気がつけば丸っこいモノコックのバスを見る機会も珍しくなりましたが、沖縄では沖縄バスと東陽バスでそれぞれ1両ずつ動態保存されています。この2両は沖縄の道路がアメリカ式に(自動車が)右側通行だったのを日本復帰後左側通行に変更するにあたって導入されたという沖縄の歴史を記念するような存在です。(この左右変更は実施日の1978年7月30日から730・ナナサンマルと呼ばれます。)ありがたいことに2両とも走行日にごく普通の路線バスとして運用されていて予約や特別料金の必要はないというので乗ってみることにしました。
保存車がどの便に入るか事前に照会したところ沖縄バスは那覇バスターミナル発7:03と10:23の39番、東陽バスは馬天営業所発8:15と10:50、13:20の191番(両社とも日曜日)とのことだったので、まずは39番に乗るため早起きして那覇バスターミナルへと向かいます。保存車といっても特に仰々しくはない普段着の姿(?)で現れました。
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お目当てのバスに乗り込み最前部の「マニア席」に陣取って折戸が閉まると呉羽の銘板が見え、という流れはなんともうれしいものです。
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39番は那覇から南東の海辺「新原ビーチ」を目指します。街中の開南停留所はちょっとした見所で、停留所が交差点直前にあるため右折するバスは停留所に停まったあとすぐに交差点に入ることになり、左側の車線から直進・左折車線の前をふさいで右折しなければなりません。そのためバス専用信号が設けられています。これはナナサンマルで左右が逆になったとき以来の措置とのことですからこの保存車と縁があるわけです。
那覇の市街地から郊外に出ると南風原町・与那原町・南城市といくつも市町境を跨ぐので面白く感じました。これから越える峠や辺野古基地反対というメッセージが沿道に貼ってあるのが見えたりすると乗りバスは後半です。
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新里を出ると峠越えの坂道になり中城湾が見えます。峠を下りるとちょっとだけ狭めの区間がありました。
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那覇バスターミナルから50分少々で終点の新原ビーチです。海を背景にバスが並び何とも良い風情でした。
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バスの方向幕やサボは「新原ビーチ」、停留所には「新原」とだけ書かれています。読みは「みーばる」です。
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好みのバスに乗って着いて朝のビーチに出ると気分がよくなります。
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時間があったので近くにあったみーばるマリンセンターのグラスボートに乗ってみました。
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潜らずにお魚やサンゴが見られるのはラクチンでなかなかの面白さです。
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街中に峠越えに海と変化に富んだ路線で保存車に乗れ、終点ではビーチ、と両方一度に楽しめちょっとトクした気分になりました。
(次回に続きます。)
保存車がどの便に入るか事前に照会したところ沖縄バスは那覇バスターミナル発7:03と10:23の39番、東陽バスは馬天営業所発8:15と10:50、13:20の191番(両社とも日曜日)とのことだったので、まずは39番に乗るため早起きして那覇バスターミナルへと向かいます。保存車といっても特に仰々しくはない普段着の姿(?)で現れました。
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お目当てのバスに乗り込み最前部の「マニア席」に陣取って折戸が閉まると呉羽の銘板が見え、という流れはなんともうれしいものです。
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39番は那覇から南東の海辺「新原ビーチ」を目指します。街中の開南停留所はちょっとした見所で、停留所が交差点直前にあるため右折するバスは停留所に停まったあとすぐに交差点に入ることになり、左側の車線から直進・左折車線の前をふさいで右折しなければなりません。そのためバス専用信号が設けられています。これはナナサンマルで左右が逆になったとき以来の措置とのことですからこの保存車と縁があるわけです。
那覇の市街地から郊外に出ると南風原町・与那原町・南城市といくつも市町境を跨ぐので面白く感じました。これから越える峠や辺野古基地反対というメッセージが沿道に貼ってあるのが見えたりすると乗りバスは後半です。
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新里を出ると峠越えの坂道になり中城湾が見えます。峠を下りるとちょっとだけ狭めの区間がありました。
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那覇バスターミナルから50分少々で終点の新原ビーチです。海を背景にバスが並び何とも良い風情でした。
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バスの方向幕やサボは「新原ビーチ」、停留所には「新原」とだけ書かれています。読みは「みーばる」です。
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好みのバスに乗って着いて朝のビーチに出ると気分がよくなります。
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時間があったので近くにあったみーばるマリンセンターのグラスボートに乗ってみました。
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潜らずにお魚やサンゴが見られるのはラクチンでなかなかの面白さです。
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街中に峠越えに海と変化に富んだ路線で保存車に乗れ、終点ではビーチ、と両方一度に楽しめちょっとトクした気分になりました。
(次回に続きます。)
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