みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

歌舞伎座のガックン

2010年04月03日 02時22分04秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

水曜日は新横浜に通院してきました。
病院前の桜並木に期待して行ったけど、ちょっと早かったみたいでした。


さて、引き続き土曜日の話。


まわりまわって歌舞伎座についた自分です。歴史ある建物っぽいし、もうすぐ取り壊しとか言ってるし、ちょろっと見学していこうと思いウロチョロしていたら、小さな列を発見。

まさかこの時間に芝居の列があるわけもないし、『?』と思いつつも声をかけてみる我々。

『あの~、これって何の列ですか?』
『まさか歌舞伎じゃないですよね?』
(なんか旅番組チック)

『いや、歌舞伎ですよ。これから見られますよ』

『マジですか!ありがとうございます!』

歌舞伎には素晴らしいシステムがあって、全幕見ると高い、時間がないというお客さんや、好きな部分を何度もみたいというお客さんが通いやすいように、一幕のみの4階席というのがあります。
幕の内容によって値段は変わりますが、今回は8時25分~9時5分の踊りメインの短い演目だったので、なんと700円!今ならセットで七福神財布もついてきます!さらに抽選で海老蔵着ボイスをゲット!!的な安さです。
(実際には七福神財布も着ボイスの抽選もありません)

とにかく、世界に誇る日本の伝統芸能を700円で見られるとあっては、これをスルーする選択肢は、芝居を見逃した芝居好きとしてはありえないわけで、列に並んでみた。あと1時間は先だけど。

でもね、正直不安が無いわけでは無いのです。
伝統芸能イコールつまらないってイメージもあるし、大昔に人形浄瑠璃を見に行って二幕目で爆睡という華々しい経歴の持ち主なので、二の舞がこわいのさ。

果たして結果は……



おもしろっ!

かなり面白です。イヤホンガイドは使いませんでしたが、事前にチラシ裏のあらすじを読んでおいたので話は分かったし、中盤の狂言っぽいところは台詞も割と聞き取れたし、内容はコントだしw
後半の舞踊は想像以上にアクティブ!三味線の早弾きはまるでタックマツモト(B'zのね)だし、古典ならではの表現もある意味ツッコミどころ満載で◎
いえ、もちろん伝統ある文化としても素晴らしく、未熟者ながら多大な感動と感銘を受け、この芸術を是非とも後世まで残して行くためのお手伝いをさせて頂きたいな~とか、そんなようなことも思ったんですよ、きっと。

そんなわけで歌舞伎座も残り35日(きってます。これ、土曜の話なんで)




舞台はこんな感じ。



さすがに4階席から花道は見えません。



廊下のポスター。



こんなところにガックン!?
「抱いて愛さず 斬って涙せず」
時代物でもカラーコンタクト着用w
ちょっと見てみたいかも!とトモダチと盛り上がってみた。


思っていたよりずっと敷居の低い歌舞伎座。
好感度急上昇だにゃあ