みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

6月4日活動報告

2011年06月04日 23時59分04秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。

6月4日(土)は宮城県仙台市の岡田地区にある民家の、床下の泥出しをしました。

床下の泥出しはキツい!
という話を聞いていましたが、小柄な女子達は、隙間に簡単に体が入るので、個人的には他のところでやった畑の泥出しと、疲労度はあまり変わらないと思いました。

床下に溜まったヘドロを掻きだし、普通の土が見えてくるのは中々感動的です。

一部屋分の床下が全部キレイな土になった時は、人生で初めて、ただの土を見て『爽やか~( ´∀`)』と感じました。


印象的だった話。

活動先のお宅のお父さんと娘さん(?)の会話。

床下の泥出しが終わったら、お父さん的にはまた新しい床板を張り直し、今のお家に住み続けられるぞ!
という計画・テンションでした。

でも、娘さん曰わく、
手間暇&お金をかけて、家を整え終わる頃には、この家を出て行かなきゃいけなくなる。

お父さん
そんな訳あるかい。キチンと住める状態になった家から、そう簡単に住人は追い出されないはずさ。

娘さん
でも、10月くらいには立ち退き迫られるっぽいし…



海抜の低い土地は、同じことを繰り返さないためにどうすればいいかという協議の真っ最中らしく、今後も住み続けていいのか、未だ決まっておらず…


自分は、お二人のやり取りを聞いても、別に床下の泥出し作業に虚しさは感じませんでした。

でも、それは単発のボラで来てるからだと思います。
『今しかないから、とにかく今できることをやろう!』みたいな。

でも、あの状況が日常で、しかも先が見えないとなれば、片付けをする気力、未来を考えるテンション、そういったものが根こそぎ奪い取られていくような人が出てきてもおかしくないなと思ったし、ボラセンにボラ要請を出さない人の中には、家族で片付けきれる人もいれば、片付ける気も奪われてしまった人もいるんだろうなとか、、、とにかく色々なものが頭をグルグルして、なんだかグルグルしています。

明日は今回の活動最終日です。
『頑張れ!』や『頑張って!』や、場合によっては『頑張ろう!』さえ、NGワードになりかねないらしいけど、でも、言っちゃうよ。

自分、頑張る!

1、2、3、ニャーーー!