青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

亡者の論理

2012年10月13日 | 短歌に政治や社会

iPS移植、主張を撤回 森口氏「分かりません」(産経新聞) - goo ニュース

世間から賞賛を受けたこういう大発見というものは、とどのつまりは人間の欲望を満足させようというものに過ぎない。
今難病に犯されているから、それが治療されることを望むが故に、却って足元を見られたような安牌になる。そして大発見というものの価値も、しぼんでいく。
これというのも、「亡者の論理」がまかり通っているからだ。

有りの侭を、「そうですか」と、素直に受け取っていればいいものなのに、自分というものを手放さず、そこから「幸せにしたい」という欲から、この「亡者の論理」は消えていかない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする