湖西市新居町の隣海院は、日ヶ崎隣海院という天台宗の寺でしたが、明応の災害で流出し、新居に移されたと伝えられています。
慶安元年(1648)新福寺三世進外能迪和尚を開祖と仰ぎ、曹洞宗に改めました。
宝永四年の災害で諸堂のすべてが流出し、翌年現在地に移り日ヶ崎山を新居山に改めました。
文化七年(1810)に火災に遭い、翌八年に庫裡、文政二年(1819)に本堂を再建。
山門は宝永年間建立の四脚門で、梁上に「ジキジキ」と呼ぶ憤怒像の彫刻があり、参詣者の邪心を祓うと言われています。
ジキジキ像を撮り忘れてしまったので、こちらのサイトで、ジキジキ像の画像をご覧ください。
http://www.sotozen-navi.com/detail/index_221173.html
山門に参拝者を見下ろすような形で祀られている「ジキジキ像」は、真っ赤な顔と体で鬼の形相をしており、魔除けのために建立されたと考えられています。
本堂
ソテツが巨大過ぎて、本堂がよく見えませんでした(;´∀`)
鐘楼もまた木に阻まれていました(^^;
隣海院
永享8年(1436)真達将公和尚が日ケ崎村に隣海庵を開創し、慶安元年(1648)曹洞宗に改宗するとともに進外能迪和尚を迎え、日ケ崎山隣海院となる。
宝永4年(1707)大地震の大津波により諸堂が流出、翌年当地に移転、日ケ崎山を新居山と改める。
文化7年(1810)の大火災により諸堂が消失したため、各所の修理、改築を行った。山門は火災を免れ、最も古い建物として残り「ジキジキ像」が祭られている。位牌堂には山岡鉄舟の額、鐘楼堂東には歌碑、観音堂には三十三観音像がある。(駒札より)
ブログランキングの応援よろしくお願いします😄
次回、新居を訪ねる時は、この像の撮影にリベンジしたいです(^^;