こんばんにゃ。
さて、6月5日(日)の続きです。
3人は無事仕事を頂きましたが、ご依頼主さんの都合により作業は13時から、ボラセン出発は12時20分。
で、今は10時40分。
一時間半、ボラセンでゴロゴロしてるのも違うなぁ…ということで、ボラセン周辺の町の様子を見てきました。
センターの前のグランドでは、避難所生活をしていると思しき親子が宝探しらしきオリエンテーションをしていました。
5月の時からも含めて、今までで一番楽しげな子供たちの姿。
一緒に遊んでいる大人たちも、営業スマイル(笑)じゃなくて、嬉しい癒やされる光景でした。
『男性、一人暮らし』と聞いていましたが、実際にはおじいちゃんと、病気で体の不自由な奥さんと、精神面で障害をもった息子さんとの三人暮らしでした。
息子さんのこだわり満点の品々を慎重に片付け、開かずの間となっていた二階を片付け、ガラスが割れたままの本棚などを移動したりしました。
庭で瓦礫や廃棄物を積んでいたら、通りすがりの方々にまで『ボランティアさん?ありがとね』と声をかけていただき温かい気持ちになれました。
お迎えの時間より少し早い時間に作業が終わったので、おじいちゃん自慢の豆しば(その割にデカいw)とたわむれ過ごしました。
最初は普通に犬トークをしたりしてましたが、前日の夕飯でのリーダーの言葉が頭をよぎります。
『女川では、地震の時はどうでした?って聞くことも(相手によっては)求められたりしたよ。
話したい人や、話すことで少しずつ気持ちに折り合いをつけたい人もいるんだよ』
いいのか?
こんなドシロウトの自分が、大丈夫なのか?
でも、このおじいちゃん、しばらくはボランティアとか頼まなさそうだし…
そういう機会、次はいつになるか分からないし…
自分がふることのできた話題は、
『地震の時、ワンちゃん、びっくりしたりしましたか?』
これが限界でした。
話したい人なら、
『犬も驚いたみたいだけど、自分たちもね~…』
などと話を広げてくれるかもだし、
話したくない人なら
『どうだろうね~』
と、濁してくれるはず。
怖かった。
普段は口数多くて、不用意に人を傷つけて、簡単に開き直って、居直って…みたいな事ばかりしてる自分だけど、意識した途端、怖くなった。
思い出しても怖い。
とにかく怖かった。
おじいちゃんは幸い黙り込んでしまうこととかはなく、自分や家族がビックリしたこと、犬が三頭とも脱走したこと、うち二頭は自力で帰ってきたこと、残る一頭はお母さん犬で、里子に出した子犬のところに行っていたことなどを聞かせてくれました。
犬の話メインになったのは、もしかしたら私たち側へのサービスもあったのかも…って気もしたりしましたが、それ以上こちらからネタをふる勇気は、私は絞り出せなかったし、それ以上はしなくてもよかったはずと思いたい。
一緒に行ったチームメイト2人がが、気さくな人柄だったり、犬を飼ってる人もいて、話ははずんでたし。
ホントに助かった。
物理的にだけでなく、気持ち的にも少しは役に立てたのだろうか…
特別な資格も技術も話術もない自分なんかで、本当に良かったんだろうか?
心配や心残りはつきないけど、今の私の限界はここまで。
じき、お迎えも来たので帰りました。
次の活動が最後になるかもしれないけど、その時まで、力とお金を蓄えて、虎視眈々と備えるぞ。
てか、ボラだけじゃなく、芝居も仕事も頑張らなくちゃにゃあ(*´д`*)
さて、6月5日(日)の続きです。
3人は無事仕事を頂きましたが、ご依頼主さんの都合により作業は13時から、ボラセン出発は12時20分。
で、今は10時40分。
一時間半、ボラセンでゴロゴロしてるのも違うなぁ…ということで、ボラセン周辺の町の様子を見てきました。
センターの前のグランドでは、避難所生活をしていると思しき親子が宝探しらしきオリエンテーションをしていました。
5月の時からも含めて、今までで一番楽しげな子供たちの姿。
一緒に遊んでいる大人たちも、営業スマイル(笑)じゃなくて、嬉しい癒やされる光景でした。
『男性、一人暮らし』と聞いていましたが、実際にはおじいちゃんと、病気で体の不自由な奥さんと、精神面で障害をもった息子さんとの三人暮らしでした。
息子さんのこだわり満点の品々を慎重に片付け、開かずの間となっていた二階を片付け、ガラスが割れたままの本棚などを移動したりしました。
庭で瓦礫や廃棄物を積んでいたら、通りすがりの方々にまで『ボランティアさん?ありがとね』と声をかけていただき温かい気持ちになれました。
お迎えの時間より少し早い時間に作業が終わったので、おじいちゃん自慢の豆しば(その割にデカいw)とたわむれ過ごしました。
最初は普通に犬トークをしたりしてましたが、前日の夕飯でのリーダーの言葉が頭をよぎります。
『女川では、地震の時はどうでした?って聞くことも(相手によっては)求められたりしたよ。
話したい人や、話すことで少しずつ気持ちに折り合いをつけたい人もいるんだよ』
いいのか?
こんなドシロウトの自分が、大丈夫なのか?
でも、このおじいちゃん、しばらくはボランティアとか頼まなさそうだし…
そういう機会、次はいつになるか分からないし…
自分がふることのできた話題は、
『地震の時、ワンちゃん、びっくりしたりしましたか?』
これが限界でした。
話したい人なら、
『犬も驚いたみたいだけど、自分たちもね~…』
などと話を広げてくれるかもだし、
話したくない人なら
『どうだろうね~』
と、濁してくれるはず。
怖かった。
普段は口数多くて、不用意に人を傷つけて、簡単に開き直って、居直って…みたいな事ばかりしてる自分だけど、意識した途端、怖くなった。
思い出しても怖い。
とにかく怖かった。
おじいちゃんは幸い黙り込んでしまうこととかはなく、自分や家族がビックリしたこと、犬が三頭とも脱走したこと、うち二頭は自力で帰ってきたこと、残る一頭はお母さん犬で、里子に出した子犬のところに行っていたことなどを聞かせてくれました。
犬の話メインになったのは、もしかしたら私たち側へのサービスもあったのかも…って気もしたりしましたが、それ以上こちらからネタをふる勇気は、私は絞り出せなかったし、それ以上はしなくてもよかったはずと思いたい。
一緒に行ったチームメイト2人がが、気さくな人柄だったり、犬を飼ってる人もいて、話ははずんでたし。
ホントに助かった。
物理的にだけでなく、気持ち的にも少しは役に立てたのだろうか…
特別な資格も技術も話術もない自分なんかで、本当に良かったんだろうか?
心配や心残りはつきないけど、今の私の限界はここまで。
じき、お迎えも来たので帰りました。
次の活動が最後になるかもしれないけど、その時まで、力とお金を蓄えて、虎視眈々と備えるぞ。
てか、ボラだけじゃなく、芝居も仕事も頑張らなくちゃにゃあ(*´д`*)