しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ホームレス中学生」 2008日本

2009年08月30日 | 映画
「ホームレス中学生」 2008日本

原作 田村裕   監督 古厩智之

大阪の中学2年生、田村裕は1学期を終え、夏休みを楽しみに帰宅。
ところが、玄関前に家具が出され、屋内には鍵が掛けられ入れない。
“差し押さえ”の黄色いテープも貼られていた。
大学生の兄・研一と高校生の姉・幸子も帰宅し茫然としている所に父親が現れる。
父親は一言「これからは各々頑張って生きてください…解散!」と言い残し、去って行く。
研一はバイトの金でなんとかすると言うが、裕は友達に泊めてもらうからと、1人で生活する道を選び、公園で暮らし始める。



原作は読んでいないのだが、かなり話題になっていた。
原作と映画では違うところもあるのだろうが、作り物のような現実。
でも、これは実話なのだと思って見る。
実際にこういう事があるのだなって。
結局、公園で過ごしたのは何日だったのだろう。
所持金がなかったら、始めから長続きはしないのは分かっていたと思うけど。
兄ちゃんに迷惑を掛けたくなかったのか、どんな気持ちで1人で生活しようと思ったのか、それが分からなかった。
演じる3兄弟が実年齢より上だからか、あまり悲惨な感じはしなかった。
外で寝泊りしたらもっと汚れそうだし。
3人兄妹が仲がいいのが、観ていて気持ちがよかった。
素直に育っているのは、お母さんが愛情を持って育ててくれたからだろう。

でも、その公園にトイレがなかったら、トイレのある所まで行くのではないかな。
アパートに囲まれて見晴らしの良さそうな公園だったし。

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