日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

手児の呼坂

2012-12-05 | 石碑
岳南鉄道の岳南原田駅から歩いて15分ほどのところにある原田公園の一角に、「手児の呼坂」の碑があります。





手児の呼坂の由来

昔このあたりに、一人の娘が住んでいました。心やさしく美しいこの娘に村の若者たちはほのかな思いを寄せていました。
ある夏の夕方のほとりです。松原川のほとりを散歩していた娘は一人の若者は、十里木を越えてやって来たアイヌの若者でした。
村の若者たちは嫉妬し、二人の結婚の邪魔をしました。
娘は大変悲しみ、この坂の下でいつまでも若者の名を呼び続けていたということです。
以来この坂を『手児(娘の意味)の呼坂』と呼ぶようになりました。



その後、娘はやせ細り、ひとり川辺を歩いていると、蛍の集団が娘の回りを取り囲み、花車に乗せて天高く舞い上がり、愛鷹山を目指して消えていったといいます。

かぐや姫伝説と似ていますね。

ブログランキングに参加しています(*^_^*)

応援よろしくお願いしますm(__)m




人気ブログランキングへ





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする