こんにちは。
昨日の夜はフィギュアスケートに夢中になりました。
安藤選手の見事な演技、そして涙の金メダルに感動です。
激闘を振り返ってみます。
前日のショートプログラムが終わった時点での順位は、
1位 キム・ヨナ(韓国) 71.95
2位 安藤美姫 67.98
3位 カロリーナ・コストナー(イタリア) 67.15
4位 キミー・マイズナー(アメリカ) 64.67
5位 浅田真央 61.32
浅田選手の出遅れは予想外でした。
3回転-3回転が3回転-1回転になってしまったとき、会場から悲鳴が聞こえたのが印象的でした。
会場の全員が浅田選手がジャンプを失敗するわけないと思っていたのだと思います。
それだけ実力が知れ渡っているということですね。
カロリーナ・コストナー選手は2005年の世界選手権で銅メダルを取っています。
このときの世界選手権にはイリーナ・スルツカヤ選手、サーシャ・コーエン選手、ミシェル・クワン選手、荒川静香選手、村主文枝選手といった世界クラスの選手が勢ぞろいしていました。
その中で銅メダルを取ったのだから、コストナー選手の秘める力は相当なものがあると思います。
キミー・マイズナー選手は2006年の世界選手権で金メダルに輝いています。
トリノオリンピックにも出場していましたが、そのときは世界クラスの実力ではなかったように思います。
その1ヶ月後の世界選手権で見事金メダルを獲得。サーシャ・コーエン、村主文枝両選手を倒しての金メダルなので、まぐれではないと思います。ディヘンディングチャンピオンとして迎えた2007年世界選手権、その心の内はどうだったのでしょうか。
キム・ユナ選手は浅田選手のライバルとして有名ですね。
2006年世界ジュニア選手権で浅田選手を破って優勝しています。
さらに2006年グランプリファイナルの金メダリストでもあります。
腰を痛めているそうですが、ショートプログラム1位になる底力はすごいと思います。
そして安藤選手です。
トリノオリンピックでは15位に惨敗。
しかしこの年は2003年や2004年に比べて明らかに体の切れが悪かったです。
オリンピックでも勝ち目がないのはわかっているのに、マスコミがしつこく4回転を煽ったりして可哀相でした。
トリノでの演技は痛々しいものでした。
スポーツ新聞に「これがトラウマにならなければ良いが…」とあって、読んだとき心が沈んだのを今でも憶えています。
そして迎えた2007年世界選手権。
安藤選手は見事な演技を見せました。
滑りのスピードがトリノのときとは全く違います。
ジャンプも安定感も抜群!
ショートプログラムでキム・ヨナに次ぐ2位につけます。逆転は十分可能な位置。
3月24日、いよいよフリー。
最終滑走者として登場した安藤選手。
この時点で浅田選手がトップに立っているので、日本人が金メダルを取るのはもう確定。
そして安藤選手の演技が始まる!
序盤の難易度の高い3回転-3回転を余裕で決め、次に飛ぶのは4回転サルコー。
とにかく成功率の低いこの技。
テレビの前で「たのむ、飛ばせてあげて!」と思わず声が出る。
いよいよその瞬間!
回転数が少ない、と思ったら「トリプルにしましたね。」と解説の八木沼さん。
どうやら3回転に切り替えたようです。
でも無事に着氷してくれたのでまずは一安心。
その後も無事にジャンプを決めていく安藤選手。
テレビに釘付けになっていた私はとにかく早くジャンプが終わってほしいと思った。
そして最後、3回転-2回転-2回転を決めジャンプをノーミスでクリア!
ここからストレートラインステップの始まり!
やはりトリノのときとは切れが全然違う、見事なステップ!
会場から手拍子が起き、私も一緒に手拍子を送る。
タンッタンッタンッタンッ!と送られる手拍子を受けて舞う安藤選手。
「メリハリのいいストレートラインステップですね。これはポイント高いです。」と八木沼さん。
いよいよメダルへの期待が高まる。
演技が終了し、会場からは溢れんばかりの拍手と喝采!
かなりの数の花束が投げ込まれていた。
ニコライ・モロゾフコーチと採点を待つ安藤選手。
会心の滑りをみせ、金メダルか銀メダルを取るのはもう間違いない。
問題は金メダルに輝くのが安藤、浅田どちらになるのか…。
浅田選手の得点は 194.45
この得点を超えることができるのか…。
そして安藤選手の得点が発表された!
195.09
オオーッという大歓声!
歓喜してニコライ・モロゾフコーチと抱き合う安藤選手。
この瞬間、世界王者・安藤美姫が誕生した!
その後すぐ彼女は泣きくずれた。
今までの苦労以上に、努力が報われたという嬉しさが溢れたのかも知れません。
こんなに泣いた安藤選手は見たことがないです。
私ももらい泣きしてしまいました。
金メダルが決まった瞬間の感動は忘れません。
2位の浅田選手との差はわずか0.64、これ以上ないくらいの激戦に心が熱くなりました。
トリノから見事に立ち直った安藤選手に勇気づけられました。
安藤美姫さん、金メダルおめでとう!
昨日の夜はフィギュアスケートに夢中になりました。
安藤選手の見事な演技、そして涙の金メダルに感動です。
激闘を振り返ってみます。
前日のショートプログラムが終わった時点での順位は、
1位 キム・ヨナ(韓国) 71.95
2位 安藤美姫 67.98
3位 カロリーナ・コストナー(イタリア) 67.15
4位 キミー・マイズナー(アメリカ) 64.67
5位 浅田真央 61.32
浅田選手の出遅れは予想外でした。
3回転-3回転が3回転-1回転になってしまったとき、会場から悲鳴が聞こえたのが印象的でした。
会場の全員が浅田選手がジャンプを失敗するわけないと思っていたのだと思います。
それだけ実力が知れ渡っているということですね。
カロリーナ・コストナー選手は2005年の世界選手権で銅メダルを取っています。
このときの世界選手権にはイリーナ・スルツカヤ選手、サーシャ・コーエン選手、ミシェル・クワン選手、荒川静香選手、村主文枝選手といった世界クラスの選手が勢ぞろいしていました。
その中で銅メダルを取ったのだから、コストナー選手の秘める力は相当なものがあると思います。
キミー・マイズナー選手は2006年の世界選手権で金メダルに輝いています。
トリノオリンピックにも出場していましたが、そのときは世界クラスの実力ではなかったように思います。
その1ヶ月後の世界選手権で見事金メダルを獲得。サーシャ・コーエン、村主文枝両選手を倒しての金メダルなので、まぐれではないと思います。ディヘンディングチャンピオンとして迎えた2007年世界選手権、その心の内はどうだったのでしょうか。
キム・ユナ選手は浅田選手のライバルとして有名ですね。
2006年世界ジュニア選手権で浅田選手を破って優勝しています。
さらに2006年グランプリファイナルの金メダリストでもあります。
腰を痛めているそうですが、ショートプログラム1位になる底力はすごいと思います。
そして安藤選手です。
トリノオリンピックでは15位に惨敗。
しかしこの年は2003年や2004年に比べて明らかに体の切れが悪かったです。
オリンピックでも勝ち目がないのはわかっているのに、マスコミがしつこく4回転を煽ったりして可哀相でした。
トリノでの演技は痛々しいものでした。
スポーツ新聞に「これがトラウマにならなければ良いが…」とあって、読んだとき心が沈んだのを今でも憶えています。
そして迎えた2007年世界選手権。
安藤選手は見事な演技を見せました。
滑りのスピードがトリノのときとは全く違います。
ジャンプも安定感も抜群!
ショートプログラムでキム・ヨナに次ぐ2位につけます。逆転は十分可能な位置。
3月24日、いよいよフリー。
最終滑走者として登場した安藤選手。
この時点で浅田選手がトップに立っているので、日本人が金メダルを取るのはもう確定。
そして安藤選手の演技が始まる!
序盤の難易度の高い3回転-3回転を余裕で決め、次に飛ぶのは4回転サルコー。
とにかく成功率の低いこの技。
テレビの前で「たのむ、飛ばせてあげて!」と思わず声が出る。
いよいよその瞬間!
回転数が少ない、と思ったら「トリプルにしましたね。」と解説の八木沼さん。
どうやら3回転に切り替えたようです。
でも無事に着氷してくれたのでまずは一安心。
その後も無事にジャンプを決めていく安藤選手。
テレビに釘付けになっていた私はとにかく早くジャンプが終わってほしいと思った。
そして最後、3回転-2回転-2回転を決めジャンプをノーミスでクリア!
ここからストレートラインステップの始まり!
やはりトリノのときとは切れが全然違う、見事なステップ!
会場から手拍子が起き、私も一緒に手拍子を送る。
タンッタンッタンッタンッ!と送られる手拍子を受けて舞う安藤選手。
「メリハリのいいストレートラインステップですね。これはポイント高いです。」と八木沼さん。
いよいよメダルへの期待が高まる。
演技が終了し、会場からは溢れんばかりの拍手と喝采!
かなりの数の花束が投げ込まれていた。
ニコライ・モロゾフコーチと採点を待つ安藤選手。
会心の滑りをみせ、金メダルか銀メダルを取るのはもう間違いない。
問題は金メダルに輝くのが安藤、浅田どちらになるのか…。
浅田選手の得点は 194.45
この得点を超えることができるのか…。
そして安藤選手の得点が発表された!
195.09
オオーッという大歓声!
歓喜してニコライ・モロゾフコーチと抱き合う安藤選手。
この瞬間、世界王者・安藤美姫が誕生した!
その後すぐ彼女は泣きくずれた。
今までの苦労以上に、努力が報われたという嬉しさが溢れたのかも知れません。
こんなに泣いた安藤選手は見たことがないです。
私ももらい泣きしてしまいました。
金メダルが決まった瞬間の感動は忘れません。
2位の浅田選手との差はわずか0.64、これ以上ないくらいの激戦に心が熱くなりました。
トリノから見事に立ち直った安藤選手に勇気づけられました。
安藤美姫さん、金メダルおめでとう!