今回はデスノートの第二部についてご紹介しようと思います。映画は見たが漫画は見ていないという人は、第一部のクライマックスが映画と漫画で違うというのをご存知ないかと思います。映画も漫画も見た方は映画にどんな感想を持ったのか気になるところです。僕自身は映画は見ていません。仕事が忙しくて見ている暇がないという事情がありました…。いつかDVDで見てみたいと思います。
第二部は、第一部のクライマックスから4年後が舞台になります。世界はすでにキラの行為を認め始めていて、キラに賛成する国まで現れていました。徐々に夜神ライトの思い描いた新世界が出来上がり始めていました。ライトは警察庁に就職し、犯罪者の情報を手に入れやすくなったこともありキラの裁きは勢いを増す一方でした。
この頃、かつてLの育った「ワイミーズハウス」という施設の後輩、「ニア」と「メロ」がキラを倒すために動き始めていました。Lの遺志を受け継いだ二人が、Lの後継者としてキラと対決します。「ニア」が施設のNo.1、「メロ」が施設のNo.2で、この二人は仲が悪く、互いに別々の手段でキラが誰なのかを調べていきます。
第二部の序盤は、ライト対メロを中心に話が進みます。ライトはこの戦いでデスノートをメロに取られてしまいますが、実は第一部クライマックスの戦いで2冊目のノートを手に入れていました。メロはロサンゼルス地下マフィアに身を置き、組織力というものをフルに使い、キラの力の秘密に近づいていきました。ニアも、FBIやCIAの捜査官を中心に組織を作り、キラと対決していきます。ライト対メロの対決が激化する中で、ニアは夜神ライトがキラであると確信します。メロも、夜神ライトがキラだと確信します。第二部のクライマックスでは舞台が日本に戻り、最後の死闘が繰り広げられます。勝つのはライトなのか、Lの後継者なのか、ここでは伏せておきますのでぜひ読んでみて下さい。
第一部ではライト対Lの一騎打ちでしたが、第二部ではライト対ニア、ライト対メロという1対2での対決なので、心なしかライトが押され気味のようです。また、舞台が日本からアメリカに移り、スケールも大きくなりました。第二部では第一部とは比べ物にならないくらいの大人数が死ぬことになります。これほどまでの犠牲を払ってまで新世界を作りたいものなのかと、ライトの考えに疑問を持ちました。第一部ではライトを応援していましたが、第二部ではライトは負けた方が良いのではないかと考えるようになりました。女の子の気持ちを利用したりと、悪どい策略を企てるライトは以前のような純粋さをなくしていて、もはや支持できるものではありませんでした。
本当に色々考えさせられる漫画で、近年屈指の名作だと思います。映画化、小説化など、色々な企画もありました。週刊少年ジャンプという雑誌でこのようなサスペンスを連載するのは珍しく、今までにない新鮮さがありました。この漫画を読んでいると自分も頭が良くなった気になるのが不思議です(笑)。正義と悪の境界線のようなものを考えさせられる漫画で、作者もそれを読む側に投げかけている気がします。みなさんもこの漫画を読んで、夜神ライトの考え方に触れてみてください。ただし、思考が「ライト化」しないように気をつけてくださいね(笑)。「L化」もあまりオススメは出来ませんが(笑)。
それでは、この辺りでデスノートのご紹介を終了します。3回に分けて書いてみましたが、それぞれある程度書きたいことを書けたので良かったと思います。ご意見、ご感想を頂けたら幸いです。それでは、失礼します。
第二部は、第一部のクライマックスから4年後が舞台になります。世界はすでにキラの行為を認め始めていて、キラに賛成する国まで現れていました。徐々に夜神ライトの思い描いた新世界が出来上がり始めていました。ライトは警察庁に就職し、犯罪者の情報を手に入れやすくなったこともありキラの裁きは勢いを増す一方でした。
この頃、かつてLの育った「ワイミーズハウス」という施設の後輩、「ニア」と「メロ」がキラを倒すために動き始めていました。Lの遺志を受け継いだ二人が、Lの後継者としてキラと対決します。「ニア」が施設のNo.1、「メロ」が施設のNo.2で、この二人は仲が悪く、互いに別々の手段でキラが誰なのかを調べていきます。
第二部の序盤は、ライト対メロを中心に話が進みます。ライトはこの戦いでデスノートをメロに取られてしまいますが、実は第一部クライマックスの戦いで2冊目のノートを手に入れていました。メロはロサンゼルス地下マフィアに身を置き、組織力というものをフルに使い、キラの力の秘密に近づいていきました。ニアも、FBIやCIAの捜査官を中心に組織を作り、キラと対決していきます。ライト対メロの対決が激化する中で、ニアは夜神ライトがキラであると確信します。メロも、夜神ライトがキラだと確信します。第二部のクライマックスでは舞台が日本に戻り、最後の死闘が繰り広げられます。勝つのはライトなのか、Lの後継者なのか、ここでは伏せておきますのでぜひ読んでみて下さい。
第一部ではライト対Lの一騎打ちでしたが、第二部ではライト対ニア、ライト対メロという1対2での対決なので、心なしかライトが押され気味のようです。また、舞台が日本からアメリカに移り、スケールも大きくなりました。第二部では第一部とは比べ物にならないくらいの大人数が死ぬことになります。これほどまでの犠牲を払ってまで新世界を作りたいものなのかと、ライトの考えに疑問を持ちました。第一部ではライトを応援していましたが、第二部ではライトは負けた方が良いのではないかと考えるようになりました。女の子の気持ちを利用したりと、悪どい策略を企てるライトは以前のような純粋さをなくしていて、もはや支持できるものではありませんでした。
本当に色々考えさせられる漫画で、近年屈指の名作だと思います。映画化、小説化など、色々な企画もありました。週刊少年ジャンプという雑誌でこのようなサスペンスを連載するのは珍しく、今までにない新鮮さがありました。この漫画を読んでいると自分も頭が良くなった気になるのが不思議です(笑)。正義と悪の境界線のようなものを考えさせられる漫画で、作者もそれを読む側に投げかけている気がします。みなさんもこの漫画を読んで、夜神ライトの考え方に触れてみてください。ただし、思考が「ライト化」しないように気をつけてくださいね(笑)。「L化」もあまりオススメは出来ませんが(笑)。
それでは、この辺りでデスノートのご紹介を終了します。3回に分けて書いてみましたが、それぞれある程度書きたいことを書けたので良かったと思います。ご意見、ご感想を頂けたら幸いです。それでは、失礼します。