日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

天孫神社

2012-12-20 | 神社
天孫神社(てんそんじんじゃ)は、滋賀県大津市にある神社です。

大津駅から、琵琶湖方面に5分ほど歩いたところにあります。
四宮神社と称されていましたが、明治初期の現在の社名になりました。現在でも、地元では「四宮さん」と呼ばれています。
当社の例祭が「大津祭」です。

当社は延暦年間に創祀と伝えられるが、其後の沿革は古伝によると大同三年(806~809)に平城天皇が近江に行幸の際、当社を行在所として禊祓された。また建久年間(1190~1198)近江守護佐々木定綱が社殿造営、新田の奉納があった。



また元亀年間(1570~1572)栗太郡青地の城主青地伊予守より所領の寄進があり、豊臣秀吉が大津城築城の際にその余材をもって当社を修復された記録がある。
又当社は日吉山王の信仰と深い関わりがあり、山王祭には当社と日吉大社の間に大榊の神事があり、即ち四月三日の夜当社より日吉大社に多数が赴き、日吉の大榊を持ち帰り、これを「しんの御榊」として拝殿に祀っておき、山王本祭の四月十四日この大榊を引いて再び日吉大社に返す神事で、この大榊が帰って初めて山王七基の神輿が唐崎に神幸するのである。



この大榊の神事は日吉の祭も白鳳年中(672)より延暦九年までは神輿は無く榊を以て渡御していた名残とする説や、当社の氏子が山王信仰の顕現として夜密かに日吉神を榊に遷して盗み帰り崇拝したもの等種々伝えられるが、これを儀式化した神事である。(天孫神社HPより)







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コメント (4)
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