ポチの女房

専業主婦のつぶやき

おちょやん 第35回

2021-01-22 21:37:50 | おちょやん
『カルメン』の撮影が、始まります。
当時の映画は、無声なので、台詞が棒読みでも問題なし。
ただし、表情の演技力が問われます。台詞ありより、難しかったかもです。
千代の表情演技では、NGでした。

一平の本修行。
親を超えたいけれど超えられない一平のもがき。
「おやじ超えたいんやったら、おやじのことを知るこっちゃ。」
きついです。
落ち込んだ一平は、千代のところへ。
一平も小暮と同じく、千代に救いを求めたのでしょう。
素直でないところが、憎たらしく思われて、損してます。

小暮が千代を誘って、映画に。いっぱい笑う小暮。
小暮は、千代に、「僕は高城さんのことが、好きだったんだ。」「好きになれて良かった。」
小暮は、千代の気持ちに気づいていないのか、それとも、気づいていないふりをしているのか。
おそらく、気づいていないのだろうと思います。
ふと思ったのは、小暮が高城百合子を好きというのは、女性としてなのか疑問でした。
女性としてというより、女優として好きなのではないかと。

千代にとってのラストチャンス。
父親のことから語りはじめ、「うちは、誰かを好きになんかなれへん。好きにならんでええと思うてた。そうやないて、あなたが教えてくれた。おおきに。あなたを好きになれて良かった。」
お芝居というより体験を話したのですよね。

◎本日のええとこ
監督・ジョージ本田が、千代のお芝居を褒め、出演者スタッフたちが、笑顔で拍手をおくったところ。
千代のお芝居に、皆が感動したということでしょう。

名前がある役で、映画に出られて良かったです。
これも、高城百合子と小暮のおかげです。
カフェ・キネマの店長が、映画をみてくれて涙するところも良かったです。

3年の月日が経ち。
昭和3年(1928)3月
千代は、中堅どころの女優になりました。
名前を見つけてやって来たのは、テルヲ。疫病神じゃ~~~。

※次週への期待度○○○○○○○○(8点)
千代は、ヨシヲのために、女優になったのに、テルヲが千代の名前をみつけるとは。



知ってるワイフ 第3話

2021-01-22 20:37:56 | ドラマ
昨日放送分を先ほど視聴しました。
とても切ない気持ちになりました。
いろいろと考えさせられました。
そんなに期待していないドラマだったのですけど。

元春がタイムスリップして、過去を変えても、縁のある人とは引き合うということのようです。
そして、元春は、澪が元々は、明るくて親しみやすく、仕事もできる女性ということに気づくのですよね。
「夫(表現は違っていたかもしれません)に笑っていて欲しい。」なんて、凄い台詞だと思いました。
ひかれあって、愛し合って、結婚した2人のはずなのに。
最初は、理想の結婚生活だったはずなのに。
だんだんとすれ違っていく様子が、元春が過去を思い出すというシーンで描かれています。
そうすることによって、澪を変えてしまったのは、澪自身がもっていた本性が現れたわけではなく、元春の行動だったということに気がつくのでしょう。
夫婦にとって大事なことにも、気づくのだと思います。
最後は、もう一度タイムスリップして、澪と結婚してやり直す、だったら良いな。