しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「イルマーレ」 2006米

2006年10月13日 | 映画
静かな湖の岸辺に建つガラス張りの一軒家。
ここに住む女医のケイト(サンドラ・ブロック)はシカゴの病院に着任することになり、この家から引っ越すことになる。彼女は次の住人に自分宛の手紙の転送を頼もうと、郵便受けにメッセージを残す。
一方、建築家のアレックス(キアヌ・リーブス)は廃屋となっていた湖の家を買い取り、そこへ引っ越してきた。
彼はそこで郵便受けに奇妙な手紙を発見する。それは、ケイトが残していった手紙だった。
しかし、この家は長いこと空き家になっていたはず。不思議に思い、アレックスはケイト宛に返信を送る。
やがて2人は、ケイトが2006年、アレックスが2004年の時代にいることを知る。
ふたりは郵便受けと通して文通を始める。


ラブストーリーだけれど、面白かった。まあ、キアヌのファンでもあるので。
ソフトな表情のキアヌがいい。
ケイトを自分だけが知って出会う時の、押さえきれない切ない思いの感じよかった。
大人の恋の話だけれど、ファンタジー。
シカゴの街がビルの連なりなのに綺麗だった。
そして、車で少し走るとあんな湖にたどり着くんだ。素敵な街と言うことが伝わってきた。

ラストはある映像から、ちょっと予想出来た。
だからあんまり驚かなかったけれど、でもよかった。
何処かで、タイムパラドックスが起こっているかも知れないけれど、それはそれ。取り合えずおめでとう。

よく分からないのは、ポストの機能。
あれは受け取るだけでなく、手紙を投函するのにも使えるの?
赤い印で郵便屋さんに教えるのだろうか。そうでなくては、ポストだけでやり取りは出来ないよね。

湖の家は仲島みゆきさんの夜会「ウインター・ガーデン」の家もこんな感じだったのかなと思わせる。
あまり住みたいとは思わないけれど・・・。

タイトルの「イルマーレ」はお店の名前だった。イタリア語で「海」という意味。
「イルマーレ」を見ると「アイマール」に見えてしまう。
(今シーズンはレギュラーだ)
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