ポチの女房

専業主婦のつぶやき

光る君へ 第34回 目覚め

2024-09-14 20:25:12 | ドラマ
寛弘三(1006)年
「われらの訴えを陣定に、おかけ下さいませ。」と興福寺の僧。
道長は、「やってみよ。これほどの暴挙、許しがたい。」。
当時の僧が、力で訴えてくるとは、知りませんでした。
対抗するには、検非違使しかないですよね。

藤壺では、敦康親王と彰子が仲良く遊んでいます。
そこへ斉信が、やってきて、彰子を隠すようにと。
まひろは、清涼殿への避難を提案。

土御門に道長に会いに来た定澄。
定澄は、四つの要求を出します。受け付けられたのは、4つめの公への参列のみ。
にしても、僧の力は、強かったのですね。道長にこれだけの要求をつきつけるとは。

道長の悩みと言えば、彰子がいまだ懐妊せず。
道長もただの人になってしまいましたね。以前は、権力とか無頓着だったはずなのに。
まひろに、「なんとかならぬか。」
「おそれながら、中宮様のお心が、帝にお開きにならないと、前には進めません。」ですよね。まひろの力では、どうにもならないところもあります。

寛弘四(1007)年
倫子が、六度目の出産、四女・嬉子を生みます。
長いこと寝込んだそうです。ところで、倫子は、何歳だったのか。

中宮が、まひろのところにやって来ます。
「そなたの物語だが、面白さがわからぬ。」。
実際に、彰子が紫式部を訪ねることがあったのでしょうか。
というより、紫式部は、彰子の家庭教師みたいなものという認識でしたので、この描き方には、違和感を覚えます。
だんだんと家庭教師的存在になっていくのかもしれませんが。

源氏物語が、広まります。
帝が、まひろのところにやって来ます。
帝が訪ねてくるぐらいだから、彰子もありでしょうか。
帝は、まひろに、「なぜそなたは、この物語を書こうと思ったのか。」
まひろは、道長から頼まれたことを話します。書いているうちに、帝のお悲しみを肌に感じるようになりましたと。
帝は、「そなたの物語は、朕に語りかけてくれる。」
すっかり、帝は、源氏物語に、ハマってしまったようです。

3月3日 曲水の宴
曲がりくねった水の流れに沿って座り、和歌や漢詩を読んで競い合う催しです。 道長が、中宮彰子の懐妊を願って。
こうやって、当時の宮中行事が紹介されるのは、面白いところです。
雨が降り出します。
雨があがったあと、彰子は、道長が笑ったのをみてびっくりしたと。
まひろは、「殿御は、みな、かわいいものにございます。」「帝も殿御にございます。」「帝のお顔をしっかりご覧になって、お話しされたらよろしいと存じます。」
まひろの言葉を聞いて、彰子の帝に対する見方が変わると良いですね。

道綱の家が焼け、敦康親王が病に伏せ。
道長は、吉野の金峯山に詣ることを決めます。
息子の頼通(すっかり大きくなって。)も、一緒に。
伊周は、またとない機会だと何かを企んでいる様子。
道長と頼通が、ここで、亡くなることはないので、企みは、失敗することでしょう。
道長・頼通と二人の名前が出てくるとなんかホッとします。
あの歴史で習った二人だという気がして。
他の人は、歴史の教科書では、ほとんど出てきませんから。