ＴＨＥ ＡＬＦＥＥ ＬＩＶＥ 広島２ＤＡＹＳ

２００６．１２．２（土）、３（日）　広島郵便貯金ホール
存続が決まった郵便貯金ホールの２ＤＡＹＳ。
大きなハプニングが待っていた。
１日目、開場が遅れた時点で、何かあったかなと気になった。そして、前日のラジオで幸ちゃんの声が最後の方に出なくなっていたと友人に聞いて、「あ、幸ちゃんが熱でも出したんだ」と半分ジョークで言っていた。
少し遅れて始まったライブ、幸ちゃんのリードボーカルの曲は変更になった。
そして、始めのＭＣを桜井さんが担当。
あ、本当に幸ちゃんが駄目なんだ確信。
そういえば幸ちゃんの声が聞こえない。コーラスがいつもと違う。
極めつけは、「孤独の影」のリードボーカルが高見澤さんになる。
幸ちゃんは最低限のボーカルだけ聞かせてくれた。「ＯＮＥ」と「ＯＮＥ　ＬＯＶＥ」
アンコールの時に高見澤さんが、幸ちゃんの声が出なくなったことを話してくれる。
歌うより話す方が負担が掛かるということで、１日目は１言も話さなかった。

２日目もメニューは幸ちゃんボーカルをはずしたり、高見澤さんが歌うなど同じだったが、今日はコーラスに幸ちゃんの声が聞こえた。
幸ちゃん自身が元気になったようで、話したがる。
始めは桜井さんもＭＣの時に、「しゃべらせて」と言うが無視された。
２度目は、ビートボーイズで、アルフィーが嫌いなものはプログレと言うのを、高見澤さんが忘れていたら、（本当は幸ちゃんが言う台詞だったから）「プログレ」って言った。
言った途端２人に怒られた。「しゃべるなよ」って。
「今日は昨日より元気になったから、しゃべりたくて仕方ないんだろ」

幸ちゃんのＭＣは聞けなかった２日間だったが、その変わり桜井さんの次の曲に向かうＭＣや、いつもと違うリードボーカルなど、普段とは違うアルフィーが観られて、それも貴重だと思えた。
そして、アルフィー３人の底力を感じた２ＤＡＹＳだった。