乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

アーバンパークラインの急行

2016-04-13 | 埼玉県
 新車投入や高架・地下化など新しくなるとがっかりすることが多い基本的に後ろ向きな乗り鉄やってますが、たまに新しい動きがうれしいときもあります。その代表が停車駅の少ない特別料金不要の優等列車が新設されることで、一昨年は相鉄の特急、昨年は横浜市営地下鉄の快速と大喜びしながら乗りに行ったものです。

 ありがたいことに今年も先月東武野田線に急行が登場したのでそろそろ乗りに行かねばと腰をあげ、とりあえず常磐線で柏に着くと「東武アーバンパークライン」の文字が目に入り面喰いました。野田線は2014年からアーバンパークラインという愛称で案内されるようになっているのですが、前回野田線に乗ったのはその前なので今回は急行のみならず初めてアーバンパークラインに乗るということになります。愛称はさておき東武の改札を通ってホームに下りようとすると案内に急行停車駅が書かれていないので本当に急行が走り始めているのかなんだか不安になりました。


 ホームではもちろんちゃんと急行が待っています。幸い新車ではなく8000系、それもLEDではなく方向幕にくっきり急行の文字が見えまずはうれしくなりました。


 急行も描かれた路線図を見るとわくわくしますが通過駅がある区間は春日部~大宮だけなので柏を出るとまずは各駅に停まり「おあずけ」のような待ち遠しさです。江戸川を渡って千葉県から埼玉県に入り春日部を出るといよいよ急行らしい走りになります。と言っても間に岩槻停車を挟んで春日部から大宮までは15分ほどとあっけないのですがまずは爽快感が楽しめ満足です。


 大宮のホームに降りると有料の特急列車「スカイツリートレイン」の乗車位置目標がありこんなものも来るようになったのかと見ていたら入って来た折返しの急行になる列車が新車だったのでいよいよ野田線も変わったなあと感心しました。


 新車の案内は英・中・韓各語も出る立派なものです。大きい停車駅案内を見るとこれだけ長い路線に急行の通過運転は端っこだけという感じなのでもっと広がればいいなあと欲が出てしまいます。今後動きはあるでしょうか。


 改札を出ると急行登場などダイヤ改正を知らせるなかなか立派な掲示が出ています。


 アーバンパークラインに急行と見慣れないものを見続けたらなんだか今まで一度も来たことがない遠いところにいるような気分になったのですが、そのためか東武のエリアを出て東武野田線の字が目に入るとなんだか妙に安心してしまいました。

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