乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

深夜バスでリスボン空港へ

2015-04-17 | ポルトガル
 ポルトガルから東京に戻る前夜、暗くなってからの「乗り」を楽しむ景気づけをしなくてはとリスボンの中心にあるロシオ広場に行きました。広場の片隅にサクランボのリキュールが立ち飲みできる有名店「A Ginjinha」が建っています。


 実はここで飲むのはこの日2度目でした。便利な場所にあり朝の9時から開いているので朝飲んで夜また飲んで、ということになったわけです。アルコールに弱いので結構きくもののサクランボごと注がれるので甘くおやつのような感じもします。


 飲み終わったら隣のフィゲイラ広場に移動し店構えも店内もステキなお菓子屋さんConfeitaria Nacionalへとハシゴしました。いかにも老舗という雰囲気でカフェもやっていますが席に着かずコーヒーなど頼んで立ち食いもできるので気軽に寄れます。


 ここから12系統の路面電車に乗って夜のアルファマ地区の電車見物に出かけました。(路面電車の話はこちらをご覧下さい。)


 ひとしきり電車の見物をしたら一旦アルファマ地区の丘を降りてサンタ・ジュスタのエレベータ(Elevador de Santa Justa)へ。「対岸」から眺める丘もさることながら現代的な高いビルがない夜景の美しさに感心させられます。


 こちらはロシオ広場方面です。


 さて翌朝はリスボン空港を早朝に出る飛行機に乗るのですが地下鉄の初電では間に合いません。そこで利用したのが深夜バス208系統です。運賃は一般のバスと同じ体系内で一日乗車券でも乗れます。また一日乗車券は使用開始から24時間有効なので前日の朝に使い始めたものが翌早朝はまだ利用できる時間内ということになり大変トクした気分です。


 空港に着くとあとは東京に向かうだけなので飛行機マニアではない私にはずっと苦行の時間になり気分が暗くなりますが空港内のポストも街角のものと同じなのを見たらちょっとだけうれしくなりました。すぐまた暗くなりますけれども。
コメント
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