読書日和

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「L change the WorLd 」

2008-01-02 19:58:14 | 小説
新年になって最初に読んだ本をご紹介します☆
今回ご紹介するのは「L change the WorLd」(著:M)です。

-----内容-----
L、最後の23日間。
劇場版『デスノート』から、ついにスピンオフ「L」登場!
究極の選択をしたのち、Lに降り掛かった最後の事件を描く完全オリジナルストーリー。
映画原案に参加した謎の人気作家Mが小説版を書き下ろし。
スクリーンでは見られないLの言葉、Lの想いがここに!

-----感想-----
ものすごく、心にくる一冊でした。
クールなLが初めて見せる熱い姿。
普段のLからは考えられないような、人間味溢れる行動。
もちろん、物語の最初のほうは普段どおりのクールなLなのですが、物語が進むにつれて、徐々にLの心に変化が訪れます。

この小説は、映画『デスノート the Last name』の後の、Lに残された23日間を描いたものです。
私は映画は見なかったのですが、映画の結末は知っています。
原作のマンガでは夜神月(やがみらいと)がLに勝つのですが、映画ではLが勝ちました。
しかしL自身も文字どおり命を懸けていたため、Lに残された寿命は23日間になってしまいました。

小説には映画を見ていない人でも楽しめるように配慮がしてあって、私もすんなりと読み進めることができました。
所々に原作マンガのネタを使っていて、「ここであのネタを使うのか」と感心したりもしました☆

この小説で起きる事件は、原作にはない完全オリジナルのものです。
「ブルーシップ」と呼ばれる謎の組織が、「理想の世界」を作るために動き出します。
彼らの恐ろしい計画は、まるでキラのような考え方でした。
人類が受ける被害はキラ以上にひどいものです。
Lは、この組織と対決すべく動きだしますが、展開が二転三転してなかなか先が読めませんでした。
本当に展開は目まぐるしく変わったと思います。
ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、味方と思っていたものが敵になったりして、ハラハラする展開が多かったです。
この辺り、著者のMさんは上手いなと思います。
それにしてもMっていったい誰なのでしょうね。。。

Lの甘党ぶりも健在でした。
今回は、コーヒーより砂糖の量のほうが多い「砂糖のコーヒー和え」などが出てきます(笑)
それって飲み物ではないような気がしますね。

そして、今回も登場する「ワイミーズハウス」。
意外な登場の仕方をするのでビックリでした。
「ロサンゼルスBB連続殺人事件」のときよりビックリしたかも知れません。
本当にあの展開にはビックリでした。

では、この「L change the WorLd」で、印象に残った台詞を以下にご紹介します。

「これが、デスノートに記される最後の名前です」

「ここは幸い、『レベル4』の実験施設です」

「L……、世界一の名探偵なんて言われているけれど、組織という後ろ楯を失ったら、一体あなたに何ができるかしら?」

「ありがとうございます。これで私も安心して……」

「月君……、痛いです。とても……痛いです。心が……」

「ワタリ、この世界でもう少しだけ生きてみたくなりました」

「L、チェックメイト、です」

今回は本当に、Lのための物語だったなと思います。
クライマックスでは思わず涙ぐんでしまいました。
Lが世界一の探偵だと改めて認識させられました。
デスノートファン必見の一冊です。
興味を持たれた方、ぜひ読んでみてください☆

※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。

お雑煮

2008-01-02 15:31:07 | ウェブ日記
実家のお雑煮です♪
母の味ですね(^-^)
豆腐、人参、大根、里芋、しいたけ、鶏肉などが入っています。
毎年お正月は、これを食べるのが楽しみです。
みなさんの家にも、自慢のお雑煮があると思います。
薄味、濃い味、いろいろなお雑煮がありますよね。
私の家は醤油味のさっぱり系です。
野菜たっぷりなので栄養のバランスが取れるのが良いなと思います。
お正月を代表する食べ物、それがお雑煮だと思います。
早いもので、お雑煮を食べられるのも明日で最後です。
あと一日、お雑煮を満喫したいと思います。
餅の食べ過ぎで太らないように気を付けなければ。。。