しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ダブリンの鐘つきカビ人間」 その2

2005年11月03日 | 観劇
個人感想(敬称略)

*橋本さとし
 ※戦士
一番変わって良くなったのは、戦士。前回は軽い感じで弱そうだったのに、今回は衣装も落ち着いていて、貫禄もあり、強そうで、めりはりもあった。とにかく、戦士の登場シーンはどのシーンも好き。橋本さとしさんの表情も凄い。神父に騙されたと知った時の表現は、絶品。おかしいのだけれど、怖い。最後におさえを抱き上げる所も。同じ人とは思えない…。
 ※海亀
市民で背中に甲羅をしょった海亀は、泣くと口から卵を産んでいた。なんか情けなさそーな感じでひょろーとした姿が…。森に似合わない。あの姿はやっぱり海だなと思った。

*若松武史
 ※ジジイ
こちらも前回より20位年を取った感じでパワーアップしていた。ただあの鬘か…。ジジイの時はいいが、病気が直った時は、あの髪ではなく、もっとすっきりしたら、もっと若い感じが出るのにと思う。
 ※高血圧
市民の役は高血圧。ヒルを身体に張り付けている市民もしていて、この時は軽快に踊っている。                             

*中山祐一朗
 ※侍従長
36才より上には見えない。もっと若く見える。動きが可愛いからかな。とぼけた感じもいい。鉢植えが当たる前後の違いもそれぞれ個性的。
ファーストフードの店員さんもいい。

*山内圭哉
 ※神父
市長のコンビは初演から面白くパワフル。今回もきらびやかな衣装に負けないくらい、パワーアップしていた。群馬水産高校の校歌が生で聞けた。
 ※海賊
海賊のゲームの時の長髪は、なんか……気持ち悪かった。見慣れないから。でも海賊の衣装はぴったり。初演は違う人だったよね。

*池田成志
 ※市長
ボディアクションも大きく、飛び跳ねたり転がったり。表情も大きかった。嘆いたり、ないたり、企んだり。駄々っ子になっていた。ころころよく転がる。
真奈美たちと一緒の時は、年取った感じがでていた。

*及川健
 ※天使
及川さんは一番よく動き回ってよく踊っていた。元気に動き回っていて、羽根が揺れるのがいい。天使の姿がよく似合う。
歌手と言う役も付いていたので、他にも歌うシーンがあったらよかったのに。市民が増えた分、出番が減ったのが残念だった。
表情が豊なので、見ていて楽しい。あんな表情、普段は見られないから。歌声もよかった。

*八十田勇一
 ※目玉
大きな目玉が付いた。でも作り物の目玉がない方が表情が見えて良かった様な気もするが…。
 ※森の賢者
目玉とは全然違うキャラクターになる。賢者のマントを被っている時の顔が好き。時計をもらおうとした時のニカッと笑った顔も。マントを取ると感じが違うのは、なぜ。

*田尻茂一
 ※とまり木
小鳥を止まらせている時は手を小刻みに動かして、元気な鳥さんを表現している。
殺陣の活躍も多く、2回も切られていた。迫力ある。

*平田敦子  
 ※膝小僧。
膝が痛い病気。柄の悪い市民だけれど、賢者の好きな猿系の女の人?は可愛かったし、白鳥の時の不貞腐れた感じは市民とも違い、全く違う3つの顔を見せてもらった。

*トロイ
 ※坊主
髪が直ぐ伸びてしまうお坊さん。身長があり、及川さんや平田さんと並んでいると、なんかメリハリがあっていい。市民には色々な人がいるなーと言うビジュアルにも一役かっていた感じ。

*山中崇
 ※柿の木
柿の木が背中に生えていて、しかもその柿は「お前の柿、まずいよっ!」と天使に冷たく言われ落ち込んでいる。ずっと中腰で腰が痛くなりそう。
顔を隠して(頭巾や兜を被って)たくさん活躍していた。

*後藤ひろひと
 ※王様
なんとも言えない、愛すべきキャラクター。暴走の王様。カビ人間を倒そうとするシーンは、箒を持って参加している、王なのに。
病が治った王様のたたずまいが、立っているだけで違う。さすがと思った。
 ※森の司会者
オープニングパントマイムは毎回違うのだろうな。
後、本物の天使とか中村さんとかたくさんあるけれど、たくさんの役の中では偉くなれない王様が好き。

取り合えずここまで。
主役の4人は、また行くので、その時に。印象が変わって来ると思うので。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ダブリンの鐘つきカビ人間」 | トップ | 「招かれざる客たちのビュッ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

観劇」カテゴリの最新記事