東京では最近、肺に起因する病気が蔓延しているようですが、筆者は、これが福島から飛んで行った放射性物質とは因果関係が無いことを祈っております。 だが、文部省とのひも付き御用学者ばかり多い、東京の学者達によっては、その真実は明らかにされそうにない。 とくに、プルトニウムやその他の核種による東京都民の内部被曝の状況が闇のなかに置かれたままです。 そして未だ持って福島第一原発は、云うまでもなく放射性物質を放出し続けています。
カン総理とマダラメ委員長が、ヘリコプターの機中で『原発が爆発する事など有り得ない』事と結論付けていた次の日に、福島原発は次々と爆発を始め、爆発後にエダノ官房が『直ちに、危険ではない』と言い続け、東電本部では保安院の西川審議官が真実の危険性を示すデータを隠蔽し続けた。
その危急存亡の時こそが、政治生命をかけて総理が個人で政治決断をすべき時であった。
そのときはカン総理であったが、自身を専門家と世に訴えるだけで、具体的な原発爆発に対する指示を出せなかった。 後世の歴史家が、其の責任を指摘するであろうが、我々も『エダノ、カン、ニシヤマ』各氏の名前を記憶しておく必要がある。 5年目以降、ガンなどの顕著な例が見られると思ったが、どうやら免疫系が弱っている方々には、もっと早く影響が出てくるような状況になってきた。
比較すれば、神戸地震で村山総理が自らの経験不足を、震災3日後には責任を自らが持ち、全権を『小里氏』に委任したのとは大違いであった。
其の総理の決断が必要なときに、何等の支持も出さず、
今回の、『TPP問題、消費税引上げ問題』 などは、じっくりと時間をかけて多くの国民の意思を確認すべき事項であろうに、自分勝手に《 「2010年代半ばまでに段階的に消費税率を10%まで引き上げる」、「2011年度内に(法案を)提出する」「日本は社会保障の安定財源の確保に着実に取り組む」》と、合意の議論も無いまま国際舞台で打ち上げてしまった。
国民が望んだ、民主党はこんな党だったのか・・・ 。 鳩山民主党のときは、もっと真摯な姿が感じられたものだが、今はそんな姿は微塵も無い。
『リーダーシップ の履き違え』の最たるものであるのか、財務官僚の外圧を利用して日本の方向を官僚の思う方向に導こうとしたのか・・・?
総理が自らの決断を、実行に移すのを許されるのは、東日本大震災時の様に収集が付かなくなった危急存亡のときのみであろう。
閣僚のアズミ、ゲンバ、エダノ、フルカワ、ホソノ、レンホウ、と錚錚たるチンピラ内閣。
彼等からは、歴史の中で通じる政治哲学の『オーラ』が発せられていない、単なるその場しのぎ、あわよくばアメリカ様から官僚共々、終生、餌をもらい続けられることを願って居るだけだろう。
韓国ドラマばかり見せられ続け、日本人としての古き良き伝統はおろか、日本人のメンタリティまで失ってしまったのか・・・ 。 何処で覚えたか野田総理の、韓国流の水の飲み方・・ 。
松下生計塾で教わった『無税国家論』 でも読み返して欲しいものだ・・・ 。