美女と野獣カップルと言われていますが、結婚記者会見を見て、感動しました。
こんな楽しい会見、初めて見ました。
そして、二人を応援したいと心から思いました。
で、会見から抜粋してみます。
──まずは何も話していない蒼井さんから。結婚を決めた最大の理由は?
蒼井:……。
──首をひねりましたね(会場笑)
蒼井:そうですね。お付き合いさせていただいた時から、結婚を前提にという話だったので、そういう風に思えたのはいくつかあるんですけど。一緒にいて、しんどいくらい笑わせてくれたり、人に対しての感動することと許せないことのラインが一緒だったり、金銭感覚が似ていることと、あと、冷蔵庫をちゃんとすぐ閉めるとか。
山里:あのー、今の形で冷蔵庫が出てきたら、出きった感じがするじゃないですか。冷蔵庫をちゃんと閉めるで好きになられたら……。
蒼井:優しい。
──蒼井さんの家に行かれたときは?
蒼井:私の自宅で、会っていただいたんですけど、泣いてくれてました。すごく喜んでくれて。たくさん心配かけて生きてきたので、心の底からうれしかったです。
──緊張しましたか?
山里:むちゃくちゃ緊張しました。あんなに緊張するもんなんですね。「娘さんをください」って。「ください」って言うと偉そうだから、「結婚を許してください」って言おうかなとか。そういうことを悩んで。でも、お父さんもものすごい緊張してて。
蒼井:あんなに舞い上がっている父を初めて見ました。
山里:すごく素敵なお父さんで。(結婚の挨拶が終わって)少し落ち着いてからなんですけど、僕を玄関に迎えに来てしまって、「緊張感を出せなかったなと」。そこから「緊張感を出せなかったなあ」と(お父さんが)心の声を出すようになって。
それで、緊張感を作ろうとしてるんだと思いながら、少し談笑して。で、優さんは昔こんな子だったんだよってお父さんとお母さんが話をして。その後に僕から、「一生かけて優さんのことを幸せにしますので、どうぞ結婚を許してくれませんか」と頭を下げさせていただきましたら、「こちらこそありがとう」と。
で、その後はみんなで涙ぐんだというのがありまして。その後にお父さんが……。
蒼井:いくつかパターンを用意しているから全部やらせてくれと。
──ええーっ!
蒼井:あと2パターンあって。
山里:はい。「娘さんを僕にください」と言ったら、お父さんが「どこの馬の骨かわからんヤツに、娘はやれん!」と言って。そしたら、「ありがとう。では次ね」って(会場笑)
蒼井:一人娘なので、父の夢がありまして……。
山里:それで、真面目にお父さんが「山里くん、もう1パターンは、1回断るけど、それは味わいたいだけで、気にしないでもう1回食い下がってくれるかな」って言われて、「はい、わかりました」と。その横でお母さんがずっと、「ごめんなさい、ごめんなさい」って。
まず「お父さん」と言った時に「君にお父さんと言われる筋合いはない」と。「失礼しました。娘さんを僕にください」と言ったら、「手塩をかけて育ててきた娘を貴様のようなヤツにやれるわけないだろう!」と言って……。
蒼井:(お父さんが)殴ろうとして。それで「お母さん止めて」って。
山里:そしたら、お母さんが「もういいから」って。
蒼井:「そこで優が、全力で『やめて!』と叫ぶ」と言われて。
山里:お父さんの演出です(会場笑)。僕も娘さんの挨拶で3パターンあるって知らなくて、リハーサルのも知らなくて。それが終わったらお父さんが「ありがとう~。楽しかった~」って。すごく良い両親です。
結婚の決め手に、「人に対して感動することと許せないことのラインが一緒。」というのが、良いなあと思いました。
山里さんが、蒼井さんの家に挨拶へ行ったときのエピソードは、微笑ましいです。
会見の抜粋にはありませんが、蒼井さんは、山里家の両親が好きだと言ってました。
お互いがお互いの両親を好きになれるって、素敵なことですね。