ポチの女房

専業主婦のつぶやき

虎に翼 第112回

2024-09-03 21:18:17 | 虎に翼
昭和35年(1960)2月
原爆裁判の争点は、原爆投下が国際法に違反しているか、敗戦後放棄した米国への損害賠償を国が保障すべきか。
次回期日は、8月。

よねは寅子に、「意義のある裁判にするぞ。」。

☆心に翼
竹中は寅子に、「雲野先生に頼まれてね。この裁判を記録して欲しい、世に知らしめて欲しい。そろそろあの戦争を振りかえろうやという裁判だろ。」
本当にその通りです。竹中の記事が世に出て、世論を動かせたら良いですね。

百合の認知症は、進む一方。
余さんの表情が痛々しいです。それだけ、演技しているってことなのですが。
寅子は、更年期障害、百合は、老年性痴呆ではないかと言う航一。
百合のために、図書館で調べてきたようです。当時は、認知症という言葉は、なかったでしょう。

1年半後 昭和36年(1961)6月
百合は、いまだに、のどかが大学生と思い込んでいる様子。
のどかは、銀行員になっています。
星家では、百合の問題以外は、上手くいっている様子。
平日は、お手伝いさんに来てもらっているとか。今で言うヘルパーさんのようなものでしょうか。百合の認知症が、もっとひどくなると、素人では、どうすることもできなくなりますね。

原爆裁判は、結審せず。
原告側の鑑定人に尋問。
国側の鑑定人に質問する弁護側。
よねは、「憲法と国際法及び国際条約の規定では、法的にどちらを上位にお考えですか。」
「戦時中に、今の憲法は存在しません。」
「原告は、今を生きる被爆者ですが。」
こちらも、重いです。

※次回への期待度○○○○○○○(7点)

光る君へ 第33回 式部誕生

2024-09-03 14:18:59 | ドラマ
寛弘2(1005)年
いよいよまひろ宮中へ出仕。
藤原氏の出、為時が式部省蔵人だったことから、籐式部とよばれます。
いつ紫式部に変わるのでしょうか。
藤壺にて、まひろの役目は、物語を書くことです。
周りのざわざわに、集中できないまひろ。
道長に、里で書きたいと申し出ます。が、なかなか許しが出ません。
どうしても里に帰って書きたいと言うまひろ。

彰子を見つけるまひろ。
彰子が、まひろに対して、好きな色は、空の青だと言います。
なぜ彰子は、まひろに心を開いたのでしょうか。
里に下がる挨拶をしに来たまひろに。
里に帰ったまひろは、物語の執筆がはかどります。
よくわかりませんが、物語を作り出すには、環境、大事だと思います。

寛弘3(1006)年
陣定で、伊勢守の人事で、もめます。
右大臣は、平維衡をすすめ、反対する左大臣・道長。
道長は、武で争う者を任じて良いのかと。

道長は、伊勢守に、平維衡を任じますが、帝に速やかに交代するよう進言。
道長は帝に、「今は寺社ですら武装し、武力で土地を取り合っている。さらに国司になるようなものが弓矢を専らにするようになればどうなのか」「 武力を盾にして、朝廷を蔑ろにする者が出てくる。血で血を洗う世にならぬよう、この国のためを思えばこその諫言だ。」
さすがに、道長の言葉に心を動かされる帝。伊勢守を交代させると約束します。
道長が、だんだん、権力者らしくなってきました。
以前は、権力に無頓着だったはずなのに。
地位が人をつくると言いますね。

まひろの物語、続きができあがります。
左大臣に渡すと彰子に報告。
帝が読むものを自分も読みたいと言う彰子。
これまでのところを話すまひろ。
続きは、藤壺で書くと言うまひろ。
なぜでしょうか。たぶん、彰子に物語を語って聞かせたことで、彰子のそばで続きを書きたいと思ったのでしょう。

帝が、まひろに会いに来ます。
最初は、腹がたったが、心にしみいっていったと。皆に読ませたいとまで言われます。
褒美は、扇子。
幼き頃のまひろと道長が描かれていました。

大和から僧兵が都へ押し寄せてきました。
道長に面会に来たのは、興福寺の定澄。
「我らの訴えを陣定でとりあげよ、さもなくばこの屋敷を取り囲み、焼き払い奉る。」
「やってみよ。」と言う道長。
え~~~?どうなるの都。
まだ武力が力をもつ時代ではありませんよね。