一本の葦

あんなこと・こんなこと・・・

切ない

2013-02-14 22:48:58 | 介護・介助


今朝は曇り。

ちょっと遅刻気味で老健へ急ぎました。

しかし、途中 雲が波打っていて、太陽光を通しとても美しかったので、

車を止めて シャッターを切りました。




写真よりずっと綺麗でしたよ。 午後には晴れましたが・・・。


施設では、(日曜から)インフルエンザが再びどこかから入り込んだらしく、発熱した方や

疑わしい方たちが、お部屋にいらしたので、広間は人数が少なくて寂しかったです。

本日より外部者は面会謝絶になりました。

ということでグループでのミーティングは中止。

すべて個人ミーティングに切り替えました。


娘が近くに住んでいるのにさっぱり顔も見せない!

と嘆いている方。娘さんのところからショートステイできているのです。

ずっと九州で暮らしていたので、夫との暮らし、夫がなくなって寂しくなった暮らしは

強烈な記憶として残っているのですが、娘の家に来て時々老健に来ているという

最近の短期記憶が全くないのです。

通りかかる度に、同じような悩みをぶつけられます。時には、九州に帰るお金が盗まれた!と。

一緒に娘さんの冷たさを嘆いたり、心配したりしているのですが、切なくなります。


娘さんは遠くに嫁いでしまったけれど、会いたい!

という方も。 息子は二人いるけれど、一人はここで働いているからその姿をいつも

見ていられる。だから私はここにずっといるの。と、入所者の男性を指差す。

息子さんの話を一緒にすると、とても幸せそうな目をされます。

こんな時もとても切なくなります。


ご自分の記憶が曖昧になっていることの不安やさみしさを

どうしたら和らげることができるかを、

その方独自の方法で見つけていらっしゃるのでしょう。。。






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