「犯罪小説集」 吉田修一 角川書店
5編からなる短編集
「青田Y字路(あおたのわいじろ)」
「曼珠姫午睡(まんじゅひめごすい)」
「百家楽餓鬼(ばからがき)」
「万屋善次郎(よろずやぜんじろう)」
「白球白蛇伝(はっきゅうはくじゃでん)」
いくつかは、実際にあった事件を思い出させた。
どうやら全てがそうだったようだが。
実際に起こった事件を元にしているが、やはり物語。
「白球白蛇伝」はどの事件か分からなく、読み終わってから調べてみたら、何だか違う。
似ているからと言って、これが真相などとは思ってはいけない。
思わないかも知れないけど、頭には残る。
丁度読み終わった後に、「「万屋善次郎」のモデルとなった事件のドキュメントを見た。
その村の人たちが、事件後、マスコミの報道で苦しんだというもの。
犯罪者の心理は、やはり本人でないと分からないだろう。
犯罪の物語だから、読後感が良い訳はなく、そこから何を得るのかは人それぞれかも知れない。
自分としては、あまりのめり込めなかった。
5編からなる短編集
「青田Y字路(あおたのわいじろ)」
「曼珠姫午睡(まんじゅひめごすい)」
「百家楽餓鬼(ばからがき)」
「万屋善次郎(よろずやぜんじろう)」
「白球白蛇伝(はっきゅうはくじゃでん)」
いくつかは、実際にあった事件を思い出させた。
どうやら全てがそうだったようだが。
実際に起こった事件を元にしているが、やはり物語。
「白球白蛇伝」はどの事件か分からなく、読み終わってから調べてみたら、何だか違う。
似ているからと言って、これが真相などとは思ってはいけない。
思わないかも知れないけど、頭には残る。
丁度読み終わった後に、「「万屋善次郎」のモデルとなった事件のドキュメントを見た。
その村の人たちが、事件後、マスコミの報道で苦しんだというもの。
犯罪者の心理は、やはり本人でないと分からないだろう。
犯罪の物語だから、読後感が良い訳はなく、そこから何を得るのかは人それぞれかも知れない。
自分としては、あまりのめり込めなかった。
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