ポチの女房

専業主婦のつぶやき

虎に翼 第122回

2024-09-17 22:01:40 | 虎に翼
朋一のこと、桂場のこと、少年法のことや家裁のこと、考えることが盛りだくさんの寅子ですとナレ。

寅子は、思い切って桂場の元を訪れます。
朋一らの異動について、質問。
桂場が、すべてを指示したようです。「裁判官は、孤高の存在でなければならぬ。」という理由で。
寅子は、「純度の低い正論は、響きません。」「穂高イズムは、どこにいったのですか。」
と言われても、正直、よくわかりませんでした。
不当な異動だということは、わかるのですけど。
桂場自身も苦悩しているのですよね。多岐川の亡霊をみたりして。
痛いところを突かれたのでしょう。

月に一度の法制審議会。
ライアンは、「少年法改正を急ぐ必要があるのか。」と、熱弁。
しかし、改正ありきで始まってますから、寅子たちの言い分が通るとは思えないのですよね。残念ですが。

笹竹で。
寅子、汐見、ライアン。
「会いたいね、タッキーに。」という言葉が、切ないです。
たらればですが、多岐川が生きていたら、きっと法制審議会も、実りあるものになるような気がします。家庭裁判所を愛の裁判所と言ってましたから。
少年法改正に断固反対したでしょうね。

昭和46年(1971)春 家裁少年部に配属される朋一。
義理とはいえ、親子で同じ部署って、本人たちも周りもやりにくいでしょうね。

最高裁調査官である航一が、山田轟法律事務所へ。

☆心に翼
よねが、美位子の話をします。
文字にするのが、恐ろしく悲しくて、書けないような人生。
よねは、「おぞましく人の所業とは、思えない事件だが、けっして珍しい話じゃない、ありふれた悲劇だ。」
「私は、救いようがない世の中を、少しでも、ましにしたい。」
珍しい話じゃないという台詞が、衝撃でした。
ありふれた話なの?こんな話が。
性暴力の話は、最近、よく耳にしますが、それが、珍しくないと言われてしまうと、人を信じることが怖くなります。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)
暗い話が続きます。