昌原市に編入されて5年以上経った今も馬山市と言いそうになってしまいます、というのはさておき馬山は金海空港との行き来がリムジンバスで1時間と便利で釜山ほど大きくないほどよい街の規模が気に入っています。名物のアグチムをはじめ魚市場にフグにトンスル通りと食べ物の誘惑もいろいろありますし。
さて先月その馬山に投宿し飲み食いの画像を貼ります。まずちょっと飲みたくなったので宿をとった馬山駅でバスに乗り山湖洞バス停近くのハルメチプという居酒屋を目指しました。
ここでの目当ては自家製のトンドン酒です。ウマいのですがデカい器にドーンと出てくるのでとうてい全部は飲めません。ツマミは海鮮パジョン(チヂミ)にしたところこれまたデカいのですが衣が薄く重くないので1人でも食べきれる量でした。ただネギにイカやエビの味がよく効いたウマいパジョンをつまむとトンドン酒がいよいよ進みお腹がだいぶだぶだぶにはなりましたが。ここはなかなかの有名店らしく日本人のお客さんも来るという話です。
翌日は馬山を代表する市場「魚市場」に行ってみました。魚市場という名前で呼ばれてはいるものの食料品全般や雑貨、各種食堂にロッテ百貨店も集まっていて大抵のものは買えますからさして目的もなくウロウロするのにも向くところです。とは言え魚市場というからには魚を見ないと何だか気が済まず、水槽を並べた刺身屋が集まる一角に足を踏み入れてしまうとやっぱり刺身が食べたくなります。
ただ韓国の刺身は生きている魚をさばいてもらうスタイルなのでどうしても量が多くなり1人のときは困りものです。1人でも頼みやすいフェトッパプ(刺身丼)とかムルフェ(刺身を生野菜とともに甘辛酸っぱい冷たい汁に入れたもの)という気分でもなく刺身だけさっと食べたかったのでお店の人に何か少な目に食べられるものはないか聞いてみました。じゃ銭魚(コノシロ)はどう、というのはなるほどというところで小さい魚なら少な目にできるというわけです。銭魚は好物なので異存はなく「1万5千ウォン分くらいからだけど」と水槽から数匹掬ったのを見たらかなり多いので1万ウォン分にして下さいそれから背越しでない普通の切り方で、とお願いしました。(銭魚の刺身は背骨ごと切る「背越し」にされることが多いのでそうして欲しくない場合その旨先に頼んでおくと確実です。)すぐに頭を折ってシメさばいていく様子はなんとも頼もしいものがあります。案の定というのか1万ウォン分でも相当の量がありましたがそれだけに十分満足です。
刺身を食べ買い物を済ませたら盛夏なので補身湯が食べたくなりました。以前馬山駅の近くをうろついていたら陽徳路の北にある合城エッキルという道が広い韓国にしては細めのバス通りで補身湯とか栄養湯という字のある店を複数見たのを思い出しそのうちの1軒『テンジャナムチプ』に入ってみます。
補身湯は一般にやや辛めで味噌味に仕上げたものが多いのですがメニューにチンコムタンという名前で白い汁のものもあったのでそれを頼みました。(牛の)コムタン同様にあまり味付けをしていないものなのでケモノくささは強めながらその分肉の味がよくわかり私は辛いものがあまり得意でないこともあってこういう方が好みです。食後に出て来たシナモン茶を飲んだらさっぱりしました。
という具合にシロい濁り酒のトンドン酒を飲みコノシロの刺身にシロい汁の補身湯を食べたので一応話がまとまったということにします。
さて先月その馬山に投宿し飲み食いの画像を貼ります。まずちょっと飲みたくなったので宿をとった馬山駅でバスに乗り山湖洞バス停近くのハルメチプという居酒屋を目指しました。
ここでの目当ては自家製のトンドン酒です。ウマいのですがデカい器にドーンと出てくるのでとうてい全部は飲めません。ツマミは海鮮パジョン(チヂミ)にしたところこれまたデカいのですが衣が薄く重くないので1人でも食べきれる量でした。ただネギにイカやエビの味がよく効いたウマいパジョンをつまむとトンドン酒がいよいよ進みお腹がだいぶだぶだぶにはなりましたが。ここはなかなかの有名店らしく日本人のお客さんも来るという話です。
翌日は馬山を代表する市場「魚市場」に行ってみました。魚市場という名前で呼ばれてはいるものの食料品全般や雑貨、各種食堂にロッテ百貨店も集まっていて大抵のものは買えますからさして目的もなくウロウロするのにも向くところです。とは言え魚市場というからには魚を見ないと何だか気が済まず、水槽を並べた刺身屋が集まる一角に足を踏み入れてしまうとやっぱり刺身が食べたくなります。
ただ韓国の刺身は生きている魚をさばいてもらうスタイルなのでどうしても量が多くなり1人のときは困りものです。1人でも頼みやすいフェトッパプ(刺身丼)とかムルフェ(刺身を生野菜とともに甘辛酸っぱい冷たい汁に入れたもの)という気分でもなく刺身だけさっと食べたかったのでお店の人に何か少な目に食べられるものはないか聞いてみました。じゃ銭魚(コノシロ)はどう、というのはなるほどというところで小さい魚なら少な目にできるというわけです。銭魚は好物なので異存はなく「1万5千ウォン分くらいからだけど」と水槽から数匹掬ったのを見たらかなり多いので1万ウォン分にして下さいそれから背越しでない普通の切り方で、とお願いしました。(銭魚の刺身は背骨ごと切る「背越し」にされることが多いのでそうして欲しくない場合その旨先に頼んでおくと確実です。)すぐに頭を折ってシメさばいていく様子はなんとも頼もしいものがあります。案の定というのか1万ウォン分でも相当の量がありましたがそれだけに十分満足です。
刺身を食べ買い物を済ませたら盛夏なので補身湯が食べたくなりました。以前馬山駅の近くをうろついていたら陽徳路の北にある合城エッキルという道が広い韓国にしては細めのバス通りで補身湯とか栄養湯という字のある店を複数見たのを思い出しそのうちの1軒『テンジャナムチプ』に入ってみます。
補身湯は一般にやや辛めで味噌味に仕上げたものが多いのですがメニューにチンコムタンという名前で白い汁のものもあったのでそれを頼みました。(牛の)コムタン同様にあまり味付けをしていないものなのでケモノくささは強めながらその分肉の味がよくわかり私は辛いものがあまり得意でないこともあってこういう方が好みです。食後に出て来たシナモン茶を飲んだらさっぱりしました。
という具合にシロい濁り酒のトンドン酒を飲みコノシロの刺身にシロい汁の補身湯を食べたので一応話がまとまったということにします。