しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「県庁の星」 2006日本

2010年06月03日 | 映画
「県庁の星」 2006日本

監督 西谷弘
原作 桂望実

K県庁のキャリア公務員、野村聡。
プライドが高く、計画書などの書類をまとめるのにも優れている。
県が実施しようとしている巨大プロジェクトの参加を目論んでいた。
そんな中で、民間の知恵を取り入れるという「民間人事交流」の7人の研修メンバーに選ばれる。
6ヶ月かの派遣で、野村が派遣されたのは、スーパー“満天堂”。
教育係となったのは、年下のパート店員、二宮あき。
書類とマニュアル優先の仕事しか知らない野村は、戸惑うことばかり。
しかし、持ち前の意欲を発揮して改革に乗り出して行く。



これも原作があった。
民と官の違いを見せ付ける為に、かなり極端な例で作っていくと思うが。
民間はいい加減で、官庁は杓子定規。
そんなに極端ではないだろうし、そうとばかりも限らないが。
しかし、出世の為であっても、働く意欲を持っているのは官庁の野村さんの方。
それはいいことなのだ思う。
改善に取り組んで行く所が1番面白かった。
漫画的な感じはあるが、スーパーの不正など、ちょっとシビアな話も。
そこからは、内部告発の難しさも思った。
分からないのは、豪華弁当が売れなかったのを、原因を知って売れるようになったこと。
何が原因だったのか。冷えたら美味しくなかったのだろうか。
しかし、実際だったらあんなに差は付かない気がする。
結構、豪華という事でかえって売れるかも知れない。

この県、「並の県ではない」と言うことで、マスコットが「波」。
窓口に置かれていた。細かい演出。
しかし、県庁はとても豪華。あんなに広い会議室はいるのだろうか。
こんなところ税金を使うのだ。
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