しましましっぽ

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「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」   2010米

2011年03月22日 | 映画
「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」   2010米

監督 マイケル・アプテッド
原作 C・S・ルイス『ナルニア国物語3 朝びらき丸東の海へ』

エドマンドとルーシーは、他の家族がアメリカへ滞在中、いとこのユースチスの家に預けられていた。
ユースチスは、ナルニアの話を信じず、2人を疎ましく思っていた。
そんなある日、壁に掛けられていた帆船の絵を見て「ナルニア」を思い出したルーシー。
そのことを言葉にした途端、絵の中の海が動き出し波が溢れ出して来る。
気が付くと3人はナルニアの外海にいて、カスピアンが乗り込む帆船、朝びらき丸に助けられる。
カスピアンは、ミラースが追い払った前王の友人、7人の卿を探す旅に出て、消息を絶った、離れ島諸島を目指していた。




始まってすぐと終わりに、津波を連想させる場面がある。
今観るのは、結構辛いかもしれない。
まだ映画を観る気分でもなく、余震も怖いのだが、前売り券を購入にしていたので。
映画館も開くのが土休日と限られているので、早く観ておかないと、と。
そうしたら、そんな場面があり怖さを感じたが、海の物語だったのだ。
途中で小さかったが地震もあった。

「ナルニア国物語」の3作目。
アスランはあまり登場しないので、原作のタイトルは「朝びらき丸東の海へ」。
映画はアスランがタイトルに付いているので、もっと係わるかと思ったが、そうでもなかった。
今回は冒険の旅。
奴隷商人、魔法使いの館、1本足の人、竜、黄金に変える水、とファンタジー色が強い。
盛りだくさんで忙しいけれど、楽しい。
それでも、うまくまとまった感じはする。
しかし、危険な目に合うには計画が甘いということもある。
カスピアンは王様なのだから、もっと守りは万全にするだろうに。
ユースチスが、イメージとちょっと違った。
かなり意地悪な感じで、可愛いらしさがないのが残念。
竜になった時、その表情が人間の時と似ているのが面白かった。
リーピチープもよかったけれど、もっと騎士としての威厳を出すシーンが欲しかった。
リーピチープが可愛いと言われたくないシーンは、あっただろうか。
海蛇は、かなりグロテスクで不気味でよかった。
怖い物を想像しないように、と言ったとき“マシュマロマン”を想像したのは自分だけ、かな。古いか。

3Dだが、眼鏡が軽くなったので、その点は良かった。
途中で眼鏡のことは忘れていた。
同じように、3Dということも、あまり意識になかった。と言うことは、それほど極端な飛び出しはなかったと言うことか。
映画は3Dでなくてもいいので、それでも構わない。


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