みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

文字と自然現象~この地この時この人々で…?~

2011年02月14日 22時22分59秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

電車のなかで読みかけの文藝別冊を開きましたが、まったく集中出来ません。
大好きな、つかこうへいの特集号なのに。

だって外は雪なんだもーん。

自分が雪国の人間ならこうはならないと思うけど、雪が特別な横浜市民としては、見慣れた駅がまるで旅先のような哀愁を纏っていく様子は、やはり目が離せない。


人間が苦心惨憺して書き上げる文章よりも、たまたま条件が揃って現れる『ただの』自然現象の方が、人間の心を捕らえてしまう(事もある)ってどーなんだろ?

そんなこと考えだすと、芝居とか文学とか踊りとか音楽とか書道とかドレスとか絵画とか手品とかスポーツとか、その他諸々の意味とかが、何だかよく分からなくなる。

才能や努力や積み重ねやチームワークや忍耐やらを駆使して何かを成し遂げる事の、自己満足以外の意味が。



でも、虹や雪や流れ星や茜空に感動するって事に、逆に芝居とかの可能性も感じる。


人間はやっぱり『今、目の前で起きていること』が好きなんだと思う。

今この瞬間。
今この空間。
今この人間。


あれ?
これって、『この地、この時、この人々で』みたいな?


解らない。
分からないけど、芝居も好き!バイクも好き!旅も好き!

結局全部、瞬間を切り取りに行っているのかもしれないにゃあ