拉致問題 めぐみさん両親が訴え 「世論の支持、国際的な連携必要」(産経新聞) - goo ニュース
横田めぐみさんが、拉致されたかどうかはともかく、行方不明になってから35年経過している。
両親は今もなお、めぐみさんの生存を願っているし、「拉致被害者救出会」の人たちも懸命になっているし、担当大臣までいる。
こうした状況に対して、このようなことを述べるのも無謀な事だが、母、早紀江さん(76)も「分かっているだけで12カ国の若い人が拉致されている。解決できなければ他の国から『日本は人間の命を大事にしないんだね』といわれてしまう」と言うならば、国や社会がこのことにかかりきりになって、人員や予算をかけていて良いものだろうか。
いま国内では、「いじめ、虐待、自殺、凶暴な犯罪」が横行している。
こうしたことの撲滅に力を注がなければならない。
35年も生死どころか所在もないのだから、最早「亡くなっている」ものと諦め、こういう所在や生存を突き止めようとしてくれている人々や予算を、「いじめ、虐待、自殺、凶暴な犯罪」などを無くすことにしてもらたら、めぐみさんも嬉しく思うのではないだろうか。
「子を思い愛する」気持ちは、判る。と同時に、他の人々の子やゆ家族を思い愛する気持ちを察してやって欲しい。
いつまでも生死も所在もわからない子を探し求めることよりも、差し迫っている「いじめ、虐待、自殺、凶暴な犯罪」からの被害に遭わないようにして上げることも、大切なことと思う。
それが「慈しみ」であり、「慈悲」であるだろう。
しかし為政者は、こういう「いじめ、虐待、自殺、凶暴な犯罪」を無くすことに政治生命をかけることよりも、国軍を組織し、多くの人々を殺戮破壊するようなことに予算編成しようとしている。
「愛無き、慈愛無き」世の中へと、進行させて行ってはなるまい。
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そもそも「赤字国債発行を可能にする特例公債法案」が何故必要になったかというと、財務省の言いなりになっているからだ。
財務省が、赤字国債発行しなくても良いような予算編成していれば、こういう「赤字国債発行を可能にする特例公債法案」などの必要がなかった。それが財務省官僚のいいなりになっているから、また自民党なども言いくるめられているから、丸々1000兆円もの借金を背負うことになる。
経営の神様と言われた松下幸之助設立の「松下政経塾」出身ながら、野田佳彦は、なんにも学んできていない。
次の記事は、昨日の新聞の「コラム」記事である。
この記事によって、みんなは何を感じるだろう。
「快挙を成し遂げる」ことの難しさと、感ずるかもしれない。
だが我々が共に生きていこうとするならば、こうした「上辺ばかり見る」ことばかりしていてはならない。
「希望、願望、良い結果、成長、拡大、進展」というような「上辺ばかり見ていて、それを支える基礎ともなる底辺をなおざりにしていたなら、その上辺のものも立ちいかなくなる。
どだい、今回のノーベル賞医学賞の対象になった、「ips細胞」によって、再生医療発展が期待されるというが、たとえ再生医療が成功しても、その先には必然的に終末がある。即ち「死」である。
この「死」からは、何者主逃れることはできない。
となると、再生医療の後にも、また「辛さ、苦しさ、悲しさ」を襲ってくることになる。
こうした「辛さ、苦しさ、悲しさ」に襲われるのは、我々が「欲」の限りに「上辺」ばかりを追っていることからくる。
この事から、「辛さ、苦しさ、悲しさ」から解放されるには、底辺の下部にも目を注ぐことしかなくなる。