戦後の経済的な消費拡大政策により核家族化が進められ、日本経済はGDPが拡大し、プライバシーの維持は万全である時代になったけれど、少ない家族の中では一人のちょっとした不注意で、多大でムダな出費に結びつく事例が多くなったような気がします。 特に冬場では住宅の水廻り、お湯廻りが最もトラブルも多いのでは無いかと思います。
今日は、本業である住宅の水廻りについて講釈を垂れて見ようかと思いましたので、特にご年配の一人暮らし、二人暮らしの方に、見てもらいたいと思いますが、そう上手く事が運べば問題無いのですが、御年配の方は殆どアクセスが無いのが実情ではないかと思います。
そういうことなので若い方々で、じいちゃんばばちゃんが心配とか、おじさんおばさんの住宅が心配だと思われる方は、
《 当ブログのプロフィール欄の最後に、筆者のメ~ルアドレスが有りますので》 ご連絡いただければ現場確認の上、対処方法をお示しして差し上げたいと思います・・・ 。 但し、緊急の場合内陸限定となりそうですが・・。
若い方々は、ご自分でなされるのが良いのではないかと思いますので、その水道の凍結を防止する、機器を2~3取り上げておきます。
まず、台所が殆ど外界と同じ寒さの場合、外部には水道用ヒータを巻いて有っても、台所内の蛇口から凍結が始まる場合があります。
そういう場合、蛇口の吊りコマにサーモエレメントを取り付けて、給水温が2℃前後で、自動的に水を漏らす方法が有ります。 市販品で、一個5000円前後かと思います。
サンエイウェブカタログより

男子用小便ストールのフラッシュバルブも、凍結の為ふたが損傷し交換する場合が良くあります。
これも、サーモエレメント内臓の自動フラッシュ弁と言うものがあります。
これは、『フラッシュマン』 という商品名で凍結予防付きのものは、4万円程度、2万円程度のものは凍結予防が付いてなかったと思います。
ミナミサワウェブカタログより

一冬、給水のメータ検診を休みますので、少しの漏れも4ヶ月間では普通に○ン万円単位で請求書が来る場合があります。
ボイラーも直圧式が多くなりましたが、まだまだ減圧弁が内蔵されたものも多く、減圧弁、安全弁の動作不良は良くありますが、深夜などに『ボイラーが、シューと音がする』 場合などは確認して置きたいものです。