Musical SEMPO ~日本のシンドラー 杉浦千畝物語~
2013.9.10(火)~ 9.29(日) 新国立劇場中劇場
<ストーリー>
1939年7月。外交官としてフィンランドに赴任していた杉原千畝は、日本人のいないリトアニアに日本領事館を開設するよう命じられる。
戦争の足音が迫りくる中、ソ連とドイツの動向を諜報するという任務を背負っての転任だった。
2か月後、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発する。
その頃ポーランドでは、ナチスによるユダヤ人迫害が激しさを増していた。
ノエルと婚約者エバにも魔の手が迫り、ノエルはリトアニアへの脱出を決意する。
だがエバの父の反対を受け、二人は離ればなれに。
やがてリトアニアにも戦火が及び、ソ連より日本領事館の閉鎖命令が下る。その直後に杉原が目にしたのは、領事館を取り囲む、200人以上のユダヤ人───。
ノエルら代表団は、第三国への出国に必要な日本の通過ビザの発給を懇願する。
本国に電報を打つ杉原だったが、返答はもちろん「否」。
従うべきは、組織か、人の道か・・・・・・。
苦悩の果てに、杉浦はついに決断を下す。
<チラシより>
<キャスト>
杉浦千畝 吉川晃司
杉浦幸子 鈴木ほのか
ノエル 坂本健児
エバ 白羽ゆり
河内喜一郎 山本芳樹 関戸博一
2008年に上演され、5年振りの再上演。
この時も観に行きたかったが、行けなかった。
この時に始めて、「杉浦千畝」という人知った。
その時に、ネットで多少調べたので、ストーリーはスムーズに頭に入って来た。
しかし、「SEMPO」も、とても分かり易く、知らない人でも時代の背景を始め、よくわかったと思う。
ネットなどで調べると、千畝とビザをもらったユダヤ人のその後のことも詳しく分かる。
この機会に是非、知っておいて欲しい事だと思う。
自分も、このミュージカルが切っ掛けで知ることが出来てよかった。
「日本のシンドラー」と呼ばれているそうだが、2008年まで全然知らなかったのはそれだけ知られていないからか。
ビザを発行する事が、いかに大変だったのか。
それは文章で読むよりも、伝わって来た。
千畝の葛藤、家族の存在がなければもっと早く決断していたのだろう。
自分が守るべきなのは、1番は家族と誰でも思うだろう。
その背中を押した、奥さんの存在も大きく心に響いた。
必死になってビザを書く姿に、ユダヤ人たちの切羽詰まった様子に、緊迫感があり、自然と涙が出て来た。
すでに、何があったのか知っているから、冷静に観られると思っていたのに、思った以上に心を動かされた。
心情を歌で表すというもの、合っていたのかも知れない。
歌は、みゆきさんの曲は分かる。
やっぱりみゆき節ってあるのだ。
「前にもあったけれど、その時は大丈夫だった。だから今度も大丈夫」
そう考えていたら、大丈夫ではなかった。
そんなにも突然に、世の中が変わってしまう、戦争。
そして、災害もそうなのだと、今の私たちは思い知らされている。
大丈夫なものなんてひとつもない。
ただ、戦争は人間が起こすもの。
災害だけでも、充分に備えなくてはならない怖いものなのだから、戦争は止めて欲しい。
ライフの役者さんにも注目。
ユダヤ人役でもビザを書いてもらう為に何度も登場。
つい、確認して目で追ってしまう。
2013.9.10(火)~ 9.29(日) 新国立劇場中劇場
<ストーリー>
1939年7月。外交官としてフィンランドに赴任していた杉原千畝は、日本人のいないリトアニアに日本領事館を開設するよう命じられる。
戦争の足音が迫りくる中、ソ連とドイツの動向を諜報するという任務を背負っての転任だった。
2か月後、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発する。
その頃ポーランドでは、ナチスによるユダヤ人迫害が激しさを増していた。
ノエルと婚約者エバにも魔の手が迫り、ノエルはリトアニアへの脱出を決意する。
だがエバの父の反対を受け、二人は離ればなれに。
やがてリトアニアにも戦火が及び、ソ連より日本領事館の閉鎖命令が下る。その直後に杉原が目にしたのは、領事館を取り囲む、200人以上のユダヤ人───。
ノエルら代表団は、第三国への出国に必要な日本の通過ビザの発給を懇願する。
本国に電報を打つ杉原だったが、返答はもちろん「否」。
従うべきは、組織か、人の道か・・・・・・。
苦悩の果てに、杉浦はついに決断を下す。
<チラシより>
<キャスト>
杉浦千畝 吉川晃司
杉浦幸子 鈴木ほのか
ノエル 坂本健児
エバ 白羽ゆり
河内喜一郎 山本芳樹 関戸博一
2008年に上演され、5年振りの再上演。
この時も観に行きたかったが、行けなかった。
この時に始めて、「杉浦千畝」という人知った。
その時に、ネットで多少調べたので、ストーリーはスムーズに頭に入って来た。
しかし、「SEMPO」も、とても分かり易く、知らない人でも時代の背景を始め、よくわかったと思う。
ネットなどで調べると、千畝とビザをもらったユダヤ人のその後のことも詳しく分かる。
この機会に是非、知っておいて欲しい事だと思う。
自分も、このミュージカルが切っ掛けで知ることが出来てよかった。
「日本のシンドラー」と呼ばれているそうだが、2008年まで全然知らなかったのはそれだけ知られていないからか。
ビザを発行する事が、いかに大変だったのか。
それは文章で読むよりも、伝わって来た。
千畝の葛藤、家族の存在がなければもっと早く決断していたのだろう。
自分が守るべきなのは、1番は家族と誰でも思うだろう。
その背中を押した、奥さんの存在も大きく心に響いた。
必死になってビザを書く姿に、ユダヤ人たちの切羽詰まった様子に、緊迫感があり、自然と涙が出て来た。
すでに、何があったのか知っているから、冷静に観られると思っていたのに、思った以上に心を動かされた。
心情を歌で表すというもの、合っていたのかも知れない。
歌は、みゆきさんの曲は分かる。
やっぱりみゆき節ってあるのだ。
「前にもあったけれど、その時は大丈夫だった。だから今度も大丈夫」
そう考えていたら、大丈夫ではなかった。
そんなにも突然に、世の中が変わってしまう、戦争。
そして、災害もそうなのだと、今の私たちは思い知らされている。
大丈夫なものなんてひとつもない。
ただ、戦争は人間が起こすもの。
災害だけでも、充分に備えなくてはならない怖いものなのだから、戦争は止めて欲しい。
ライフの役者さんにも注目。
ユダヤ人役でもビザを書いてもらう為に何度も登場。
つい、確認して目で追ってしまう。
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