔母は3時ころから、無い

無い、無くなった、全部なくなって帰れない、靴も無い

と電気を付けるので、靴は靴箱にあります。私たちスリッパを

履いていたのよ。ここには、人のものを取るような悪い人は

いないから、大丈夫。朝になったら一緒に探すし、すぐ見つかる

から安心して寝てください!と言って電気を消してもらい

ましたが、5分もすると、またブツブツ、無い、無いんだ

こんなところに、来るんじゃなかった・・・と始まりました。

これを3度程繰り返し、やっと寝てくれました。


帰りも、市原SAで農場ソフトクリームでブレイク。

一泊2日のお楽しみお泊り旅行?でした。


お蔭で私は2時間ほどしか睡眠が取れず、昨夜は早いうちから

倒れるように熟睡しました。


今日は自分の時間を、本と本土寺の紫陽花で過ごし、癒されました

旅行は、写真を撮るどころではなかった。

(3人でのショットを、旅館で撮ってもらえばよかったぁ、失敗)


本土寺の デジブック をお楽しみください。

http://www.digibook.net/d/1cc5abfb904b962ca95832b31ca3f6e6/?viewerMode=fullWindow







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不安な、怖い世界

2019-06-09 22:52:00 | 介護・介助
 母の鳥さんも、お年寄り。最近は少し
しか飛べなくなりました。
 
 
叔母は最近、富に独り言が多くなりました。
 
いつも誰か?に話しかけています。
 
大抵は、何かが無い、無い、無い、あー、あれ
 
が無いと私ダメなのよ。誰かが入ってきたんだよ。
 
そういえば、男の声がしたもの。とか
 
まったく、うまいんだよ。取った人はわかって
 
るんだ、お風呂の時に、預かっておきますとか
 
言って、持ってったまま無くなったんだよ。
 
油断も隙もあったもんじゃ無い。等々。
 
私に訴えに来る時もあります。何がなくなったの?
 
いくらあったの?聞いてあげて、いつも行く
 
ところは、大事なものは、持っていかない決まり
 
になっているから、持って行った叔母さんが
 
いけないわね。というと、渋々、納得します。
 
 
先日は、早朝5:00頃、お姉ちゃんが大変だと
 
叫び、狼狽して私を起こしに来ました。私は仰天して
 
さては、母が倒れたか、転んで骨でも折ったか
 
と、飛んで行きました。
 
行ってみると、母はベッドで、スヤスヤ。
 
クローゼットが開け放され、電気がついていた
 
だけ。あーよかった!!
 
大丈夫、寝てるから!クローゼットは母が
 
開けて、そのまま寝ちゃったのよ。
 
となだめて寝てもらいました。ふ〜!
 
 
こんなこともありました。夜8:30頃、母と叔母は
 
電気を消して休み、私が隣の部屋でパソコンを
 
いじっていると、叔母が、急に、大声で、大変だよ!
 
大きな地震がくるよ!!大きな地震!!と騒ぎ
 
母を、起こそうとしていました。
 
私が、地震なんてありませんよ。安心して寝て
 
くださいな!というと、足の方が揺れたような気が
 
したから言っただけよ。ですって。
 
それにしても、大きな声が出ていました。
 
 
母の方は、といえば、トイレに行ったはずの母が
 
いつまでも戻らないので、見に行ったのですが
 
トイレにいません。叔母とどこへ行ったのかしら
 
と話し、玄関の靴はあるか念のために見にいくと
 
そこへ、母がパジャマ姿で入ってきました。
 
え〜、たいへん!真っ暗な中、どこへ行こうと
 
したのか、聞いても訳がわかりません。
 
母は、もう自分の考えを口に出して言えないの
 
です。私の目も見てくれません。やっと目を
 
合わせたけれど、わからなくなった、と言った
 
だけでした。
 
トイレの帰り、自分がどこへ行ったらいいのか
 
わからなくなったから、かも知れません。
 
最近はいつも、トイレの後に洗面所を開け
 
キッチンを開け、ウロウロしていることが多く
 
なりました。昼間お昼寝をしていたのに、トイレ
 
に起きて、そのままキッチンの方からはいってきて
 
テレビを見て動こうとしない時もあります。
 
先日、そんな母に、少しお昼寝しますか?
 
ベッドはこっちですよ。と案内すると、毛布をかけ
 
スヤスヤ。自分の部屋を、ベッドを、忘れる
 
らしいのです。自分の部屋を覗いて、ここに入って
 
いいのかしら?という顔をしている時もあります。
 
 
今日は久しぶりに、手のタクティール(オイル
 
マッサージ)をしたら、嬉しそうでした。
 
 
二人の世界は、とても不安な、怖い世界なのだな
 
と、想像しながら、悲しくなったのでした。。。
 
 
 
 
 
 
 
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