住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

落合監督 ガンバレーッ

2011年11月12日 | 日記

日本シリーズが始まった
落合監督の一勝、相手は秋山監督、どちらもホームランバッター
そして、どちらもシーズン優勝チーム、最後は秋田県がんばれーとなる


それにしても、スタンドのお客さんには感心させられる、あそこまで
一糸乱れず、メガホンを手に持ち、9回までバカになれるものだ
今日の、ノダ発言なんかは興味が無いのだろうか・・・ ?
家に帰ったら、さぞぐっすり眠れる事だろう
そのスポーツ観戦が無かったら、ストレスで潰れる人も居る事だろう


その昔は、国民にはパンとサーカスが有ったら世を治められる
と言ったのは、どこぞの詩人だったのだろうか
本質的な面では、人類はそんなに進化したと言えない事の
一つの証拠のような気がする


それにしても、ベンチの奥の隅っこで
将棋指しの様な面持ちで試合を見ている、落合監督
何手先まで読んでいる事やら、パターンの一つは7戦目まで
頭の中に入っていることだろう
早めに、勝つに越した事はないが、とにかくガンバレーィ !!




TPPに対する正論

2011年11月12日 | 日記

   反対論 ― 榊原英資氏

   賛成論 ― 伊藤元重氏

 *** 以下引用 下記 URLより ***
   http://www.asyura2.com/11/senkyo121/msg/867.html

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 伊藤氏は、日本国内だけの政治的力では氏が考えている改革ができないと判断しており、改革を実現する絶好の機会としてTPPを利用したいと考えるいわゆる「“外圧”活用論者」である。

 伊藤氏―《抽象的な参加意義の多くは榊原氏によってほぼ否定され(榊原氏の主張を紹介する折りに触れる)、つまるところ、「既得権益の温存で沈滞し内向きにもなっている日本を、TPPという“外圧”を利用することで変革し、世界に攻めていける未来を切り拓く」というものに収れんした。》

 榊原氏―《“外圧活用論”について、「私も15年前は外圧を利用してなんとか変えようとした。外圧の活用はかつて有効だったが、今の外圧は、維持すべき日本的制度を破壊するもの」と指摘した。》


 伊藤氏やフジテレビの論説委員長若松氏が交渉に参加して日本の言い分を強く主張すればいいという見解を示すと、榊原氏は、内政はともかく、外交はまったくダメと反論し、その理由として:
● 対米交渉はシビアで、米国は勝手な国。対米保険交渉に実際に携わったが、後ろに控えているAIGなどの企業利益をむりやり求めてくる。TPPでも、国有化されたAIGが「混合診療」解禁を押すはず。
● 日本は米国のマスコミを使ってアメリカ国民の世論を動かすことはできないが、米国は日本のマスコミ対策に長けており、今回のTPP問題でも、反対が1、2社あってもいいのに、日本のマスコミすべてが参加に賛成しているのはそのせいだと思っている。
● そのような日本のマスコミは、対米交渉に臨んでいると後ろから鉄砲を撃つようなものなので、交渉力を発揮できない。
● 外務省は、対米交渉で、半分アメリカ側につく。

  ということをあげた。


 榊原氏が番組内であげたTPP参加に反対する理由:

○ 伊藤氏などの「開国」論に対し、日本はすでに十分「開国」している。 関税率も、
  コメを除けば、先進国で一番低い。

○ 米国の言うグローバリゼーションとはアメリカナイゼーションのことであり、
  「混合診療」の解禁に代表されるように多くの分野に関わるTPPへの参加は、
  “日本をアメリカにする”ということだ。
  TPP参加は、アメリカの制度やシステムでつくられた“EU”に加盟するよう
  なものだ。
  米国とのFTAは必要だと思うが、危険なTPPの交渉に飛び乗る必要はない。

≪伊藤氏:TPPのルールが世界化する可能性もある。早く入って関与すべきで、遅れて入ると不利になる≫


○ TPPは関税撤廃を原則ではなく前提とする経済同盟であり、FTAと違って
  コメなどが例外(永続的に)になることはない。日本がコメの関税をゼロにする
  ことなんかできるはずもない。
  「事前協議」で関税撤廃を承知して交渉に参加するわけだから、あとになって
  関税撤廃の例外品目化がダメだったのでやめるというわけにはいかない。

≪伊藤氏:農業はこの10年、20年なにをしてきたのか。このままでは農業は衰退する。(「外圧活用派」だから、)TPPを機会として、新しい農業経営の道を築くべき≫

○ 「混合診療」を認めるようになれば、公的保険の一部が崩れる。「政府調達」の
  開放でも、地方の建設業者10万社がばたばたと倒れていく。「金融」では、
  郵貯、簡保が問題になる。

≪伊藤氏:「混合診療」も解禁で問題はなく、保険診療とうまくバランスがとれればよい。医者不足など今の医療制度はひどい≫

○ 米国や豪州がTPPを進めているわけは、成長著しい東アジアに入りたいからである。
  日本にとってはASEAN+3のほうがより重要な経済連携である。国益をかけて
  そこに入りたい米国や豪州をいつまでもはねつける必要はないが、こっちから乗る
  必要もない。
  冗談めかして、TPPは、米国とオーストラリアが大きな国で、日本が参加して初めて
  実体的なものになる。 米国が日本を必要としているのだから、待っていればいい。

≪伊藤氏:日中韓のFTAはこの10年間まったく進んでいない。TPPを進めれば、中国はわからないが、韓国は入ってくる≫


○ TPPで確固たる中国包囲を敷き、中国を誘いこんでTPPのルールで中国の内政を
  変えていくという考え方に対し、中国が入るようなことは絶対ないと笑い飛ばした。

○ TPP=「日米同盟」という考え方に対し、なんでも米国に従わなければならないという
  立場ならそう言えるが、もう米国のいいなりになっていればいいという時代は終わった。
  心は右、財布は左という話が通用するのかという問いに、安全保障は米国、経済はアジア
  ということも可能で、日本も国益を追求すべきだと切り返した。

○ すっとTPP参加に乗ってしまった野田首相の資格(資質)を問いたい。


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※ 榊原氏は、番組の最後で、日本の財政再建について、消費税を15%程度までアップさせる必要があると語った。 これも何度か書いてきたように、財政再建にはつながらないまま経済状況=国民生活のみが悪化する愚策だと考えている。
 榊原氏は、野田首相があまりにも財務省の言いなりになっているとの苦言を呈した。

  ***  以上引用  終  ***


 トヨタ車のアメリカの訴訟を挙げるまでも無く、アメリカは訴訟社会である。 全くの言いがかりでも、訴訟に持ち込まれるし、政策的な策謀の為のイメージ作りにも利用される。
しかし、それは日本の国民性にはなじまない。 苦しい事も楽しい事もみんなで分け合うと言う日本の心情も、アメリカ人には理解され難い。 それは、金銭を基本とするドライな成果主義であるからであろう。


日本では、農業に従事する人は『百姓』と言われ、古来、百の仕事をこなした。
20ヘクタール~30へクタールの土地を耕す、専業農家ではなかったのである。
物作りは、人づくり・・・他国よりも良い物を作れば、必ず競争しても負けない。
地方の中小企業は、現地の困りごとを解消する事から、その事業が始まったことが多い。
又、食品工業は其の食品の保存を主体とすることから始まったものが多い。
何も、世界中に其の食べ物をばら撒こうなどと、始めた事業は稀ではないだろうか。

繰り返して言えば、グローバリゼーションは、アメリカナイゼーション、法体系がそちらの方に傾けば純粋な日本人は、アメリカから来た雑草に『駆逐』 されてしまうのではないだろうか・・ 。
アメリカから、入ったのだろう数え切れないほどの実を付け、根はサツマイモのようになり、さし芽しても簡単に増える雑草が、最近身の回りに繁殖してきている。 人間社会より早く、植物界はグローバル化してきている・・・ 。